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<マスコミの皆様へ>特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」のプレス内覧会を行います
2022年07月07日

 大阪市立自然史博物館では、2022年7月16日(土)から9月25日(日)まで、特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」 を開催いたします。
 開催にあたり、プレス内覧会を開幕前日の2022年7月15(金)に行います。プレス内覧会についての詳細は、プレスリリースをご覧ください。


大地のハンター展メインビジュアル.jpg


 陸に上がって4億年のうちに多様化したハンター(捕食者)。本展では、動物が生きていくために必要な営みである「捕食(捕らえて食べる)」に注目し、彼らの顎や歯、ハンティングテクニックなど、様々なハンターの起源と進化を紹介します。国立科学博物館が誇る貴重なコレクションを中心に、大型のワニやヘビ、ネコ科の哺乳類、フクロウなどの鳥類、ハチなどの昆虫類をはじめとする多彩な標本展示で構成した科学展覧会の決定版です。
※国立科学博物館(東京・上野)で開催の同展(2021年3月9日~6月13日)とは、一部展示内容が異なります。


◇マスコミの皆さまへ
プレスリリースはこちら


開催概要

■名称
特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」

■会期
2022年7月16日(土)~9月25日(日)

■休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月1日・ 8 日・ 15 日は開館)

■開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

■会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23

■主催
大阪市立自然史博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪

■特別協力
国立科学博物館

■協力
天王寺動物園

■後援
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会

■問い合わせ先
大阪市総合コールセンター(なにわコール) TEL:06-4301-7285 / FAX:06-6373-3302
受付時間:午前8時から午後9時(年中無休)

■観覧料
大人   1,800 円( 1,600 円)
高大生 1,500 円( 1,300 円)
小中生  700 円( 500 円)

※(  )は前売り料金
※未就学児は無料。
※高大生は要学生証。
※特別展入場料で、大阪市立自然史博物館常設展(当日限り)もご覧いただけます。
※障がい者手帳などをお持ちの方は無料(要証明書/介護者 1名を含む)

■公式サイト
https://www.tv-osaka.co.jp/event/huntersonland/


教員のための博物館の日 2022 in 大阪市立自然史博物館
2022年07月06日

大阪市立自然史博物館では、学校向けにさまざまな事業を展開しています。団体見学の下見対応や、学校からのリクエストに対応した授業など、来館時の利用をより楽しく学びがあるようにというサポートはもちろん、職場体験活動の受入れや、学校で使える貸出資料などもあります。
今年度は、学校でも利用できるさまざまなWebコンテンツや貸出資料などを紹介するほか、学芸員による展示解説や体験プログラムも実施します。また、博物館のワークシートについての講演会や、学習指導要領を意識した博物館での「問い」を考えるワークショップも実施します。

・日時:令和4年8月3日(水)10:00~17:00 (受付は9:30~)
・会場:大阪市立自然史博物館
・参加対象:幼稚園・保育所等幼児教育関係者、小中高等学校等の教員、教職課程を学ぶ学生、そのほか学校教育関係者
・定員:30名 ※大阪市教育センターの研修参加者30名も一緒に参加します。
・参加費:無料
・申込:7月27日(水)までに、申込みが必要。
学校名等所属・名前を書いて電子メール(tm@mus-nh.city.osaka.jp)でお申込みください。大阪市立自然史博物館ホームページのイベントページからもお申込みできます。
※ 先着順で受付。参加の可否は順次メールの返信によりお知らせします。

<スケジュール>
・9:30 受付開始

・10:00 全体会(開会の挨拶と自然史博物館の概要説明)

・10:15〜11:00 30名2グループに分かれてプログラム①か②に参加
①大阪市立自然史博物館の学校向け事業の紹介、学校で利用できるウェブのコンテンツの見方、学習指導要領と博物館
②大阪市立自然史博物館の貸出資料の紹介

