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博学連携ワークショップ2022 ~博物館×学校×学習指導要領~の開催について
2022年06月03日

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 博物館と学校連携については、これまでもさまざまな連携事例が報告されてきましたが、さらに連携の質を高めていくためには、学校と博物館双方のさらなる理解が必要です。
学校と博物館の理解を深めるために、1回だけの企画でなく、継続的に意見交換を行い、博学連携について考える場として「博学連携ワークショップ」を実施します。
博学連携ワークショップはこれから1年間に数回実施します。

 ワークショップのテーマは、「学習指導要領」の重要な視点である「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」「社会に開かれた教育課程」「主体的・対話的で深い学び」の実現です。
これを実現するための博物館と学校が協働で実践できる教育とは、どんなものでしょう。
さまざまな事実や観察から「問い」を見つけ、その解を見つけるために、研究方法を考え、実際に調査・研究する学芸員の活動は、もしかしたら、学習指導要領の重要な視点につながるかもしれません。
ワークショップを通して、博学連携について、一緒に考えてみませんか。
初回は、2022年6月25日(土)に開催します。
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博学連携ワークショップ2022 第1回

・開催日時 2022年6月25日(土)13:00~16:15

・会  場 大阪市立自然史博物館
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
(最寄駅)Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

・参加対象 学校教育関係者および博物館関係者

・定員 30名 ※申し込み多数の場合は、抽選となります。

・参加費 無料

・申込 6月17日(金)までに、申込みが必要です。学校名や博物館名等所属・名前を書いて電子メール(tm@mus-nh.city.osaka.jp)でお申込みください。
大阪市立自然史博物館ホームページのイベントページからもお申込みできます。

・申込先・問合先
大阪市立自然史博物館 学校と博物館連携担当 
・電話 06-6697-6221 メール tm@mus-nh.city.osaka.jp

・プログラム
13:00~13:10 博学連携ワークショップの趣旨説明など

13:10~14:00 博物館と学習指導要領に関する講演 「連携する意義と学習指導要領」
美濃加茂市民ミュージアム 館長 可児光生氏

14:10~14:50 対話型鑑賞に関する講演 「?→! ~ サイエンスとアートの境界 ~ 」
15:00~15:50 大阪市立自然史博物館の資料を使って対話型鑑賞の体験
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 研究員
春日美由紀氏

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15:50~16:15 振り返り・意見交換など

※対話型鑑賞とは・・・「みる・考える・話す・聴く」の4つを基本に、鑑賞者同士のコミュニケーションを通して、美術作品を読み解いていく鑑賞方法。学校現場では、美術にとどまらず、さまざまな教科で対話型鑑賞による実践が広がってきています。

・主催 大阪市立自然史博物館、特定非営利活動法人 西日本自然史系博物館ネットワーク

・そのほか 新型コロナウイルス感染拡大状況により、Zoomを利用したオンラインでの開催となる場合があります。

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「博学連携ワークショップ2022」2回目以降の内容と日程予定

※テーマや回数は変更する場合があります。
※すべてのワークショップへの参加は必須ではありませんが、できれば複数回参加いただきたいです。

■第2回
2022年8月3日(水)終日 教員のための博物館の日
テーマ:博物館での「問い」の見つけ方 講演と実践ワークショップ
(博物館のワークシートについての講演と「博物館で問いを考える」ワークショップ)
※教員のための博物館の日の一つのプログラムとして実施します。

■第3回~第5回
日程未定
テーマ:学芸員の仕事を伝える展示キット「ジュニア学芸員になる方法(仮称)」を作る。
(数回実施 学芸員の仕事を知り、それを伝える展示キットの企画、評価など)
10月 第3回 学芸員へのお仕事インタビューとポスター作りワークショップ
1月 第4回 展示キット「ジュニア学芸員になる方法」
※企画検討・途中段階の評価など、博学連携ワークショップでの進め方は検討中です。
3月 第5回 展示キットのお披露目とシンポジウム

※「博学連携ワークショップ2022」は、JSPS科研費JP19K01151(研究課題名「新学習指導要領が目指す学びの実現を学校との協働で実践する博物館教育の研究」)を受けて実施します。


