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3月21日(月・祝)までの対面型行事中止のお知らせ
2022年03月03日

 大阪府におけるまん延防止等重点措置の期間が、3月21日(月・祝)まで延長されることになりました。
大阪市立自然史博物館は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を実施して開館します。
開催中の特別展「植物 地球を支える仲間たち」もご観覧いただけます(日時指定券の購入も可能です:https://plants.exhibit.jp/)。

 一方で、3月21日(月・祝)までの対面型行事は、感染拡大防止の観点から中止もしくは非対面形式に変更して実施します
 以降の行事についても、大阪府や国の要請をふまえて実施を判断していきますので、博物館のホームページなどをご確認いただきますようお願いいたします。


≪中止する行事≫
・3月12日(土)テーマ別自然観察会「花にくる鳥」
・3月20日(日)友の会行事「龍王山」
・3月21日(月・祝)友の会行事「春の磯で海藻を観察しよう」


≪オンライン行事に変更して実施する行事≫
・3月12日(土)ジオラボ(3月)「地形図から過去の災害を探す」
※参加申し込み期間は終了しています


≪ネット配信行事≫
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)でライブ配信します。チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。

・3月6日(日)【ネット配信】特別行事「地域自然誌と保全研究大会2022」
・3月19日(土)【ネット配信】自然史オープンセミナー(3月)
        「鯨類化石 最近の話題」 見逃し配信:4月9日(土)まで


≪特別展「植物 地球を支える仲間たち」関連の配信動画≫
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)で、会期末の4月3日(日)まで見逃し配信を行っています。特別展と合わせてお楽しみいただければ幸いです。

・【ネット配信】自然史オープンセミナー(12月)「大阪の植物 最近の話題」
講師:横川昌史(植大阪市立自然史博物館)
・【ネット配信】菌類学セミナー「植物と菌類の悩ましい関係」
講師:田中 栄爾(石川県立大学)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
・【ネット配信】特別展「植物 地球を支える仲間たち」講演会「奇妙な植物はどうして進化したか」
講師:長谷部光泰(基礎生物学研究所)


≪テーマ展示「岸川椿蔵書」関連の配信動画≫
このテーマ展示は、3月12日(土)~4月3日(日)まで自然史博物館本館において開催予定です。

・アングラ収蔵庫トーク#10「岸川椿蔵書」
 大阪市立自然史博物館の地下の収蔵庫に眠る標本資料を取り出してきて、担当の学芸員が解説する「アングラ収蔵庫トーク」シリーズの最新版です。植物研究室の佐久間大輔学芸員が、故岸川慎一郎氏が収集したツバキ関連文献「岸川椿蔵書」について解説し、他の学芸員らの質問に答えます。

3月からの開館時間について
2022年03月03日

 大阪市立自然史博物館の3月からの開館時間は、9:30~17:00です。
最終入館は、16:30までです。
11月~2月の開館時間(9:30~16:30)よりも、30分長く開館しています。

 特別展「植物 地球を支える仲間たち」も、17:00までご覧いただけますので、
どうぞよろしくお願いします。


特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を開催します
2022年02月22日

 大阪市立自然史博物館では、令和4年4月29日(金・祝)から6月19日(日)まで、第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を開催します。

 日本では、250種を超える鳥の繁殖が確認されています。大阪府で繁殖記録のある種だけでも100種を超えます。つまり、それと同じだけの種類の巣と卵があります。
 本特別展では、日本一の鳥の巣コレクターである小海途銀次郎(こがいとぎんじろう)氏が60年にわたって集めた鳥の巣168種427点すべてを展示します。あわせて、それぞれの鳥の卵も並べて、日本の鳥の巣と卵の多様性や日本で繁殖する鳥と、その変遷についても紹介します。


■名 称
特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」

■主 催
大阪市立自然史博物館

■会 期
令和4年4月29日(金・祝)~6月19日(日)
※開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日
月曜日(ただし5月2日は開館)

■会 場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225
HP:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

■観覧料
大人500円、高校生・大学生 300円
期間内特別展フリーパス 大人1,000円、高校生・大学生600円
※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。

■後 援
大阪市教育委員会





■主な展示


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巨大なクマタカの巣(約115×95cm)

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カワガラスの巣

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片方が尖ったウミガラスの卵

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とても小さなエナガの卵




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3月6日(日)までの対面型行事中止のお知らせ
2022年02月19日

