What's New

テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」を開催します
2022年10月06日
作品3.png

 大阪市立自然史博物館では、2022年10月25日(火)から12月11日(日)まで、テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」を開催します。 関連イベントとして開催記念シンポジウム「自然史博物館で絵画を展示すること」、「ギャラリートーク in ナイトミュージアム」を実施します。

 本テーマ展示は、当館第2展示室をモチーフにした絵画を、そのモチーフとなった展示室内で鑑賞するという、これまでに例を見ない画期的な展示です。美術作品を自然史博物館で鑑賞することは、自然史博物館が旧来の自然史科学にだけでなく、多様なニーズに対応すること、多様な体験を提供することにつながります。また、展示室と美術作品というコンテンツの組み合わせは、これまで自然史博物館を訪れたことがある人にも新たな博物館体験を提供することができるでしょう。
 今回作品を展示する田中秀介氏は、和歌山出身で大阪に学び、現在も大阪市阿倍野区に在住して創作活動をおこなわれています。2019年に当館の第2展示室をモチーフとした大作を描かれ、和歌山県立近代美術館での展覧会「なつやすみの美術館10 あまたの先日ひしめいて今日」に出品されたことが、本展示のきっかけとなりました。この作品では、資料についての精緻な描写よりも、展示を見る子どもの驚きと感動そのものが中心に描き出されており、それが当館の「場」としての魅力を発見させてくれるものだったからです。今回は、田中氏が本展示のために、当館第2展示室の様子をモチーフに新たに制作した200号の大作12枚9点を展示します。美術館やギャラリーではなく、自然史博物館という枠組みで行う展示は、美術の作品発表としても新たな試みです。

本展示は、文化庁令和3年度補正予算事業「ARTS for the future! 2」の支援を受けて開催します。


<開催概要>
●名称
テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」
●主催
大阪市立自然史博物館
●会期
2022年10月25日(火)〜12月11日(日)
●開館時間
午前9時30分〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
※10月中は午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)となります
●休館日
月曜日
●会場
大阪市立自然史博物館 本館1階 第2展示室
●観覧料
常設展の入館料(大人300円、高大生200円)でご覧いただけます。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。

<関連イベント>
詳細につきましてはイベントページをご覧ください。(イベントのタイトルをクリックすると各ページへ移動します)

●11月27日(日)
【テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」開催記念シンポジウム】「自然史博物館で絵画を展示すること」

●10月28日(金)
【テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」ギャラリートーク】「ギャラリートーク in ナイトミュージアム」

●11月11日(金)
【テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」ギャラリートーク】「ギャラリートーク in ナイトミュージアム」

●12月2日(金) 【テーマ展示「田中秀介展:絵をくぐる大阪市立自然史博物館」ギャラリートーク】「ギャラリートーク in ナイトミュージアム」


◆プレスリリースはこちら


「田中秀介展」_プロフィール.png



<主な作品>

作品_一端の星.jpg
《一端の星》 2022 油彩、キャンバス 259×194 cm 作家蔵
© Shusuke Tanaka Courtesy of the artist


作品_やぐら.jpg
《やぐら》 2022 油彩、キャンバス 259×194cm 作家蔵
© Shusuke Tanaka Courtesy of the artist


作品_せり出す異様と拠り所 .jpg
《せり出す異様と拠り所》 2022 油彩、キャンバス 259×388cm 作家蔵
© Shusuke Tanaka Courtesy of the artist

第22回「こどものためのジオ・カーニバル」を開催します
2022年10月03日

ジオカーニバルチラシ.jpg


 大阪市立自然史博物館では、2022年11月5日(土)・6日(日)に、第22回「こどものためのジオ・カーニバル」を開催いたします。
 「こどものためのジオ・カーニバル」は、天文、気象、化石、鉱物、地層、防災など、地学に特化したこども向け体験型科学イベントです。
 今回は、新型コロナウイルス感染症の流行が完全には収束していないため、事前申込制(申込締め切り:10月20日(木))です。公式サイト(http://www.geoca.org/)からお申し込み下さい。
イベントの詳細については、チラシ裏面をご覧ください。


