What's New

« 2011年02月 | メイン | 2011年04月 »

紙芝居「ナガスケ」が学校向け貸出資料に仲間入り!
2011年03月31日

 大阪市立自然史博物館の玄関前にある、大きなナガスクジラの骨格標本には「ナガスケ」という名前がついています。このナガスケは、1990年の春に大阪の堺泉北港に流れついたナガスクジラを、市民の皆さんにも協力していただいて、自然史博物館で骨格標本にしたものです。紙芝居では、どんな風に博物館にやってきて、骨格標本になったのか、紹介しています。
 遠足の前に子どもたちに読み聞かせを行えば、博物館への遠足の期待感が高まります。
貸出は、来館時の手渡し、郵送(着払い)で行っています。
 どうぞご利用ください。

貸出資料についてはこちら→http://www.mus-nh.city.osaka.jp/edu/d/index.html

nagasuke.gif

3/25(金)から3/27(日)まで、ネイチャーホールにて「万葉押し花倶楽部定例展示会 」が開催されています
2011年03月24日

yoroduha.jpg
3/25(金)から3/27(日)まで、花と緑と自然の情報センター2Fネイチャーホールにて「万葉押し花倶楽部定例展示会 」が開催されています。入場は無料です。

先日開催されたミニワークショップ「子どもとつくる春のメッセージカード」での作品も一部展示されます。

出展作品など詳しくは主催者まで

万葉押し花倶楽部
http://art-yrd.com/

友の会月例ハイキング(3月)「加太・城ヶ崎海岸の海藻を食べよう!」(3/20)の実施について
2011年03月18日

 3月20日(日)に予定されている友の会月例ハイキング「加太・城ヶ崎海岸の海藻を食べよう!」は、予定通り実施します。ただし、東北地方太平洋沖地震の余震等により津波注意報・警報が発令された場合は、以下の基準によって中止します。

・午前6時の時点で「和歌山県沿岸」に津波注意報または警報が発令されている場合は、中止します。
・午前6時以降、月例ハイキング解散までの間に「和歌山県沿岸」に津波注意報または警報が発令された場合は、その時点で中止します。

 現地で津波注意報・警報が発令された場合でも、安全は確保できると判断しています。警報発令時の避難方法などについては、当日の参加者の皆さんにあらかじめご説明します。

 なお、悪天候の場合も中止です。津波注意報・警報発令の場合も含めて、当日中止かどうかわからない時は、午前6時以降に、06-6694-0500(留守番電話) で確認してください。

 本行事について、詳しくはこちらをご覧下さい。
 https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#EPBA1YZ

 問合せ:動物研究室の石田まで

2011/03/20(日)に博物館の玄関前で紙芝居を実施します
2011年03月18日

大阪市立自然史博物館の玄関前には、ナガスクジラの骨格標本があります。
このナガスクジラは、1990年に大阪の堺泉北港に流れついたのを、市民の皆さんにもご協力いただいて標本にしたものです。
どうやって博物館にやってきたのか、紙芝居のお話の読み聞かせ会をします。

日時:2011年3月20日(日)
   10:45〜15:30ごろまで 30分ごとにスタートします。
   (12:00〜13:00ごろまでは、お昼休みです)
開催場所:大阪市立自然史博物館 玄関前のポーチ クジラのホネの下
対象:どなたでも参加いただけます。
参加費:無料

※申込・受付などはありません。直接、開催場所までおこしください。
※当日は、博物館の入館料は無料です。

子どもワークショップ・サポートスタッフ募集
2011年03月17日

 博物館では、子どもたちや親子連れのみなさんに展示を楽しんでもらうために、子どもワークショップや探検クイズを実施しています。ワークショップでは展示を眺めながら工作をしたり、絵を描いたり、ハカセ(博物館の学芸員)と、お話をしたり、2011年度は約7種類・計35日程度のプログラムを予定しています。
 探検クイズでは、子どもたちにより親しんでもらえるよう、主に土曜日、日曜日にスタッフが遊び方のお話をしています。
 今回、スタッフや学芸員と一緒に、このワークショップや探検クイズの運営補佐をして頂く学生ボランティア「子どもワークショップサポートスタッフ」を募集します。子どもが展示と出会った時の様々な反応に共感できる方、ぜひチャレンジしてください!

 対象:18歳以上の学生の方で、週末に行われるプログラムに2ヶ月に1回程度参加できる方。
 期間:2011年4月から2012年3月まで(年間登録制)
 募集人数:15〜20名程度
 応募方法:往復はがきまたはメール(gyouji@mus-nh.city.osaka.jp)に「ワークショップサポートスタッフ応募」と明記して、住所・氏名・学校名・学年・電話番号・メールアドレスを書いて4月18日(月)までに届くように博物館普及係あてに申し込んで下さい。なお、研修を4月23日(土)10:00〜4:00に行います。希望者は、必ず参加して下さい。また、1回目の活動は4月29日(金・祝)を予定しています。
 その他:サポートスタッフとしての参加には規定の交通費を支給します。
 問合せ:動物研究室の石田まで

