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自然史博物館の今後の野外観察会などの教育事業について
2020年11月28日

新型コロナウイルス感染症の感染拡大で、「医療現場のひっ迫」などが深刻化し、全国で感染拡大防止が大きな課題となっています。

大阪市立自然史博物館では6月の再開館以降、三密を避け、私たちが実施可能な出来る限りの対策をした上での展示公開や教育事業の実施を心がけてきています。

具体的には
展示観覧には
・入館時の検温や手指消毒の奨励
・ボタンやタッチモニターなどの消毒の徹底
・館内の滞留人数の監視と、上限を超えた場合の制限
詳しくはこちら
http://www.omnh.net/whatsnew/2020/09/_20209.html

教育事業には
・原則として人数制限と申込み制による実施
・検温や健康確認のお願いとマスクなどの着用
・講演会やシンポジウムなど可能なものはオンライン配信での代替実施

などです。行事によっては従来より大幅に定員を絞って実施したり、中止せざるを得ないと判断したものもありました。

自然史博物館では、withコロナ、postコロナの「新しい生活様式」にも博物館での学びや体験は必ず必要だと考え、可能な限りのリスク低減をした上での展示の観覧や教育事業の実施をできるだけ続けていくつもりです。

しかし、私達は皆様の市中での移動などでの接触リスクまでは低減することができません。こうしたことから以下のような対応にしています。

【行事への欠席を気にしないでください】
現在、大阪府よりイエローステージ(警戒)での対応として、「重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患のある方等)は、不要不急の外出を控えること」が要請されています。こうした方は行事への参加はより慎重に判断してください。
また、お住いの自治体によっては大阪(市)へのお出かけに自粛要請が出ている場合もあるかと思います。
博物館のイベントに当選していた場合でも、リスクを感じる場合にはイベントへの欠席をしていただいても構いません。
博物館はコロナ禍が過ぎた後も行事を行っていきます。どうぞまた状態の良いときにご参加ください。
(参考)大阪府イエローステージ(警戒))の対応方針に基づく要請
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38112/00000000/2-1teisei.pdf

【大阪府より「府県をまたいだ移動」の自粛要請や制限がなされる状態になった場合は全面的に教育事業を中止とさせていただきます】
国の定めるステージIV相当(大阪府レッドステージなど)の判断が出された場合には、オンラインでの講座などを除き、観察会、ワークショップ、講座などの教育事業を中止とさせていただきます。展示については、閉館の要請などを踏まえて判断することとします。
(参考)大阪府次の波におけるステージ毎の対応方針
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/38678/00000000/houshin.pdf

この他にも、行事によっては、担当者および博物館内部での検討の結果、延期や実施形態の変更、中止を判断せざるを得ない場合もあるかと思いますがご容赦ください。

今後とも、自然史博物館へのご支持、ご支援をよろしくお願いいたします。

大阪市立自然史博物館 館長 川端清司

新春ミニ展示「丑年展」を開催します ~ウシにちなんだいろいろな生き物たち~
2020年11月24日

  2021年(令和3年)は丑(うし)年。令和2年12月12日(土)~令和3年1月11日(月祝)、及び令和3年3月13日(土)~3月28日(日)の間、博物館本館出入口付近の展示コーナーにて、毎年恒例の新春ミニ展示「丑年」展を開催します。「丑年」に関連して、「ウシ」にまつわる様々な生き物を展示します。ウシのツノのような突起をもったウシヅノエンマコガネやウシカメムシ、葉の形がウシの顔のようなミゾソバ、おおきなウシガエルやハスエラタテジマウミウシの標本を展示予定です。


■開催概要
●名  称
新春ミニ展示「丑年展」
●会  期
令和2年12月12日(土)~令和3年1月11日(月祝)、及び令和3年3月13日(土)~3月28日(日)
※令和3年1月12日(火)~3月12日(金)は本館改修工事のため臨時休館
●開館時間
午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
●休 館 日
毎週月曜日、12月28日〜1月4日(ただし1月11日(月祝)は開館)
●場  所
大阪市立自然史博物館 本館1階 出入口付近
 〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
●観 覧 料
常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65 歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。