・11:00~11:55 上記プログラム①②を交代。

・11:55~13:00 昼食休憩 ※展示見学もできます。

・13:00〜13:50 体験プログラム※20名3グループに分かれて①~③いずれかに参加
①「昆虫の体の不思議。じっくり見てみよう」(昆虫研究室 藤江)
②「展示室、化石の骨を、味わおう」(地史研究室 田中)
③「育ててびっくり!もやしのひみつ」(植物研究室 長谷川)

・14:00〜14:50 展示解説プログラム※20名3グループに分かれて①~③いずれかに参加
①第2展示室 「大阪平野の生い立ち」(第四紀研究室 石井)
②第5展示室 「生き物と自然の関わり」(植物研究室 佐久間)
③第1展示室と花と緑と自然の情報センター 「外来生物」(動物研究室 石田)

※展示解説プログラムと体験プログラムは当日3グループに分けますので、ご希望のグループには入れない場合があります。

・15:00〜15:45 講演「博物館の過ごし方を提案! ―主体性・対話性・探求力に着目したみんぱくのアクティビティ・カード」
博物館での新たな過ごし方を提案するツールとして、国立民族学博物館(みんぱく)が開発したアクティビティ・カード。これは、個人が主体的に展示資料を選び、観察し、表現し、想像し、探求し、他者と対話することを目指すものです。実際に参加者に体験して頂き、開発の意図や今後の汎用性についてご紹介いたします。
講師:国立民族学博物館 准教授 岡田恵美氏
   国立民族学博物館 企画課 特任専門職員 五月女草子氏

・15:45〜16:45 博物館で「問い」づくりワークショップ~開かれた問いって?~

・16:45〜17:00 全体会

主催:地方独立行政法人大阪市博物館機構、大阪市立自然史博物館 
共催:国立科学博物館、公益財団法人日本博物館協会
後援:文部科学省、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会

※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により、プログラムの内容を変更することがあります。
※「教員のための博物館の日2022 in 大阪市立自然史博物館」は、JSPS科研費JP19K01151(研究課題名「新学習指導要領が目指す学びの実現を学校との協働で実践する博物館教育の研究」)を受けて実施します。
※15:00からの講演会・ワークショップは博学連携ワークショップ2022のプログラムとして実施します。博学連携ワークショップの詳細は、こちら→http://www.omnh.net/whatsnew/2022/06/2022_1.html

本日の野外行事について
2022年07月02日

本日熱中症警戒アラートが大阪府下にも発出されており、暑さ指数WBGTもこれから午後にかけて32の予報値が出されております。環境省などの勧告で野外での活動を控えるよう推奨されているレベルです。
このため、「昆虫採集入門講座」は中止となり、また午後から予定されている「植物園案内」は、室内の講座に振り替えて実施します。
明日以降の行事にもこうした中止や振替も予想されますので参加の際にはご注意ください。

サギソウのギザギザの花びらはなんのため? ―ギザギザは花粉を運ぶスズメガの支えだった―
2022年06月23日

サギソウ(図1)の特徴である花弁のギザギザ。その適応的意義はこれまで解明されていませんでした。
神戸大学の末次健司氏、阿部裕亮氏、姫路市立手柄山温室植物園の朝井健史氏、松本修二氏、及び当館学芸員の長谷川匡弘からなる研究グループは、3年間にわたり自生地におけるギザギザの切除実験、花粉を運んでくれる昆虫の詳細な行動観察を行いました。その結果、ギザギザを切除すると一個体当たりの健全な種子数が低下すること、花弁のギザギザは、スズメガが花を訪れる際に脚をかける場所であることがわかりました。つまり、ギザギザは花粉を運ぶスズメガの支えとして機能していたのです。ギザギザが無い花で健全な種数が低下したのは、花粉を運んでくれるスズメガの訪花姿勢が不安定になり、受け渡される花粉の量が少なくなったためと考えられます。

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図1

本研究成果は、6月21日に、国際誌「Ecology」にオンライン掲載されました。

■詳しくは以下のプレスリリースをご覧下さい。
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2022_06_21_01.html

■論文情報
タイトル:“Specialized petal with conspicuously fringed margin influences reproductive success in Habenaria radiata (Orchidaceae)”
掲載誌:Ecology
著者:Kenji Suetsugu, Yusuke Abe, Takeshi Asai, Shuji Matsumoto, and Masahiro Hasegawa
DOI:10.1002/ecy.3781
 