大阪府におけるまん延防止等重点措置の期間が、3月6日(日)まで延長されることになりました。大阪市立自然史博物館は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を実施して開館します。開催中の特別展「植物 地球を支える仲間たち」もご観覧いただけます(日時指定券の購入も可能です:https://plants.exhibit.jp/)。
一方で、3月6日(日)までの対面型行事は、感染防止の観点から中止します。以降の行事についても、大阪府や国の要請をふまえて実施を判断していきますので、博物館のホームページなどをご確認いただきますようお願いいたします。
 
 
《中止する行事》
・2月26日(土)テーマ別自然観察会「冬の羽根ひろい」
・3月5日(土)長居植物園案内(3月)
 
  
《ネット配信行事》
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)でネット配信します。チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。見逃し配信も行う予定です。

・2月19日(土) 【ネット配信】自然史オープンセミナー(2月)
「アンモナイトについてわかってきたこと」 見逃し配信:3月5日(土)まで

・2月27日(日) 【ネット配信】出張!自然史博物館 動画版
「えほんでたのしむ 鳥の巣とたまご」 見逃し配信:3月31日(木)まで

・3月6日(日) 【ネット配信】特別行事「地域自然誌と保全研究大会2022」
 
  
《特別展「植物 地球を支える仲間たち」関連の配信動画》
 大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)で、会期末の4月3日(日)まで見逃し配信を行っています。特別展と合わせてお楽しみいただければ幸いです。

・【ネット配信】自然史オープンセミナー(12月)「大阪の植物 最近の話題」
講師:横川昌史(大阪市立自然史博物館)

・【ネット配信】菌類学セミナー「植物と菌類の悩ましい関係」
講師:田中 栄爾(石川県立大学)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

・【ネット配信】特別展「植物 地球を支える仲間たち」講演会「奇妙な植物はどうして進化したか」
講師:長谷部光泰(基礎生物学研究所)

テーマ展示「岸川椿蔵書」を開催します
2022年02月18日

 2020年にコロナ禍により公開を中止した「岸川椿蔵書」の一部を特別展「植物 地球を支える仲間たち」に合わせ大阪市立自然史博物館本館ナウマンホール・2階イベントスペース内にて展示いたします。

 故・岸川慎一郎氏(1930-2020)は東大阪市で開業医を営む傍ら、椿を専門に園芸種の維持と収集、文献による和洋の古典品種の探求に情熱を捧げてこられました。昭和42年頃から半世紀を超えた収集活動は一時は600品種を超えるほどだったそうです。これらの品種は現在、都市緑化植物園(服部緑地)などに寄贈されております。
 「岸川椿蔵書」は、植物学、園芸学そして本草学上の貴重文献を含む、古典椿研究において大変重要なコレクションです。このコレクションは、岸川氏による古典椿品種の研究、そして多くの貴重本復刻の原典に当たり、2014年に当館に寄贈され、2018年の伝統園芸研究会などの機会に展示してきました。2020国際ツバキ会議五島大会のポストコングレスツアーに合わせ、展示を予定していましたが、コロナ禍により叶わず、今回特別展「植物〜地球を支える仲間たち」に合わせ、再び展示します。


■開催概要
○会  期:令和4年3月12日(土)〜4月3日(日)

○開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

○休 館 日:月曜日(ただし、3月21日、28日は開館)、3月22日(火)

○場  所:大阪市立自然史博物館 本館2階 イベントスペース

○観 覧 料:常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※特別展 「植物」 のチケットで本館常設展(当日限り)も合わせて観覧いただけます。


■展示内容
①岸川椿蔵書の紹介
 コレクションの全体像と特徴を紹介します。

②17〜18世紀の日本の椿園芸
 水野忠暁『草木錦葉集』、岡部頼母(ともも)『百種椿之記』、『小色紙椿絵』、『椿花譜・絵巻』、『椿花貼合屏風』など岸川椿蔵書の重要資料、名品を展示します。
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③ヨーロッパに紹介された日本のツバキ・サザンカ
 18世紀、ヨーロッパ人は世界をめぐり、植物学者は次々に学名を付けて記載していきました。ついには、鎖国下の日本にも訪れたのです。エンゲルベルト・ケンペルが『廻国奇観』に記載したツバキCamellia japonica L.、 カール・ペーテル・ツュンベリーが『日本植物誌』に記載したサザンカCamellia sasanqua Thunb.を貴重な原典で展示します。
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④欧州のツバキ園芸とボタニカル アート
 ヨーロッパに導入されたツバキはエキゾチックな南国の植物として、もてはやされ、様々な新品種が次々と生み出され、園芸界には華麗なボタニカルアートにより紹介されます。古典園芸書と、アンブローズ・ベルシャフトの作品やサミュエル・カーティスのモノグラフ、『カーティス・ボタニカル・マガジン』の図譜などで紹介します。
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友の会総会2022公開講演会「日本におけるジョン・トーマス・ギュ-リック」見逃し配信中!
2022年02月06日