名 称:「第22回 こどものためのジオ・カーニバル」
日 時:2022年11月5日(土)~6日(日)9:30~16:30(入場は16:00)
会 場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
参 加 費:無料(大阪市立自然史博物館本館に入館する場合は別途入館料が必要)
申込み:必要。公式サイト(http://www.geoca.org/)からお申し込み下さい。
申込み締切日:10月20日(木)
主 催:こどものためのジオ・カーニバル企画委員会
共 催:日本応用地質学会関西支部・大阪市立自然史博物館
協 力:大阪市立科学館

今回は参加に事前のお申込みが必要です。定員・時間枠・申し込み方法等、イベントの詳細については、公式サイトにてご確認ください。

「こどものためのジオ・カーニバル」公式サイト
http://www.geoca.org/


チラシPDFはこちら

「博学連携ワークショップ2022 第3回 学芸員の研究活動から学習指導要領を考える」を開催します
2022年09月30日

 博物館と学校連携については、これまでもさまざまな連携事例が報告されてきましたが、さらに連携の質を高めていくためには、学校と博物館双方のさらなる理解が必要です。2022年度は、学校と博物館の理解を深めるために、1回だけの企画でなく、継続的に意見交換を行い、博学連携について考える場として「博学連携ワークショップ」を実施しています。

 ワークショップのテーマは、「学習指導要領」の重要な視点である「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」「社会に開かれた教育課程」「主体的・対話的で深い学び」の実現です。これを実現するための博物館と学校が協働で実践できる教育とは、どんなものでしょう。

 さまざまな事実や観察から「問い」を見つけ、その解を見つけるために、研究方法を考え、実際に調査・研究する学芸員の活動は、もしかしたら、学習指導要領の重要な視点につながるかもしれません。

 第3回のテーマは、学芸員の研究活動です。学芸員がどんな研究活動をしているのかなど、学芸員にインタビューして、ポスター作りワークショップをします。児童・生徒のみなさんに学芸員の研究活動の何をどのように伝えるのか、一緒に考えてみませんか。

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等によって、行事内容を変更または中止する可能性があります。

第3回の内容
・開催日時 2022年10月29日(土)13:00~17:00

・会  場 大阪市立自然史博物館
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
(最寄駅)Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

・参加対象 学校教育関係者および博物館関係者

・定員 30名 ※先着順

・参加費 無料

・申込 10月26日(水)までに、申込みが必要です。学校名や博物館名等所属・名前を書いて電子メール(tm@mus-nh.city.osaka.jp )でお申込みください。大阪市立自然史博物館ホームページのイベントページからもお申込みできます。

・申込先・問合先
大阪市立自然史博物館 学校と博物館連携担当 
電話 06-6697-6221 メール tm@mus-nh.city.osaka.jp

・プログラム
13:00~13:30 博学連携ワークショップの趣旨説明
        博学連携ワークショップ第1回・第2回の振り返り
        第3回のワークショップの説明など

13:30~14:00 グループに分かれて、自己紹介。
        どんなことを学芸員に聞きたいか(インタビュー内容)、
        どんなことを児童・生徒に知らせたいなどを考える。

14:10~15:10 学芸員へのインタビュー、バックヤードツアーなど

15:20~16:20 学芸員の仕事(研究活動)の紹介ポスター作り

16:30~ 発表・振り返り・意見交換など

<博学連携ワークショップ2022のこれまでの記録とこれからの予定>
■第1回
2022年6月25日(土)13:00~
テーマ:博物館と学習指導要領、対話型鑑賞
博物館と学習指導要領に関する講演「連携する意義と学習指導要領」
対話型鑑賞の講演「「?→! ~ サイエンスとアートの境界 ~ 」と実践

■第2回
2022年8月3日(水)終日 教員のための博物館の日
テーマ:博物館での「問い」の見つけ方 講演と実践ワークショップ
博物館のワークシートについての講演と「博物館で問いを考える」ワークショップ
※教員のための博物館の日の一つのプログラムとして実施しました。