図1:サギソウ。調査地である三重県上野森林公園で撮影。

夏季の野外行事における熱中症リスク軽減のための暑さ指数(WBGT)の導入について
2022年06月21日

大阪市立自然史博物館では、夏季の野外行事における熱中症を予防するため、行事実施・中止の判断基準として、昨夏から暑さ指数(WBGT)を導入することにいたしました。

暑さ指数(WBGT)とは、気温だけでなく湿度や日射・輻射等を取り入れた指標で、運動環境の指針として有効とされています。(公財)日本スポーツ協会は、暑さ指数(WBGT)が31以上のとき、運動は原則中止すべきであるとする指針を発表しています(※1)。
大阪府では過去5年間、特に7月後半~9月前半に日中の暑さ指数(WBGT)の日最高値が31以上となる傾向にあります(※2)。暑さ指数(WBGT)の実況と予測値は環境省の熱中症予防情報サイトで見ることができます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php

大阪市立自然史博物館では、行事前日17時の時点で行事予定時刻の暑さ指数(WBGT)の予測値が31以上である場合、その行事(植物園案内以外)は中止します。植物園案内については、暑さ指数の予測値が31以上の場合、室内行事に切り替えます。行事の実施・中止については、留守番電話06-6694-0500でお確かめ下さい。留守番電話がセットされる日時は行事によって異なりますので、行事申し込みの後、担当者からの連絡をお待ちください。


※1(公財)日本スポーツ協会 (2019)「熱中症予防のための運動指針」
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/PART3_heatstroke_0531.pdf

※2 環境省.熱中症リスクカレンダー
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_trendcal.php?tab=1#daily_max

今週末6/18(土)・6/19(日)は車でのご来館はお控えください
2022年06月16日

 6/18(土)・6/19(日)は、ヤンマースタジアム長居にてコンサートが予定されているため、駐車場の混雑が予想されます。
 電車などでご来館いただきますようお願いいたします。

 

テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ 〜新収資料展2022〜」を開催します
2022年06月14日

 大阪市立自然史博物館では、2022年7月16日(土)から9月25日(日)まで、テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ~新収資料展2022~」を開催します。

 当館では、常設展で展示されているものだけでなく、収蔵庫に190万点を超える標本を収蔵しています。これらの標本は博物館学芸員が収集したものだけでなく、アマチュア研究者をはじめとした市民からの寄贈や施設の閉鎖により廃棄される可能性のあったものをレスキューすることで加わったものもあります。博物館に収集された標本群は、展示に用いられるだけでなく、研究や教育など様々な目的で使用され、これらを社会の共有財産として未来に引き継ぐことが、博物館の使命のひとつでもあります。今回開催するテーマ展示では、主に2019年以降に当館で収集された標本を展示し、その標本の意義と博物館での資料収集活動について紹介します。主な展示物として、2020年に閉園となった大阪府泉南郡岬町のみさき公園の動物標本、藤田俊治氏の収集による岩石・化石コレクション、東勇太氏による冬虫夏草コレクションなどを展示します。


●名称
テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ ~新収資料展2022~」

●会期
2022年7月16日(土)~9月25日(日)

●開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

●休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月1日・8日・15日は開館)

●会場
大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール

●観覧料
常設展の入館料でご覧になれます。
入館料:大人300円、高大生200円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
  大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※特別展「大地のハンター展」のチケットで本館常設展(当日限り)も合わせて観覧いただけます。


■主な展示
○みさき公園所蔵の動物標本
みさき公園は、大阪府泉南郡岬町にあった遊園地と動物園の複合施設でしたが、2020年3月にその歴史に幕を閉じました。閉園の際に、みさき公園で長年にわたって蓄積してきた飼育動物の骨格を中心とする動物標本320点以上を寄贈いただきました。今回はその一部を展示します。