1月30日の博物館友の会総会で行われた以下の公開講演会について、演者の方の了解を得て2月末まで見逃し配信をしています。ライブでご覧になれなかった方はぜひご利用ください。

【演題】
日本におけるジョン・トーマス・ギューリック
講師:カロモン・ポール(ドレクセル大学フィラデルフィア自然科学アカデミー 軟体動物・無脊椎動物コレクションマネージャー)

【接続方法】
YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして「友の会総会2022 公開講演会」という番組をクリックしてください。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに「友の会総会2022」を入れるなどして検索してください。

【要旨】
ジョン・トーマス・ギューリック(1832-1923)はカタツムリを材料とした進化学の先駆的な研究で世界的によく知られていますが、彼は日本とも関わりがあり、2度目の日本滞在中の14年間(1875~99年)、ギューリックは日本のアマチュア科学の奨励でも大きな役割を果たしました。日本の近代貝類学の起点である平瀬與一郎の「平瀬貝類博物館」と「介類雑誌」、そして貝類学に生涯を捧げた研究者としての黒田徳米など、これらはすべて京都のキリスト教社会にいたギューリックとその同期の宣教師の影響から生まれたもので、1894~97年のことでした。ギューリックの離日後の20年間に貝類学者ヘンリー・A・ピルスブリーらが果たした1000種以上の日本産貝類の新種記載も、言うまでもなくその流れにあります。
この講演では、ギューリックによるアマチュア自然科学の奨励と、同時期に来日したエドワード・S・モースとその後継者による帝国大学での公教育とを比較・対照し、大陸や海を越えた社会的なネットワークが自然科学に与えた影響について考察します。

John Thomas Gulick in Japan
Though best known in the international scientific community for his pioneering work on the evolution of land snails, J. T. Gulick also played a major role in encouraging amateur science in Japan during the fourteen years of his second stay there (1875-1899). Yoichiro Hirase's Conchological Museum, the Conchological Magazine and the long scientific career of James Tokubei Kuroda - not to mention the description of more than a thousand Japanese mollusk species by H. A. Pilsbry and others between 1899 and 1920 - all stemmed from the influence of Gulick and his contemporaries in the Christian community in Kyoto during the key years 1894-7.
This talk compares and contrasts Gulick's encouragement of amateur natural science with the formal model taught by E. S. Morse and his successors at the Imperial University and considers the influence on natural science of social networks across continents and oceans.

特別展「植物」普及講演会を開催します
2022年01月26日

大阪市立自然史博物館で開催中の特別展「植物 地球を支える仲間たち」(4月3日〈日〉まで)のオンライン講演会を、2月13日(日)・20日(日)に開催します。
 
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【ネット配信】特別展「植物 地球を支える仲間たち」普及講演会
 
◆「奇妙な植物はどうして進化したか」長谷部光泰(基礎生物学研究所)
岡崎にある基礎生物学研究所で生物進化研究部門の教授を務める長谷部光泰さんに講演をいただきます。長谷部さんは今回の特別展で、とくに植物の「形」や「動き」とそれに関わる遺伝子発現について監修をされました。植物展の展示品(クックソニア バランデイ、キソウテンガイ、松ぼっくり、多肉植物、食虫植物)を中心にじっくりお話しいただきます。

開 催 日 : 2月13日(日)
時  間 : 午後1時~(質疑応答を含め90分程度)
行事形式 : インターネットによる配信行事
参 加 費 : 無料
申し込み : 申し込みは不要です

※詳細はこちら
 
 
◆「恐竜の見た森-植物の進化と古植物学-」寺田和雄(福井県立恐竜博物館)
恐竜たちはどんな植物を見ていたんでしょうか?恐竜時代の植物を紹介しながら、地球を支える植物たちがどのように進化してきたかをわかりやすく解説します。

