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8 月 11 日(木・祝)限定! 本物の南極の「氷河」がやってきます!!
2016年07月31日

国立極地研究所が南極調査で持ち帰った南極の氷河を 8 月 11 日(木・祝)の一日限定で展示し ます。あわせて氷河に関するギャラリートークを行います(10:00 と 12:30 からの 2 回)。数万年 前の雪と空気が詰まった氷(氷河)を実際に目で見て、触ってみましょう!

○日 時:8 月 11 日(木・祝)開館時間中(9:30~17:00、最終入館は 16:30) ※ただし氷が溶けてなくなった時点で展示終了
ギャラリートークは 10:00 からと 12:30 分からの 2 回(2 回とも同じ内容です)

○場 所:特別展会場内(花と緑と自然の情報センター2 階 ネイチャーホール)

○協 力:国立極地研究所

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写真は展示中の氷床コア模型(国立極地研究所 所蔵)とその研究利用の解説

「生きている化石『メタセコイア』-化石発見75 周年・生存発見70 周年記念事業-」を開催します
2016年07月22日

メタセコイア企画チラシ.jpg

 公益財団法人大阪市博物館協会と公立大学法人大阪市立大学では、平成28年10月から11月にかけて、公益財団法人大阪市博物館協会・公立大学法人大阪市立大学包括連携協定企画「生きている化石『メタセコイア』-化石発見75 周年・生存発見70 周年記念事業-」を開催します。

 本事業では、大阪市立自然史博物館と大阪市立大学理学部附属植物園を中心に、記念講演会、化石展示とオープンセミナー、現地化石見学会、植物観察会を実施します。

 2016年は、メタセコイア化石発見から75周年、現生種の生存発見から70周年にあたります。この節目に、メタセコイア発見の歴史、現生種の日本各地への普及、化石と現生種の特徴、メタセコイアが果たした文化的役割、植物学・古生物学を体験する記念行事を企画しました。
 メタセコイアは、理学部附属植物園の園長もされた三木茂博士(元大阪市立大学教授)が1941年に化石として発見した植物です。その後、中国で生きているメタセコイアが見つかり、1946年に「メタセコイアが生きていた」と発表されて世界の人々を驚かせました。1950年に、アメリカの研究者から100本の苗木が大阪市立大学に事務局があったメタセコイア保存会に贈られ、全国の大学や自治体に配布されました。その一本は理学部附属植物園に植えられ、現在も育っています。保存会はその後も挿し木で苗木を増やして全国に頒布し、メタセコイアを広めました。



【イベント詳細】

①記念講演会
メタセコイア発見の経緯、日本への普及、都市景観を作っているメタセコイアについて紹介します。

●日時:平成28年10月22日(土)13時~16時30分
●会場:大阪市立大学文化交流センター(大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階)
●演題
(1)「メタセコイアと大阪」 飯野盛利(大阪市立大学理学部附属植物園 園長)
(2)「三木茂博士によるメタセコイアの発見」 南木睦彦(流通科学大学 教授)
(3)「生きているメタセコイアの発見と普及」 塚腰 実(大阪市立自然史博物館 主任学芸員)
(4)「メタセコイアと文化創造:占領軍からの贈り物」 岡野 浩(大阪市立大学都市研究プラザ 教授)
●定員:100名
●参加方法:要申込。下記申込み方法で、平成28年10月6日(木)までにお申込みください。参加費無料


②大阪市立自然史博物館 特別陳列「三木茂博士が研究したメタセコイアの化石」
メタセコイア発見の元になった標本、メタセコイア発見の歴史を展示します。

●期間:平成28年10月29日(土)~11月20日(日)
●会場:大阪市立自然史博物館 本館 2階イベントスペース
●入館料:博物館入館料(大人300円、高大生200円)


③大阪市立自然史博物館 オープンセミナー
三木茂博士は、どんな特徴に注目して、世界の研究者が発見できなかったメタセコイアを発見したのかを解説します。

●日時:平成28年11月5日(土)13時30分~15時
●会場:大阪市立自然史博物館 講堂 (大阪市東住吉区長居公園1-23)
●演題:「三木茂博士によるメタセコイア化石の発見」 塚腰 実(大阪市立自然史博物館 主任学芸員)
※講演終了後、特別陳列の展示会場でも解説を行います。
●定員:200名
●参加方法:当日先着順。参加費無料。ただし、博物館入館料必要(大人300円、高大生200円)