■第3回~第5回
テーマ:学芸員の仕事を伝える展示キット「ジュニア学芸員になる方法(仮称)」を作る。(数回実施 学芸員の仕事を知り、それを伝える展示キットの企画、評価など)
・第3回 2022年10月29日(土)今回 学芸員へのお仕事インタビューとポスター作りワークショップ※以降に進める展示キット開発のヒントにします。

・第4回 日程未定 展示キット「ジュニア学芸員になる方法」
※企画検討・途中段階の評価など、博学連携ワークショップでの進め方は検討中です。

・第5回 日程未定 展示キットのお披露目とシンポジウム

※「博学連携ワークショップ2022」は、JSPS科研費JP19K01151(研究課題名「新学習指導要領が目指す学びの実現を学校との協働で実践する博物館教育の研究」)を受けて実施します。

「『海のものがたり』発刊記念 海藻おしばワークショップ」開催のお知らせ
2022年09月23日

2022年10月9日(日)に、化学同人・海藻おしば協会主催の「『海のものがたり』発刊記念 海藻おしばワークショップ」が開催されます。
会場は、大阪市立自然史博物館です。
海藻の生態などを学びながら、カラフルな海藻で世界に1枚のポストカードを作ります。

日 時:2022年10月9日(日) 1回目(11:00~12:00)/2回目(14:00~15:00)
場 所:大阪市立自然史博物館 集会室
定 員:各回12組
対 象:どなたでも
参加費:ひとり1000円(おしばカード1枚を作成。小冊子やしおりのお土産付き)
    ペア割1500円(2名で参加。おしばカード2枚を作成。お土産は1セット)
    <親子や兄弟、お友達どうしで一緒にお申し込みください>
    <別途自然史博物館入館料が必要です>
主 催:株式会社 化学同人、海藻おしば協会
共 催:大阪市立自然史博物館

プログラムの流れ:
前半20分ほど 「海の森」についての紹介
後半40分ほど 実技(最初にやり方を説明したDVDを流します)

 
◆申し込み等詳細情報は、下記の申込フォームをご覧ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXIzst9f6XblDxlKYV0i7wqQqAHmwTUBJhvcArGgjom7Uomw/viewform

「大阪自然史フェスティバル2022」を開催します
2022年09月22日

 大阪市立自然史博物館では、「大阪自然史フェスティバル2022」を、関西文化の日である2022年11月19日(土)、11月20日(日)に開催します。
※開催当日は、関西文化の日のため入場無料です。(ただし植物園への入園は両日とも有料)

3_会場内の出展ブースの様子(玄関ポーチ).JPG
過去の開催の様子(写真は2019年以前に撮影したものです)

 「大阪自然史フェスティバル」は、100団体近い自然に関わるサークルや、地域の自然保護団体等が一堂に会して出展する文化祭です。また、自然に関連する博物館や企業も参加し、活動紹介やワークショップ等を通じて、市民のみなさんに大阪周辺の自然の現状や自然に関わる楽しさをお伝えします。
 このような趣旨のフェスティバルは、2003年から2019年の間はほぼ毎年この時期に開催しており、各回の来場者は1万人を超え、多くの方々に「自然の文化祭」として楽しんでいただいておりました。2020年、2021年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため開催を見送っておりましたが、今回は3年ぶりに開催することとなりました。


開催概要
●期間
2022年11月19日(土)、11月20日(日)
●会場
大阪市立自然史博物館 本館および博物館玄関前ポーチ、ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
●開催時間
9時30分から16時30分(ただし両日とも入館は16時まで)
●主催
大阪市立自然史博物館、認定特定非営利活動法人大阪自然史センター、関西自然保護機構
●協賛
協栄産業株式会社、株式会社ケンコー・トキナー、興和オプトロニクス株式会社、ハクバ写真産業株式会社
●協力
大阪市立自然史博物館友の会、公益社団法人大阪自然環境保全協会、谷口高司鳥絵工房、日本野鳥の会大阪支部
●開催内容
◆ブース展示(両日とも開催)
出展団体による活動紹介や標本などの展示、自然をテーマとした参加体験型の工作・ゲームコーナーなど。生き物をモチーフとした作品の販売ブースもあります。
◆ワークショップ(両日とも開催)
様々な自然観察・自然保護教育プログラムを実施します。受付は当日会場で行います。
◆世界の双眼鏡・望遠鏡の展示・販売(両日とも開催)
ケンコー、コーワ、スワロフスキー、ベルボンなど、各社の双眼鏡・望遠鏡が勢揃いします。