開 催 日 : 2月20日(日)
時  間 : 午後1時30分~3時30分
行事形式 : インターネットによる配信行事
参 加 費 : 無料
申し込み : 申し込みが必要です
      ※申し込みされた方にYouTubeライブ配信のURLをお送りします
締 切 日 : 2月18日(金)

※申し込み・詳細はこちら

2月20日(日)までの対面型行事中止のお知らせ
2022年01月26日

大阪府において、まん延防止等重点措置が1月27日(木)から適用されます。また1月24日(月)からは、大阪府における独自基準「大阪モデル」に基づく最も警戒度の高い赤信号が点灯されています。
大阪市立自然史博物館は、期間中もアルコールによる消毒や来館者の方の体温測定など新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を実施して開館しますが、2月20日(日)までの対面型行事については、感染防止の観点から中止します。それ以降の対面型行事の実施については博物館のホームページなどをご確認いただきますようお願いします。

なお、2月19日(土)、20日(日)の子どもワークショップについては実施方法を検討中です。


【中止する行事】
・1月29日(土) テーマ別自然観察会「公園の冬鳥」
・2月5日(土)  長居植物園案内(2月)
・2月6日(日)  室内実習「解剖で学ぶイカの体のつくり」
         ジュニア自然史クラブ「琵琶湖の水鳥観察」
・2月11日(金・祝)~13日(日) 友の会限定!博物館裏側まるごとツアー 
・2月12日(土) ジオラボ(2月)「いろいろな保存状態の植物化石を観察してみよう」
・2月20日(日) 友の会行事「鶴見緑地」


【オンライン行事】
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)でライブ配信します。チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。行事によっては見逃し配信も行う予定です。
・1月30日(日) 【ネット配信】友の会講演会・総会
・2月6日(日)  【ネット配信】視聴覚障害者展示見学支援シンポジウム
・2月13日(日) 【ネット配信】特別展『植物』普及講演会「奇妙な植物はどうして進化したか」
・2月19日(土) 【ネット配信】自然史オープンセミナー(2月)
         「アンモナイトについてわかってきたこと」 
         ※博物館講堂での聴講は中止し、オンライン配信のみとなります
 
 
【参加申し込みが必要なオンライン行事】
参加申し込みされた方全員に返信メールでYouTubeライブ配信のURLをお送りします。当日はメールに記載されたURLから動画にアクセスして下さい。開始時間になれば始まります。
・2月20日(日) 【ネット配信】特別展『植物』普及講演会
         「恐竜の見た森−植物の進化と古植物学−」

視覚障害者展示見学支援シンポジウム 「開かれた博物館へ:視覚障害者の方とともに楽しむ」のご案内
2022年01月16日

自然史博物館では2月6日にオンライン・シンポジウム「開かれた博物館へ:視覚障害者の方とともに楽しむ」を開催します。博物館関係者、ユニバーサルなまちづくりに興味のある方のご視聴を歓迎します。
 
  
開催趣旨:博物館施設は展示品の多くが展示ケースの中に収められていることが多く、利用の際には視覚に依存せざるを得ないため、視覚障害者にとって利用しづらい施設となっています。大阪市立自然史博物館では、令和2年度から、文化庁補助金事業や笹川科学研究助成により、さわれる展示の解説パネルの見直し、点字と大きな文字による展示見学ガイドブックの改訂、施設やさわれる展示へのアクセスについてのコンサルティングを受けるなどの取り組みに着手してきました。本シンポジウムでは、視覚障害者の展示見学や学びについての先進的な取り組みを行ってきた方や、視覚障害者の情報取得方法についての知見を持つ方に事例紹介をしていただきます。ディスカッションを通じて、視覚障害者の施設利用や展示見学、普及教育イベント参加のために、博物館として必要な支援の方向性を探りたいと思います。
 
 
1.開催日時:2022年2月6日(日)午後1時~4時
 
2.開催方法:オンライン(YouTube大阪市立自然史博物館チャンネルでライブ配信します)
 