シマウマ頭骨.jpg
シマウマ頭骨

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イルカ頭骨


○藤田俊治氏採集の岩石・化石コレクションおよび氏が作成した立体地図模型
氏が生前に採集された岩石・化石コレクションと、ファイバーボードや厚紙で作られた立体地図模型を氏の親族から寄贈いただきました。

和泉層群の二枚貝化石.jpg
和泉層群の二枚貝化石

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立体地図模型


○東勇太冬虫夏草コレクション
咲くやこの花館「POPなきのこ展」や京都府立植物園「関西菌類談話会きのこ展」などで展示された東勇太冬虫夏草コレクションを当館に寄贈いただきました。

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様々な「冬虫夏草」

カメムシタケ.JPG
カメムシタケ


○ハチ類標本
最近当館のコレクションに加わったハチ類標本を紹介します。

ヒマラヤルリモンハナバチ.jpg
ヒマラヤルリモンハナバチ

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キンモウアナバチ


○大阪湾で採集された南方系の魚
近年、大阪湾で、暖かい海や黒潮流域に分布している魚の発見が相次いでいます。たとえば、2015年には、世界中の熱帯~温帯域に分布する人食いザメの一種イタチザメの幼魚が、大阪湾で初めて採集され、2020年には幼魚が2個体採集されました。イタチザメをはじめ、近年大阪湾で見つかった南方系の魚たちを展示します。

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2020年9月14日に兵庫県神戸市沖で漁獲されたイタチザメの幼魚(全長約90cm)


○福徳岡ノ場からの漂着軽石
2021年8月、東京から約1300km南に位置する海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」は大噴火を起こし、大量の軽石が噴出しました。噴出した軽石は、海面を漂い、海流や風などによって運ばれ、数ヶ月後には沖縄から関東までの日本沿岸各地、遠くは海外まで流れ着きました。

福徳岡ノ場からの軽石.jpg
福徳岡ノ場からの漂着軽石


■関連行事

<ギャラリートーク>
 展示を担当したさまざまな分野の学芸員が、それぞれのテーマについて展示解説を行います。

●日時
7月30日(土)、8月6日(土)、8月11日(木・祝)、8月13日(土)、8月20日(土)、9月3日(土)、9月10日(土)
各日午前10時~(15~20分程度)

●担当分野
7月30日(土)地質、8月6日(土)貝類、8月11日(木・祝)魚類、8月13日(土)化石、8月20日(土)昆虫、9月3日(土)菌類、9月10日(土)哺乳類

●場所
テーマ展示会場(自然史博物館 本館 ナウマンホール)

●集合
参加希望者は開始5分前までにテーマ展示会場入口付近に集合してください

●対象
どなたでも参加できます
参 加 費:無料(ただし常設展入館料が必要)
そ の 他:会場混雑時には、やむなく中止となる場合がありますのでご了承ください。テーマや担当学芸員は変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。



プレスリリースはこちら

特別展「日本の鳥の巣と卵427」閉幕まであと1週間
2022年06月11日

日本の鳥の巣と卵427 ロゴ.jpg

大阪市立自然史博物館にて開催中の「日本の鳥の巣と卵427」が、6月19日(日)の閉幕まで残り1週間となりました。会場には小海途銀次郎氏による日本一の鳥の巣コレクションがずらりと並び、愛好家や家族連れの方で連日にぎわっています。

展示物をわかりやすく説明したキッズマップも会場にご用意しています。ぜひこの機会に、日本最大の鳥の巣コレクションをお楽しみください。
週末には担当学芸員によるギャラリートークや講演会、子どもワークショップなど関連イベントも開催予定です。ご興味のある方はイベントスケジュールをご確認のうえ、ご参加ください。


第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427」公式サイトはこちら→
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2022birdnest/index.html

■会 期
令和4年4月29日(金・祝)~6月19日(日)
※開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日
月曜日

■会 場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

■観覧料
大人500円、高校生・大学生 300円
期間内特別展フリーパス 大人1,000円、高校生・大学生600円
※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。

