9月19日から開催する「きのこのヒミツ」展、こちらではたくさんの標本とともに研究者たちによるキノコスケッチも紹介します。こちらはその中の1点、今関六也氏によるタマノリイグチの図です。 こうした菌類スケッチの中には、さまざまな図鑑の元絵に担っているものも見られます。 こうした絵は、絵師ではなく、今関氏自らが筆を執ったものです。 研究者たちが観察したキノコの姿を何に着目して描き、どういう特徴を示そうとしたのか。単なる絵画でなく、また単なる記載でもなく、研究者の目線と感性を読み取ることができます。 今回の特別展はたくさんのこうした観察図、記録をも展示していきます。お楽しみに。
投稿者: 大阪市立自然史博物館 日時: 2009年08月12日 14:13 |全記事表示