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ウシヅノエンマコガネ


スイギュウ.jpg

スイギュウ属


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ウシガエル


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ミゾソバ


ハスエラタテジマウミウシ.JPG
ハスエラタテジマウミウシ




プレスリリース →こちら

【ネット配信】自然史オープンセミナー「大阪で繁殖するサギとカワウの歴史」、シンポジウム「自然史標本レスキューの現在地点とこれから」見逃し配信実施中
2020年11月23日

11月21日、22日に行ったセミナー・シンポジウムの再配信を行っております。
それぞれ2週間後まで見られます。

自然史オープンセミナー「大阪で繁殖するサギとカワウの歴史」

大阪府では1980年代から、約10年おきにサギ類の繁殖地の調査が行われています。2000年代から繁殖をはじめたカワウと合わせて、繁殖状況の変遷を紹介します。3分56秒頃から始まります。12月5日まで公開(60分)
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シンポジウム「自然史標本レスキューの現在地点とこれから」

テーマ展示「陸前高田市立博物館コレクションが遺す地域の自然と文化」 関連イベント 東日本大震災以降、文化遺産保全ネットワークなど、自然史標本を含む災害により被害を受けた文化財を救うための取り組みが進んでいます。しかし、自然史標本のレスキューには、技術的にも、制度的にも、まだ難しい課題が残されています。自然史標本のレスキューと将来の体制構築に向けて、議論を重ねていきます。12月6日まで公開(144分)

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本日11月23日(月・祝)は開館しております
2020年11月23日

本日11月23日(月・祝)は開館しております。
明日の24日(火)が休館になります。

11月21日【ネット配信】自然史オープンセミナー「大阪で繁殖するサギとカワウの歴史」
2020年11月11日


大阪市立自然史博物館 学芸員が自らの研究をお話する「自然史オープンセミナー」
コロナ状況下でオンライン配信(YouTube大阪市立自然史博物館チャンネル)にて開催しております。
今月は動物研究室の和田学芸員がお話します。

大阪府では1980年代から、約10年おきにサギ類の繁殖地の調査が行われています。2000年代から繁殖をはじめたカワウと合わせて、繁殖状況の変遷を紹介します。
講師:和田 岳(動物研究室 学芸員)
アドレス https://www.youtube.com/watch?v=38LSE84rIm0
質問はチャットにてお受けします。

見逃し配信:12月5日(土)までの予定(延長しました)

自由研究・標本展「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」 を開催します
2020年11月10日

 大阪市立自然史博物館では、令和2年12月12日(土)から令和3年1月11日(月祝)、及び令和3年3月13日(土)から3月28日(日)に、小・中学生、高校生の自由研究の成果を紹介する「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」を開催します。

 当館では、小・中学生、高校生のみなさんの自由研究の方法や標本作りの個別相談に対応し、応援してきました。その成果である小・中学生、高校生のみなさんの作った生き物や岩石・化石の標本、および生物・地学分野の自由研究を募集し、展示します。自由研究と標本の募集は、11月21日(土)までです。応募いただいた観察ノートやポスターなどの自由研究の成果や標本には、それぞれ学芸員からのコメントも添えて展示します。


■開催概要
●名  称
自由研究・標本展「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」
●会  期
令和2年12月12日(土)~令和3年1月11日(月祝)、及び令和3年3月13日(土)~3月28日(日)
※毎週月曜日、12月28日〜1月4日は休館(ただし1月11日(月祝)は開館)
●開館時間
12月から1月は、午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
3月は、午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
●場  所
大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール周辺
●観覧料
常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65  歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。