コクテンシャコ、国内から1世紀ぶりの発見
2022年06月01日

 琉球大学理工学研究科の中島広喜氏(博士後期課程1年)と、当館の有山啓之外来研究員が、国内から約1世紀ぶりにコクテンシャコを発見し、国際科学誌「Plankton and Benthos Research」に公表しました。

研究内容

 シャコ類は世界から約500種が知られている甲殻類です。主に熱帯から亜寒帯の浅海域にかけて分布しており、岩やサンゴなどの隙間や、海底に掘った巣穴に生息しています。強大に発達した第2顎脚(捕脚)がシャコ類の特徴で、この捕脚を高速で繰り出し、餌の貝などを割ることができる種や、魚類などを捕らえることができる種などが知られます。国内では食用種となる「シャコ」1種が有名ですが、実際は70種以上のシャコ類が日本から報告されています。

 コクテンシャコCloridopsis scorpioは全長10 cmほどになるシャコ科の1種で、第5胸節側突起に黒斑を有していることが非常に特徴的な種です。インド、シンガポール、ベトナムから中国などにかけて広く分布しており、泥質の干潟から水深20 m程度の環境に生息しています。

 国内からはBalss (1910) により岡山県から、Komai (1914) やKomai (1927) により瀬戸内海や三重県、神奈川県や東京都などから記録されていました。しかしそれ以降、コクテンシャコは国内からまったく記録されてきませんでした。確認した限り、これまでの日本産コクテンシャコ標本で最も新しいものは、東京都で1915年に採集されたものでした。つまり、それ以降の100年以上に渡り、コクテンシャコは国内から確認されてこなかったのです。

 本研究では広島県と岡山県の数地点の干潟で採集された標本の提供を受けたことをきっかけに、1914年以前に神奈川県で採集され国立科学博物館に保管されていた標本と、国外産の標本などを比較することで分類学的な検討を行いました。その結果、広島県や岡山県から新たに採集された標本もコクテンシャコであると同定できました。こうして、現在もコクテンシャコが国内に生息していることが再確認されました。

将来の展望

 本研究の調査期間、感染症流行の回避のため現地調査に赴くことを断念せざるを得ない状況が続いていたため、コクテンシャコの生息状況について詳細な調査はできていません。現時点では情報が少なく断言できませんが、干潟環境の悪化や減少を考慮すると、コクテンシャコは国内ではごく少数しか棲息しておらず、保全の必要がある種かもしれません。

 さらに、コクテンシャコが中国・台湾などに加え、今回の報告の様に瀬戸内海などに分布していることを考慮すると、それらの産地の間に位置している琉球列島にも、コクテンシャコが生息している可能性は十分に考えられます。こうしたことを念頭に、干潟をはじめとする環境におけるシャコ類の調査・研究を今後も進める方針です。

<論文情報>

(1)タイトル:Record of Cloridopsis scorpio (Latreille in Latreille, Le Peletier, Serville & Guérin, 1828) (Stomatopoda: Squillidae) from Japan: rediscovery after almost a century (日本から約1世紀ぶりに発見されたコクテンシャコの記録)

(2)雑誌名:Plankton and Benthos Research

(3)著者:Hiroki Nakajima (中島広喜)1, Hiroyuki Ariyama (有山啓之)2

(4)所属:1琉球大学理工学研究科、2大阪市立自然史博物館

(5)URL:https://doi.org/10.3800/pbr.17.185

詳細は琉球大学のプレスリリースをご覧ください。コクテンシャコの写真も掲載しています。
https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/34779/

特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」を開催します
2022年05月20日

大阪市立自然史博物館では、令和4年7月16日(土)から9月25日(日)まで、特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」を開催します。

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 陸に上がって4億年のうちに多様化したハンター(捕食者)。本展では、動物が生きていくために必要な営みである「捕食(捕らえて食べる)」に注目し、彼らの顎や歯、ハンティングテクニックなど、様々なハンターの起源と進化を紹介します。
 生態系におけるハンターの役割と重要性を解き明かし、ハンターが生きる自然の素晴らしさ、そして地球環境のこれからを考えます。
 国立科学博物館が誇る貴重なコレクションを中心に、大型のワニやヘビ、ネコ科の哺乳類、フクロウなどの鳥類、ハチなどの昆虫類をはじめとする多彩な標本展示で構成した科学展覧会の決定版です!