そのほか、講演会などさまざまなプログラムを行う予定です。
詳細はプレスリリースをご覧ください。

「大阪自然史フェスティバル2022」公式webサイト
http://www.omnh.net/npo/fes/2022

台風に関するお知らせ:臨時休館します(2022年9月19日)
2022年09月19日

台風14号の接近に伴い、12時57分現在、大阪市に「暴風警報」が発令されました。
そのため大阪市立自然史博物館は、閉館いたします。
隣接しています長居植物園も閉園いたします。

明日9月20日(火)は休館日です。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

台風接近時の対応について
2022年09月17日

気象庁(大阪管区気象台)発表の警報において、大阪市内に「特別警報」または「暴風警報」が発令された場合、臨時休館とします。
また、公共交通機関が計画運休を予定している場合も、臨時休館とする場合があります。

開館・休館の状況については、当館公式ホームページでお知らせいたします。

大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託の公募型プロポーザルの実施について ※参加申請は終了しました
2022年08月29日

大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託について、公募型プロポーザルを実施します。

詳細は、下記をご覧ください。

1 公募の概要
(1)業務名
   大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託

(2)業務内容
   別途提示する「大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託 仕様書」のとおり

2 募集要項等
  ・大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託募集要項(公募型プロポーザル) (PDF)

  ・別紙1 大阪市立自然史博物館大規模改修基本計画作成にかかる調査業務委託仕様書(PDF)

  ・(様式1)公募型プロポーザル参加申請書(word)

  ・(様式2)公募型プロポーザル参加申請にかかる誓約書(word)

  ・(様式3)業務実績調書(word)

  ・(様式4)使用印鑑届(excel)

  ・(様式5)理由書(word)

  ・(様式6)質問書(word)

  ・(様式7)企画提案書(word)

  ・(様式8)業務実績書(word)

  ・(様式9)業務実施体制図(word)

  ・(様式10)経費見積書(word)

  ・(様式11)辞退届(word)

  ・別紙2 業務委託契約書(経常型)(PDF)

3 問い合わせ
  大阪市立自然史博物館 総務課
  TEL:06-6697-6221  FAX:06-6697-6225
  E-mail:soumu@mus-nh.city.osaka.jp

※公募型プロポーザル参加申請は終了しました

大阪市立自然史博物館のアルバイト募集について(図書業務) ※受付は終了しました
2022年08月25日

大阪市立自然史博物館では、図書関係の業務を行うアルバイトを募集します。

採用予定者数:1名

契約期間:令和4年10月1日~令和5年3月31日

受付期間:令和4年9月7日(水)午後5時まで(必着)

詳細は、募集要項をご覧ください。

●アルバイト応募用 提出書類●

採用申込書(様式第1)PDF

採用申込書(様式第1)XLSX

エントリ―シート(様式第2)PDF

エントリ―シート(様式第2)DOCX

8月15日(月)臨時開館のお知らせ
2022年08月12日

大阪市立自然史博物館は、8月15日(月)は臨時開館し、8月21日(日)まで休まず開館いたします。
この日は隣接する長居植物園は休園のため入園できませんが、博物館本館の常設展、花と緑と自然の情報センター1階のミュージアムショップ、2階の特別展「大地のハンター展」はご観覧・ご利用いただけます。
(花と緑と自然の情報センター1階の植物園の園芸相談コーナーは利用できません)

長居植物園正門は閉鎖しておりますので、本館へお越しの際は「花と緑と自然の情報センター」からご入館ください。

◆館内案内図はこちら
(花と緑と自然の情報センター1階・改札から本館に入れます。)

◆特別展「大地のハンター展」の詳細はこちら

なお、8月の休館日は、8月22日(月)、29日(月)のみです。


カテゴリー

月別アーカイブ


月別アーカイブ一覧