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テーマ展示「砂浜の砂とその自然」を開催します
2021年06月24日

大阪市立自然史博物館では、令和3年7月24日(土)から9月26日(日)まで、テーマ展示「砂浜の砂とその自然」を開催します。

6.失われつつある砂浜.jpg


 砂浜は日本に暮らす人々にとって原風景のひとつであり、海水浴をはじめとしたレクリエーションの場としても私たちの生活に親しみのある場所です。砂浜とひとことで言っても、砂浜のできる場所や地形、砂粒の色や大きさ、砂粒の種類などは様々です。また、砂ばかりで生きものが少ない印象がある砂浜ですが、その環境に適応した生きものも数多く暮らしています。
 このテーマ展示では、砂浜という自然環境に注目し、博物館で収集した日本全国の砂浜の砂を展示し、地域ごとに異なる砂浜の砂の多様性とともに、砂浜環境に暮らす動物・昆虫・植物について紹介します。また、開発や海岸侵食により危機的な状況にある砂浜の現状についても解説します。
 この展示にあたってはJSPS科研費1 8 K 0 1 1 1 4の助成を受けています。


■開催概要
〇名  称:テーマ展示「砂浜の砂とその自然」

〇会  期:令和3年7月24日(土)〜9月26日(日)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、臨時休館する可能性があります。最新情報は、当館ホームページ等でご確認ください。

〇開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

〇休 館 日:月曜日(ただし8月9日・16日、9月20日は開館)、9月21日

〇場  所:大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール

〇観 覧 料:常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。


■主な展示内容
1.日本の砂浜
砂浜はできる場所や地形、砂浜の砂粒の色や大きさ、種類など多種多様です。日本各地の砂浜と砂浜の砂を紹介します。

1.日本の砂浜.jpg

①波の荒い日本海に面した砂浜(島根県江津市)。②静かな入り江の砂浜(長崎県壱岐市)。③開聞岳を望む黒い砂浜(鹿児島県指宿市)。④砂浜の砂には貝殻を多く含むこともある(長崎県五島市)。


2.日本各地の砂浜の砂の顕微鏡写真
砂浜では同じように見える砂も、顕微鏡を通してみると場所ごとの砂粒の違いがよくわかります。展示では実際の砂と顕微鏡写真を展示します。

2.日本各地の砂浜の砂の顕微鏡写真.jpg

①青森県東通村。②東京都新島。③神奈川県鎌倉市。④和歌山県串本町。⑤愛媛県四国中央市。⑥沖縄県与那国島。


3.ハマボウフウ
初夏の砂浜に咲くセリ科の海浜植物です。実物にそっくりの模型を展示します。

3.ハマボウフウ.jpg


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