■名称
特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」

■会期
2022年7月16日(土)~9月25日(日)

■休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月1日・ 8 日・ 15 日は開館)

■開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

■会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23

■主催
大阪市立自然史博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪

■特別協力
国立科学博物館

■問い合わせ先
大阪市総合コールセンター(なにわコール) TEL:06-4301-7285 / FAX:06-6373-3302
受付時間:午前8時から午後9時(年中無休)

■観覧料
大人   1,800 円( 1,600 円)
高大生 1,500 円( 1,300 円)
小中生  700 円( 500 円)

※(  )は前売り料金
※未就学児は無料。
※高大生は要学生証。
※特別展入場料で、大阪市立自然史博物館常設展(当日限り)もご覧いただけます。
※障がい者手帳などをお持ちの方は無料(要証明書/介護者 1名を含む)

■公式サイト
https://www.tv-osaka.co.jp/event/huntersonland/

■マスコミの皆さまへ
プレスリリースはこちら

「アングラ収蔵庫トーク」の新作を自然史博物館のYouTubeチャンネルに公開しました
2022年05月19日

#13 鳥の巣コレクション.JPG

 
大阪市立自然史博物館では、ご自宅でも博物館を楽しんでいただけるコンテンツを配信しています。「アングラ収蔵庫トーク」は、2020年度から不定期に配信している動画シリーズで、現在までに12編公開しています。博物館の学芸員や館長が博物館の収蔵庫に眠る標本や資料を紹介し、それに対して博物館の職員+αが踏み込んだ質問を行っています。博物館のお宝である収蔵資料や学芸員のお仕事(標本・資料の収集・保管・研究活用など)に興味のある方は、是非一度ご視聴ください。

最新作では、現在開催中の第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」で展示されている鳥の巣標本について、動物研究室の学芸員が詳しく解説しています。
 

 
◆第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427」公式サイトはこちら→
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2022birdnest/index.html
 
◆YouTubeを使ったライブ配信行事 

○特別展普及講演会「何で作る?どこに作る?メジロにおける巣の工夫と子育て」
 講師:堀江 明香 氏(大阪市立自然史博物館・外来研究員)
 ※6月19日(日)まで見逃し配信

○自然史オープンセミナー「大阪で繁殖する鳥の移り変わり」
 5月21日(土)13:30~15:30 
 講師:和田 岳(大阪市立自然史博物館・学芸員)

○特別展普及講演会「全国鳥類繁殖分布調査でわかった日本のそして大阪の鳥の現状と変化」
 6月18日(土)13:30~15:30 
 講師:植田 睦之 氏(バードリサーチ代表)
 
 
◆特別展関連のYouTube動画

○日本の鳥の巣と卵427ショート解説動画その1~3
 (その1)https://www.youtube.com/watch?v=5AV7Uee5rJQ&list=PLfPtkyMkXjTfObhxoqJA_yyVx-OOhbSu7&index=1

 (その2)https://www.youtube.com/watch?v=lu2VZKWQm5g&list=PLfPtkyMkXjTfObhxoqJA_yyVx-OOhbSu7&index=3

 (その3)https://www.youtube.com/watch?v=ROElEOP6iLw&list=PLfPtkyMkXjTfObhxoqJA_yyVx-OOhbSu7&index=2
 
○日本の鳥の巣と卵427展会場を30秒でウォークスルー
https://www.youtube.com/watch?v=3yvuOiZIELE&list=PLfPtkyMkXjTfObhxoqJA_yyVx-OOhbSu7&index=4
 

「アングラ収蔵庫トーク」シリーズ
#01「長居公園の地下の地層」          解説:中条武司 学芸課長代理
#02「本郷次雄菌類図譜」            解説:佐久間大輔 学芸課長
#03「脈翅目昆虫」               解説:松本吏樹郎 主任学芸員
#04「リンネのサイン本」            解説:石田惣 主任学芸員
#05「大阪平野の地下の貝」           解説:中条武司 学芸課長代理
#06「大阪平野地下から見つかったクジラ化石」  解説:田中嘉寛 学芸員
#07「トカラ科学調査の魚類標本」        解説:松井彰子 学芸員
#08「日本一精密なメランジェのレプリカ」    解説:川端清司 館長
#09「図鑑の線画の元になった押し葉標本」    解説:横川昌史 学芸員
#10「岸川椿蔵書」               解説:佐久間大輔 学芸課長
#11「世界のチョウとガの紹介」(大きな標本編)  解説:長田庸平 学芸員
#12「世界のチョウとガの紹介」(個性的な標本編) 解説:長田庸平 学芸員
#13「小海途銀次郎 鳥の巣コレクション」       解説:和田岳 主任学芸員
  