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■特別展関連イベント(6/12以降開催分、いずれも申込不要です)
〇子どもワークショップ「とりの巣どんな巣すてきな巣」
 日時:6月12日(日)11:00~12:00、13:30~15:00(1回約30分)
 場所:特別展会場
 受付:時間内いつでも受付けます
 対象:どなたでも参加できます(小学生未満は保護者同伴)
 参加費:無料(特別展観覧料必要)

〇日本の鳥の巣と卵427ギャラリートーク
 日時:6月18日(土)12:30~13:00
 場所:特別展会場
 集合:会場に直接お越しください
 対象:どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
 参加費:無料(特別展観覧料必要)
 
〇【ネット配信】特別展普及講演会「全国鳥類繁殖分布調査でわかった日本のそして大阪の鳥の現状と変化」
 日時:6月18日(土)13:30~15:30 
 形式:YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください
 講師:植田 睦之 氏(バードリサーチ代表)

※詳しいイベント情報はこちら→https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe

博物館に収蔵されているアンモナイト化石の3D画像を公開しました
2022年06月11日

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 大阪市立自然史博物館では、貴重な収蔵資料を公開するための1手法として、3D画像の作成を行っています。この度、当館が収蔵するアンモナイト化石の3D画像を、3Dデータの公開・共有サイトであるSketchfab(スケッチファブ)に公開しました。このデータは、どなたでも無料で見ることができます。また、データを無料でダウンロードして利用できます(ダウンロードするには、スケッチファブのアカウントを取得する必要があります)。
 普段は展示されていない化石を様々な向きから見て、標本の形の面白さを感じていただければ幸いです。今後も不定期にデータを作成し、順次アップロードしていく予定です。
 
Sketchfabの自然史博物館のページへはこちら→
https://sketchfab.com/OMNH
 
現在公開中のアンモナイト化石
・ゴードリセラス イズミエンゼ:ホロタイプ(完模式標本)1点、画像1点
・プラビトセラス シグモイダーレ:1点、画像3点
・パキディスカス アワジエンシス:ホロタイプ(完模式標本)を含む3点、画像5点
・パタジオシーテス ラエビス:ホロタイプ(完模式標本)1点、画像1点
・ディディモセラス アワジエンゼ:1点、画像1点
※複数のパーツに分かれている標本は、各パーツと組み合わせたものの3D画像をそれぞれ公開しています。
 
関連資料(化石の記載論文など)
大阪市立自然史博物館研究報告:自然史博物館のリポジトリからPDFをダウンロードできます。
https://omnh.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=235&pn=1&count=20&order=7&lang=japanese&page_id=13&block_id=21
● Matsumoto, T. and Morozumi, Y. (1980) Late Cretaceous ammonites from the Izumi Mountains, Southwest Japan. Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 33: 1-31, pls. 1-16.
● Morozumi, Y. (1985) Late Cretaceous (Campanian and Maastrichtian) ammonites from Awaji Island, Southwest Japan. Bulletin of Osaka Museum of Natural History 39: 1-58.
 
特別展解説書
● 大阪市立自然史博物館(2011)『第42回特別展「来て!見て!感激! 大化石展」解説書』

大阪市立自然史博物館の標本
● 宮本コレクション:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/collection/k_074.html
 
 

画像を動かしていろいろな方向から見ることができます
 
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子どもワークショップ「ミラクル★もやし」の動画を公開しました
2022年06月07日

2月に開催を予定していた子どもワークショップ「ミラクル★もやし」の動画を公開しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により残念ながらイベントは中止になってしまいましたが、ご自宅でも楽しめる動画でもやしの不思議を紹介しています。もやしがどんなふうに大きくなるか、博物館のハカセが実際に栽培しながら詳しく解説。ぜひご覧ください。

タイトル.jpg
 
◆スーパーで売ってるもやしを土に植えてみた<細もやし編>
 〜子どもワークショップ「ミラクル★もやし」〜


 
◆スーパーで売ってるもやしを土に植えてみた<緑豆もやし編>
 〜子どもワークショップ「ミラクル★もやし」〜


 
 
大阪市立自然史博物館「おうちミュージアム」では、このほかにも子どもワークショップ動画をたくさん公開しています。
 
▶子どもワークショップ動画はこちら


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