大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールにて開催中の特別展「知るからはじめる外来生物」について、ブロガー招待にご応募いただき記事を寄せてくださいました。ぜひご覧ください。
◆長居公園ご案内
特別展「外来生物」ご案内
http://blog.livedoor.jp/nagaipark/archives/83084494.html
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大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールにて開催中の特別展「知るからはじめる外来生物」について、ブロガー招待にご応募いただき記事を寄せてくださいました。ぜひご覧ください。
◆長居公園ご案内
特別展「外来生物」ご案内
http://blog.livedoor.jp/nagaipark/archives/83084494.html
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 14:04 | この記事のみ表示
大阪市立自然史博物館では、新型コロナウイルス感染症の影響で行事ができない状況が続いていました。そのような中、大阪市立自然史博物館の友の会会員の皆さんや博物館ファンの皆さんが、オンライン上での普及活動として、どのようなものを望まれているのかを調査するため、2020年5月8日~31日に、ウェブアンケートを実施しました。130人の方がご回答くださり、多くの方が非常に丁寧に建設的なご意見を書いてくださいました。励ましの言葉もたくさんいただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。ウェブアンケートの結果をリポジトリサービスで公表しましたので、お知らせします(こちら→http://id.nii.ac.jp/1504/00001457/)。
アンケート結果の概要としては、身近な自然観察の紹介や観察のヒントになるような情報を求める声が特に多い印象でした。また、開幕が見合わせられていた特別展「知るからはじめる外来生物」の展示紹介やギャラリートーク、その他のセミナーやトークの動画配信のほか、収蔵品や常設展を紹介する画像の公開、さらに学芸員の日常や相談会など、学芸員についての情報や学芸員との交流を希望する声も多くありました。
アンケートで希望の多かった活動の大部分については、ある程度これまでの活動の中に取り入れることができていると考えていますが、収蔵品の公開や学芸員との交流については、あまりカバーできていません。今後は、これまでの活動を無理のない範囲で続けると同時に、収蔵品に関する画像や解説動画を取り入れたり、オンライン上で学芸員と交流できるスタイルも模索していく予定です。
今回のウェブアンケートの結果は、今回の新型コロナウイルス感染症の影響下の活動だけでなく、オンライン上での新しい博物館活動を模索するための貴重な手掛かりとなりました。アンケート結果を参考に、少しでも皆さんが望む活動をしていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 17:57 | この記事のみ表示
新型コロナウイルス感染防止のために休室しておりました第5展示室と、大阪の自然誌展示室の図書コーナーを、6月23日(火)から再開します。
触れる展示(ハンズオン)が多い第5展示室、大阪の自然誌展示室の図書コーナーの出入り口には消毒液の設置を行い、また、体験の待ち列ができることの多い展示には、待ち列のラインを作るなど、感染防止対策をします。
心待ちにしてくださった皆様には、大変お待たせいたしました。
ご利用いただく皆様にも、こまめな手洗い・手指消毒、他のお客さまとの間隔をあけるなどのご協力もいただきながら、安全に見ていただける環境を作っていきます。
常設展、特別展入り口での検温やマスクのお願いなどは引き続き実施しております。
その他のご来館の際のお願いについては、こちらをご覧ください。
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 17:00 | この記事のみ表示
9月26日(土)・27日(日)に開催を予定しておりました「大阪自然史フェスティバル 2020」につきましては、新型コロナウイルスによる感染症の拡大がいまだ懸念されるため、誠に残念ながらこのたび開催の中止を決定いたしました。
事務局では100を超える全国の自然関連団体の皆様が出会える機会を損なわない方法がないか、開催方法についての検討と議論を重ねてまいりましたが、フェスティバルに関わる全ての皆様の安全を最優先したとき、開催による感染リスクを排除するのは不可能と判断いたしました。
2003年から「自然派市民の文化祭」として親しまれてきた本フェスティバルを中止にするのは初めてのことです。フェスティバルの出展と来場を楽しみにされていた皆様には、たいへん申し訳ございませんが、なにとぞご理解をたまわりますよう、お願い申しあげます。
なお、フェスティバルは中止となりましたが、代わりのイベントを11月3日(火祝)に企画しております。ブース出展はありませんが、フェスティバルの出展者・関係者の皆様の安全を配慮したかたちで、交流や情報交換、ポスター発表の場を設けたいと考えております。詳細が決まり次第、お知らせさせていただきます。フェスティバルのテーマである「博物館コミュニティのネットワーク強化」を、今年ならではの形で実現し、皆様と共有したいと思います。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。
2020年6月19日
認定NPO法人大阪自然史センター
理事長 梅原 徹
大阪市立自然史博物館
館長 川端 清司
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 12:32 | この記事のみ表示
当館の有山啓之外来研究員は、三重県尾鷲市沖の熊野灘の水深330〜400メートルから採取された沈木より得られたスンナリヨコエビ科のヨコエビについて、チンボクヨコエビ属(新称)の未知種と確認し、2020年6月4日に「チンボクヨコエビ」(Bathyceradocus japonicus Ariyama & Moritaki, 2020)として新種記載論文を発表しました。チンボクヨコエビ属は世界各地から4種が知られており、いずれも水深400〜7340メートルの深海の沈木に暮らすことが知られています。今回見つかったチンボクヨコエビの生息水深は、チンボクヨコエビ属の中でも最も浅い記録となります。本試料は鳥羽水族館の熊野灘調査により得られたもので、論文は同水族館の森滝丈也学芸員との共同発表となります。
発表論文:Hiroyuki Ariyama & Takeya Moritaki. 2020. A new species of the genus Bathyceradocus from the Kumano-nada, central Japan (Crustacea: Amphipoda: Maeridae). Crustacean Research, 49:61–71.
https://doi.org/10.18353/crustacea.49.0_61
鳥羽水族館のプレスリリースもご覧ください:https://www.aquarium.co.jp/topics/index.php?id=796
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 13:59 | この記事のみ表示