◆「アングラ収蔵庫トーク」シリーズへのリンクはこちら→
https://www.youtube.com/watch?v=q5o2NO6Zqik&list=PLfPtkyMkXjTfqBGCkvjGmdM529X0mfmWK
つながらない場合は、YouTubeで動画名を検索することで見つかります。

キッズマップを見ながら鳥の巣と卵展をめぐりませんか?
2022年05月18日

好評開催中の特別展「日本の鳥の巣と卵427」。会場にはたくさんの展示物があって目移りしちゃうかもしれません。
そんな時には、会場に備え付けの「キッズマップ」をご活用ください。
 
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ダウンロード用のファイルも以下にご用意しました。団体での見学、遠足のしおり等にもご活用ください。
http://www.omnh.net/whatsnew/naka.pdf(4.28 MB)

特別展ホームページからもリンクしています。

特別展「日本の鳥の巣と卵427」をブログで紹介いただいています
2022年05月11日

日本の鳥の巣と卵427 ロゴ.jpg


大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールにて開催中の特別展「日本の鳥の巣と卵427」について、ブロガー招待にご応募いただいた皆様が記事を寄せてくださいました。ぜひご覧ください。
 
 
◆まんぼうのごとく
https://hashibirokourakuen.pre-guide.com/wp/soul-of-science/2022/05/03/%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e9%b3%a5%e3%81%ae%e5%b7%a3%e3%81%a8%e5%8d%b5427%e3%80%8d%e5%89%8d%e7%b7%a8/


◆長居公園ご案内
http://blog.livedoor.jp/nagaipark/archives/88120609.html


◆ぱたぱたぱた いっちゃんの育児&育自日記
http://icchan-non-yu.seesaa.net/article/487656245.html


◆浦野動物病院・浦野院長の世界
http://www.uranoahp.com/sutotamago/sutotamago.html


◆ねこぱんちの目指せプロ投資家~家を買う
https://ameblo.jp/mm-investor/entry-12739670227.html
 
 
 
特別展「日本の鳥の巣と卵427」は6月19日(日)まで開催しております。
休館日:月曜日

イベントなど詳細については特別展「日本の鳥の巣と卵427」HPにてご覧いただけます。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2022birdnest/

遠足シーズンの平日のご観覧について
2022年05月06日

現在、長居公園周辺は春の遠足シーズンとなっております。
6月初旬頃までの平日は、自然史博物館にもたくさんの遠足団体がご来館の予定です。

自然史博物館内では、安全に見学をしていただくことを最優先し、遠足団体様は、列を作って見学していただくなどいくつかのルールを守って見学していただいていますが、一般のお客様には展示をゆっくりご覧いただくことが難しくなってしまうかもしれません。

遠足団体様は昼過ぎ頃に博物館から帰途につくため、平日にゆったりとご覧いただける時間帯の目安としては、午後2時以降をおすすめしております。

第39回地球科学講演会 「地質の日」協賛行事 「北アルプス生成の謎 -マグマと短縮テクトニクスが作り出した北アルプス-」
2022年05月04日

2022年5月8日に地球科学講演会を開催いたします。
会場での聴講の申し込みは既に締め切りましたが、YouTube配信をご覧いただけます。

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 地球上に露出する第四紀花崗岩(かこうがん)5岩体のうち、北アルプス(飛騨山脈)には滝谷花崗閃緑岩と黒部川花崗岩の2岩体があります。1990年当時、地球上に第四紀花崗岩が露出しているとは誰も考えていませんでした。厚さ3kmほどの岩盤が侵食され露出するまでには500万年程度はかかると信じられていたためです。第四紀花崗岩がなぜ北アルプスにあるのでしょう?同時代に大噴火を起こしていた巨大カルデラ火山の復元とともに、北アルプスの生い立ちの謎に迫ります。

