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第30 回地球科学講演会 「大阪平野の地盤環境と地盤災害」の開催について
2013年04月16日

 大阪平野に暮らす私たちにとって、大阪平野の地盤の状態とそれによって引き起こされる災害は大きな問題です。大阪市立自然史博物館では、日本地質学会近畿支部、地学団体研究会大阪支部と共催で、第30 回地球科学講演会「大阪平野の地盤環境と地盤災害」を開催します。ぜひこの機会に、多くの市民の皆様に大阪平野の地盤の問題点と課題について知っていただければと思います。この講演会を、広く市民の皆様へ広報していただけるようお願い申し上げます。
 なお、会場の収容人数の関係で定員を設けており、参加いただくにはお申し込みが必要です。また、手話通訳の希望を受け付けております。

講演内容
 大阪平野は、周囲を山地に囲まれた大阪湾に面する海岸平野であり、淀川の河口デルタを中心とする低平地です。大阪平野には、約350 万年前以降、断続的に堆積した砂や粘土粒子が厚く堆積し、基盤岩までの層厚は1000m を超える部分もあります。この厚い堆積物の堆積環境は、その時々の気候変化により大きく変わりました。大阪平野の地盤の特性は、その堆積環境の変化によるものです。1960 年代の地盤沈下に始まり、近年では地震による液状化現象や長周期地震動などが問題となっていますが、これらの地盤災害の背景には地盤の特性が深く関わります。現在明らかになっている、私たちの大阪平野の地盤の問題点と課題について考えてみたいと思います。

日時 2013 年5月12 日(日)14 時~15 時30 分

会場 大阪市立自然史博物館 講堂

講師 北田奈緒子氏(一般財団法人地域地盤環境研究所 主席研究員)

申込み
往復はがきまたは電子メール(gyouji@mus-nh.city.osaka.jp)、博物館ホームページのいずれかで、次の項目を明記の上、お申し込みください。①地球科学講演会への参加希望、②参加希望者全員の名前と年齢(学年)、③往復はがきの場合には、復信はがきに返信用の宛名。
※講演の手話通訳を希望される方は、申し込みの際に、その旨を明記してください。

申し込み締め切り 4月30 日(火)

定員 200 名(定員を超えた場合には抽選)

参加費 無料。
ただし自然史博物館本館への入館料が必要(大人300 円、高大生200 円)。
※中学生以下、障がい者手帳等持参者(介護者1 名含む)、大阪市内在住の
65 歳以上の方(要証明)は無料。

主催 大阪市立自然史博物館・日本地質学会近畿支部・地学団体研究会大阪支部
(「地質の日」協賛行事)

所在地
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL 06-6697-6221、FAX 06-6697-6225
ホームページ http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
地下鉄御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR 阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

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