先日のカメラマン伊東ふくおさんとのコラボに引き続くコラボ企画第2弾。
今度は押し花作家の来田容子さんとのコラボ企画です。短い期間ですが作品の展示もあります。
「こんなにいる!大阪湾の貝800種!」とあわせてご覧ください。
もとの植物をそのままの形で押し花にし残す学術標本に対し、アートとして製作する押し花は、花を分解し、それをもとの形にくみ上げていきます。
アートとサイエンス、かなり遠いように思える両者の営みは、しかし、植物を見つめる、という行為ではかなり似ているのかも知れません。よく植物の形を見なければ、決して「それらしく」みえてこないもの。学術標本をつくるときにも、何をどう見せたいのか、表現が隠されています。
博物館で行う押し花の展覧会と押し花作家と学芸員のコラボレーションはどのような花を開くでしょうか?
開催日時 2009年3月27(金)〜4月2日(木)
場所 大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2F)
※開催中の特別陳列「こんなにいる!大阪湾の貝800種!」の南側スペースを使用
博物館常設展入館料(大人300円、高大生200円、中学生以下無料)のみ必要
展示品 万葉(よろづは)押し花倶楽部の作品約60点
大阪市立自然史博物館所蔵の植物標本 20点
江戸時代の押し葉標本 畔田翠山標本帖(一部)
講演とミニ観察会 3月29日(日)午後2時から
講師 來田容子 万葉(よろづは)押し花倶楽部
展示会場にて
主催 大阪市立自然史博物館
協力 万葉押し花倶楽部 http://art-yrd.com/