日時:5月8日(日)午後3時~4時30分
場所:大阪市立自然史博物館 本館 講堂(YouTubeを使った同時配信も行います)
講師:原山 智 氏(信州大学名誉教授・同理学部特任教授)


配信方法:YouTubeを使った配信を予定しています。インターネット環境に接続することができるパソコン、スマホなどがあれば、ソフトなどをダウンロードする必要はありません。ネット接続できるパソコン・スマホは各自でご用意ください。
接続方法:YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/ 大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。

その他:5月31日(火)まで見逃し配信を行います。同時配信を見られない方はご覧ください。

主催:地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館

配布資料

特別展「日本の鳥の巣と卵427」が開幕しました
2022年04月29日

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 本日(4/29)より、特別展「日本の鳥の巣と卵427」が開幕しました。
展示室いっぱいに並ぶ鳥の巣と卵。
小海途銀次郎氏が集めた日本最大の鳥の巣コレクションのすべてが並んでいます。
鳥の巣と卵の多様性とともに、日本で繁殖する鳥と、その変遷についても紹介しています。

■開幕前日に実施したプレス内覧会の様子など、関連動画をいくつか公開しました。

・日本の鳥の巣と卵427展会場を30秒でウォークスルー https://www.youtube.com/watch?v=3yvuOiZIELE
・日本の鳥の巣と卵427展ショート解説動画その1 https://www.youtube.com/watch?v=5AV7Uee5rJQ
・日本の鳥の巣と卵427展ショート解説動画その2 https://www.youtube.com/watch?v=lu2VZKWQm5g
・日本の鳥の巣と卵427展ショート解説動画その3 https://www.youtube.com/watch?v=ROElEOP6iLw

 YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネルでは、今後も特別展普及講演会など配信予定です。

■特別展と常設展のセット券を、オンラインチケットにて販売を開始しました!
ご購入は、特別展公式ページからどうぞ。


【ネット配信】自然史博物館・大阪自然史センター活動報告会を開催します
2022年04月24日

2022年4月29日、大阪市立自然史博物館・大阪自然史センター活動報告会を開催します。
この行事は自然史博物館や友の会、認定特定非営利活動法人大阪自然史センターの活動に興味のある方、支援くださっている方に、活動内容や成果を知っていただく報告会です。昨年20周年を迎えた大阪自然史センター。ゲストに稲庭彩和子さん(独立行政法人国立美術館本部主任研究員)、菅井薫さん(立教大学社会デザイン研究所・大阪市立自然史博物館外来研究員)をお迎えし、博物館と自然史センターのこれまでと、これからの20年を語ります。

報告会2022告知画像.jpg

日時:2022年4月29日 13時30分から
博物館のYoutubeチャンネル(下記リンク)から参加いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=hmR0qjoJnR8


■前半の部:報告会 13時30分~14時50分
1、「これからの自然史博物館」横川昌史学芸員
ユニバーサルデザインやこれまでできていなかった市民連携など、より一層、市民の皆さまに開かれた博物館施設の在り方について、博物館が目指すところをお話します。

2、大阪自然史センター設立20周年
「これまでの20年・これからの20年」道盛正樹(大阪自然史センター理事)
川上和歌子(大阪自然史センター事務局長・理事)
大阪自然史センターは2021年9月14日に設立20周年を迎えました。博物館とともに歩み、”社会と自然と博物館”をつなぐ、たくさんの成果を積み重ねることができました。これまでの20年を振り返り、これからの活動に活かす報告会にいたします。

3、質疑応答

4、センターへの高額寄付者への感謝状の贈呈

■後半の部:パネルディスカッション  15時~16時30分
司会:横川昌史学芸員
コメンテーター:
山西良平(元自然史博物館館長)
梅原徹(センター理事長)紀
中条武司(第四紀研究室学芸員)
川上和歌子・西澤真樹子(センタースタッフ)
■ゲストコメンテーター
菅井薫さん(立教大学社会デザイン研究所、大阪市立自然史博物館外来研究員)
稲庭彩和子さん(独立行政法人国立美術館本部主任研究員)

前半の部の内容を受けて、博物館と自然史センターの20年を振り返りながら、これから先の20年について議論します。


見逃し配信もあります。どうぞご覧ください。


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