過去の展示の様子
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プレスリリース→ こちら

改修工事による博物館本館 臨時休館のお知らせ(令和3年1月12日~3月12日)
2020年11月10日

 大阪市立自然史博物館では、令和3年1月12日(火)から3月12日(金)まで本館改修工事のため臨時休館いたします。
 なお、臨時休館中も開催可能な行事は行う予定ですので、ホームページのイベントカレンダーなどでご確認ください。
 また、花と緑と自然の情報センター内のネイチャースクエア「大阪の自然誌」展示室、ミュージアムショップは、下記をのぞき、運営いたしますので、ご利用いただけます。自然に関するご質問等も、花と緑と自然の情報センター内で対応いたします。

●ネイチャースクエア「大阪の自然誌」展示室・ミュージアムショップのお休み
1月:12日(火)、18日(月)、25日(月)
2月:1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)
3月:1日(月)、8日(月)

●花と緑と自然の情報センターの営業時間
1月・2月 9:30~16:30
3月 9:30~17:00

たいへんご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

シンポジウム「新型コロナウイルス下での観察会を考える」見逃し配信実施中
2020年11月04日

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11/3にオンライン上で開催された
大阪自然史フェスティバル番外編 シンポジウム「新型コロナウイルス下での観察会を考える」はたくさんのご視聴を頂き、たくさんのご意見質疑をいただきました、ありがとうございます。
演者の皆様のご快諾により
11/17まで、見逃し配信を実施します。(上記画像をクリックすると新しいウィンドーで再生されます)

◆実施日時:11月3日(火・祝)午後1時〜4時30分

◆主催:認定NPO法人大阪自然史センター・大阪市立自然史博物館

◆プログラム:
13:00-13:05 挨拶
 梅原 徹氏(認定NPO法人大阪自然史センター 理事長)
13:05-13:15 導入 大阪市立自然史博物館の野外行事の状況
 和田 岳(大阪市立自然史博物館 学芸員)

13:15-14:45 事例報告(各15分)
1:山田和彦氏(観音崎自然博物館 学芸部長)
  「観音崎自然博物館における野外観察会の状況」
2:納家 仁氏(日本野鳥の会大阪支部 幹事)
  「日本野鳥の会大阪支部における探鳥会の状況」
3:津吹 卓氏(日野の自然を守る会・元 十文字学園女子大学)
  「コロナ対策をし8月上旬に地域と大学キャンパスで開催した野外観察会体験からこれからの観察会を考える」     
4:高萩 祐氏(株式会社ベルカディア モンベルアウトドアチャレンジ本部事務局)
  「コロナ禍におけるモンベル・アウトドア・チャレンジの取り組みと実例について」
5:川邊茂樹氏(大阪府立天王寺高等学校 教諭)
  「コロナ禍における学校行事の実施~林間学校での自然体験~」
6:金尾滋史氏(滋賀県立琵琶湖博物館 主任学芸員)
  「オンライン観察会やってみた~普段の観察会と何が違ったのか」

<14:45-15:30 休憩・質問受付>

15:30-16:30 総合討論


◆このシンポジウムは令和2年度文化庁「地域と共働した博物館創造活動支援事業」の補助により行います。

11月2日は午前9時より午後6時頃までwebサービスを休止します
2020年11月01日

いつも大阪市立自然史博物館ホームページをご利用ありがとうございます。
自然史博物館は2020年11月2日法令に基づく電源設備点検のため
午前9時より午後6時頃までwebサービスを休止します
この間、ホームページの閲覧、行事の申込み、学芸員など職員へのメール送受信ができません。
ご迷惑をおかけしますがあしからずご了承ください。

なお、大阪市立自然史博物館の各種SNSは平常通りです
Twitter https://twitter.com/osaka_shizenshi

FaceBook Page https://www.facebook.com/osakashizenshi/

YouTube https://www.youtube.com/channel/大阪市立自然史博物館/


11月1日より閉館時間が[秋・冬の期間]に変わります
2020年11月01日

いつもご来館いただだき誠にありがとうございます。
本日より閉館時間が以下の通り[秋・冬の期間]に変更になります。


午前9:30~午後4:30(入場は午後4:00まで)【11月~2月】


博物館の周りも少しづつ紅葉がはじまり、とても綺麗です。
ご来館お待ちしております。

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