3.主催:大阪市立自然史博物館
 
4.プログラム:
 13:00~13:20 導入・自然史博物館の取り組みの紹介 石井 陽子(大阪市立自然史博物館)
 13:20~14:05 事例紹介1「“難しい”の先にみえるもの」
         安曽 潤子 氏(インクルーシブミュージアム 代表)
 14:05~14:35 事例紹介2「さわれるレプリカとさわって読む図録-博物館展示のユニバーサル
         デザイン-」大河内智之 氏(和歌山県立博物館 主任学芸員)
 14:35~15:05 事例紹介3「デジタルデバイスと人間工学の知見を活用した博物館における
         視覚障害者への情報提示の可能性」
         永井正太郎 氏(広島修道大学 人間環境学部 助教)
 15:05~15:20 休憩15分間・質問受け付け
 15:20~16:00 パネル・ディスカッション (司会 佐久間大輔:大阪市立自然史博物館)

 
5.参加方法:申込み不要。YouTube「大阪市立自然史博物館」チャンネル (https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組を選択してください。定刻で開始します。チャットでの質問には、Googleアカウントが必要です。2月20日まで見逃し配信でも視聴いただけます。
 
6.参加費:無料
※本イベントは「令和3年度 文化庁 地域と共働した博物館創造活動支援事業」として実施します。

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いよいよ開幕!特別展「植物 地球を支える仲間たち」の音声ガイド・関連イベント等の最新情報を更新しました
2022年01月07日

大阪市立自然史博物館では、2022年 1月14日(金)より4月3日(日)まで、最先端の科学研究によって明らかになった、我々の想像を超えるアクティブな植物の生態を紐解いていく特別展「植物 地球を支える仲間たち」を開催いたします。音声ガイドならびに関連イベントの情報などについてご紹介します。

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 本展は、植物愛好家に大人気の食虫植物や多肉植物をはじめ、植物を総合的に紹介するこれまでにない大規模な展覧会です。標本、実寸大・拡大模型、映像、光合成の仕組みを楽しく学べるインスタレーション展示「光合成FACTORY(ファクトリー)」などを活用し、世界初公開である最古の植物化石も展示され、大昔から現代にいたるまでの植物の驚きの生存戦略や魅力に迫ります。
 そして、今回の音声ガイドメインナビゲーターは、NHK Eテレ「趣味の園芸」などに出演し、芸能界屈指の植物好きの一面をもつ俳優の滝藤賢一さんが担当します。本展の音声ガイドで滝藤さんとペアを組み、植物が大好きな女の子・ミドリン役を務めるのは、声優の鬼頭明里さんです。

開催概要

◇名称
特別展「植物 地球を支える仲間たち」

◇会期
2022年1月14 日(金)~ 4月3日(日)

◇開館時間
9:30 ~16:30(入場は16:00まで)※2022年1月14 日(金)~2月27日(日)
9:30 ~17:00(入場は16:30まで)※2022年3月1日(火)より


◇休館日
月曜日(ただし、3月21日、28日は開館)、3月22日(火)

◇会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)

◇入場料
当日券:大人1,500円、高大生800円、小中生500円
前売券:大人1,300円、高大生600円、小中生300円
※未就学児、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
※上記特別展入場料で、自然史博物館常設展(当日限り)も入場可能
※20名以上の団体は前売料金で販売
※前売券は2021年12月1日(水)から2022年1月13日(木)までローソンチケットで販売
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等によって、行事内容を変更または中止する場合があります。

≪日時指定について≫
本展は、新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、事前日時指定を導入しますので、ご来館前にお求めください。 混雑緩和のため、入館時間は1時間ごとに区切り、その時間枠内にご入場いただきます。
予約不要の「当日券」を会場にてご用意しますが、混雑状況によっては、購入・入館をお待ちいただく場合がありますので、「日時指定券」の事前購入を推奨いたします。
※「日時指定券」は、2021年12月1日(水)10時から、ローソンチケット 〔Lコード:57771(1/14~2/27)/57772(3/1~4/3)〕でのみ取扱い、ローソンおよびミニストップ各店舗、インターネットで、ご観覧前日(23時59分)までお求めいただけます。 購入後の日時変更および払い戻しはできませんので、あらかじめご了承ください。

◇主催
大阪市立自然史博物館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、朝日新聞社

◇後援
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会

◇協賛
DNP大日本印刷、ハウス食品グループ

◇特別協力
国立科学博物館

◇協力
基礎生物学研究所、日本育種学会、日本光合成学会、日本植物園協会、日本植物学会、日本植物生理学会、日本植物バイオテクノロジー学会、日本植物分類学会

◇お問合せ
06 -4301-7285 (大阪市総合コールセンター なにわコール)

◇公式サイト
https://plants.exhibit.jp/

◇マスコミの皆さまへ
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