④現地化石見学会
野洲川流域の270万年前の地層の中にある、メタセコイアの化石を観察します。足場の悪い河原を含む5kmを歩く健脚向きの行事です。

●日時:平成28年11月13日(日)10時~15時(雨天および前日までの雨で川が増水した場合は中止)
●場所:滋賀県湖南市(集合:JR草津線三雲駅)
●定員:25名
●対象:小学4年生以上(ただし小学生は保護者同伴)
●参加方法:要申込。下記申込み方法で、平成28年10月27日(木)までにお申込みください。参加費無料。ただし、当日、保険料として大人100円、小学生50円が必要になります。
※交通費は各自負担
※当選者に、持ち物など詳しい案内をお送りします。


⑤植物観察会
メタセコイアは、100万年前まで大阪平野に生育していました。大阪にメタセコイアが生育していた時代の植物を集めた太古の森を観察します。また、1950年にアメリカからメタセコイア保存会へ贈られたメタセコイアの苗木の成長した姿も見てみましょう。

●日時:平成28年11月27日(日)13時30分~15時(小雨決行)
●会場:大阪市立大学理学部附属植物園(大阪府交野市私市2000)
●定員:40名
●参加方法:要申込。下記申込み方法で、平成28年11月10日(木)までにお申込みください。参加費無料。ただし、植物園入園料必要(大人350円、中学生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方、大阪市内在住65歳以上の方(要証明)無料)

【各イベント 申込み方法】
①記念講演会、④現地化石見学会、⑤植物観察会は、各締切日までに申込みが必要です。
往復はがき、電子メール、ファックスのいずれかで、行事名、参加希望者全員の氏名、年齢(学年)、住所、電話番号、および返信先(宛名またはファックス番号)をご記入の上、必ず1行事につき1通で下記までお申込みください。
申込み多数の場合は抽選となります。抽選の結果等のご連絡は、締切日より1週間以内に、お申込みいただいた方法でご連絡いたします。
申込み先:〒576-0004 大阪府交野市私市2000 大阪市立大学植物園「生きている化石メタセコイア」係
ファックス:072-891-2101 電子メール:e-mail:b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp

※申込み時にご記入いただきました個人情報は当事業に関するご連絡及び受講状況の分析のみに利用し、第三者に提供・開示することはありません。

【主催】
公益財団法人大阪市博物館協会・公立大学法人大阪市立大学

【問合せ】
大阪市立自然史博物館
電話番号:06-6697-6221 担当:塚腰



チラシPDF(表・裏)

特別展「氷河時代 -化石でたどる日本の気候変動-」本日開幕です!!
2016年07月16日

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本日7月16日(土)から、特別展「氷河時代 -化石でたどる日本の気候変動-」を開催しております。

 長い地球の歴史の中で、気候は大きく変動してきました。恐竜が暮らしていた1億年前は、今よりとても暖かな時代でした。一方、地球上のほとんどが氷に覆われた非常に寒冷な時代もありました。実は現在もまた、南極や高緯度地方、高山に氷河が存在する「氷河時代」であることは、意外に知られていません。

 この特別展では、気候変動がおきる仕組みを紹介し、過去の気候変動の歴史を振り返ります。気候変動により自然の様子がどのように変化してきたのかを、マンモス、ヤベオオツノジカなどの動物化石、大阪平野の地質資料、過去7万年の堆積物などの資料を中心にご紹介します。


特別展HPはこちら→http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2016hyougajidai/




毎週土曜日は特別展「氷河時代」ギャラリートークを行います

会期中の毎週土曜日は、さまざまな分野の学芸員による特別展ギャラリートークも行います。

【開催日・テーマ】
7月16日(土)地質、7月23 日(土)古生物、7 月30日(土)地質
8月6日(土)地質、8月13日(土)古生物、8月20日(土)昆虫、8月27日(土)植物
9月3日(土)地質、9月10日(土)昆虫、9月17日(土)地質、9月24日(土)植物
10月1日(土)古生物、10月8日(土)古生物、10月15日(土)植物

【時  間】12:30~13:00

【会  場】特別展会場(花と緑と自然の情報センター2 階 ネイチャーホール)

【対  象】どなたでも参加できます

【参加費】無料(ただし、特別展観覧料必要)

【参加方法】申込み不要。参加希望者は開始5分前までに特別展会場入口付近に集合してください。会場混雑時には、やむなく中止となる場合がありますのでご了承ください。

【その他】テーマや担当学芸員は変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。   


みなさまのご来館をお待ちしております。

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