 ○見学会について
 サポートスタッフが企画したプログラムを行う3月のワークショップを見学会として設定しています。当日は活動についてのご質問も受付けます。
 見学できるプログラム『ボランティアまつり』
 日時:3月27日(日)午後2時〜3時
 集合:当日午後1時50分までに、花と緑と自然の情報センター(自然史博物館のとなりの建物です。入場無料)の学芸員相談カウンターへおこしください。
 子どもワークショップ「ボランティアまつり」の詳細は、以下をご覧下さい。
 https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#EPES35D

2011年東北地方太平洋沖地震に際して
2011年03月16日

 3月11日に発生した「2011年東北地方太平洋沖地震」は日本の観測史上最大であるマグニチュード9の超巨大地震と判明し,地震の揺れとともに大津波の襲来により,甚大な被害をもたらしました.被害に遭われた方々へお見舞いを申し上げますとともに,亡くなられた方々への哀悼の意を表します.
 また連続して発生した長野県北部の地震、静岡東部の地震による被害を被られた地域の方々にもお見舞い申し上げます。 

 今後も余震が起こることが予想されていますが、正しい知識と情報をもとに行動することが大切だと思います。当館としても平成20年に「地震展2008 ―今分かっていること、知ってほしいこと―」を開催するなど普及教育に努めてきましたが、最新の状況については、政府や自治体からの情報とともに、関連学協会が発信する情報も参考にしていただければと考えます。

 参考として、日本地質学会のHPで「2011年東北地方太平洋沖地震」の関連リンクを掲載していますのでお知らせします。
http://geosociety.jp/

なお、当館本館受付でも募金を承り、日本赤十字社を通して被災者の救援復興を支援します。

2011/04/29特別陳列「お披露目!博物館に届いた新しい標本」を開催します
2011年03月09日

shinsyu2011.jpg
 大阪市立自然史博物館では、平成23年4月29日(金・祝)から5月29日(日)まで、特別陳列「お披露目!博物館に届いた新しい標本」を開催します。
主に最近1年間に、博物館資料に加わった動物・植物・昆虫や、化石・岩石の標本の中から、「大阪湾に漂着したマッコウクジラの胃内容物と下顎骨」や「南アルプス鳳凰山の甲虫類」など、約2万点を展示します。
daiou.jpg

また、夏に開催予定の特別展「化石展(仮称)」の予告として、「神戸周辺から産出する植物化石」と「孔子鳥」も展示します。

なお、今回初めての試みとして、会期初日(29日)には、自然に興味をお持ちのブロガーの皆さんを無料でご招待します。ご自身のブログでこの特別陳列をわかりやすく紹介していただくことによって、さらに市民の皆様の自然への関心が深まり、博物館へ足を運んでいただく機会となれば幸いです(要申込)。

プレスリリース(PDF申し込み詳細付き)

■開催概要
1.期 間   平成23年4月29日(金・祝)~5月29日(日) 28日間
2.休館日   月曜日(ただし、5月2日は臨時開館します)
3.開館時間  午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
4.会 場   大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール
         (花と緑と自然の情報センター2階) 
5.所在地   大阪市東住吉区長居公園1-23 長居植物園内
         ・地下鉄御堂筋線「長居」駅3号出口より東へ800m
         ・JR阪和線「長居」駅東出口より東へ1000m
6.観覧料   常設展の入館料でご覧になれます。
         ・大人300円、高校・大学生200円(30人以上は団体割引あり)
・中学生以下、障害者手帳をお持ちの方、または大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
7.標本数   約2万点

ご要望がありましたので館長からのご挨拶メッセージをリンクさせて頂きました
特別陳列開催挨拶(PDF)


■展示の詳細 1.大阪湾に漂着したマッコウクジラの胃内容物と下顎骨 (約 1100点)
 2010年5月に堺泉北港に死亡漂着したマッコウクジラ(メス、体長9.1m)は当館が標本として収蔵したが、その際におよそ千数百個体分のイカ類の顎板(歯;いわゆるカラストンビ)を胃から回収した。その顎板から、現在までにダイオウイカをはじめとする7種群のイカ類を確認した。西日本海域におけるマッコウクジラの食性はほとんど知られておらず、貴重なデータとなることが期待される。

2.北米およびアフリカ産イシガイ類標本(42点)
 大阪教育大学教授・近藤高貴(こんどうたかき)氏が収集した北米(テキサス州・オハイオ州)およびアフリカ(タンガニイカ湖)産イシガイ類標本。いずれもイシガイ類が適応放散を遂げた場所であり、このグループの多様性が伺い知れる標本群である。

3. 西垣外正行(にしがいとまさゆき)氏鳥類コレクション(30点)
 西垣外正行(にしがいとまさゆき)氏の鳥類の本剥製コレクションを展示する。氏は堺市在住で古くから鳥類の死体を入手しては、自ら本剥製を剥製して来られた。そのコレクションの大部分は国立科学博物館に収蔵されているが、晩年のコレクションの一部を寄贈いただいたので展示する。タカ類をはじめ国産の鳥類とともに、外国産の鳥も含まれる。

4.南アルプス鳳凰山(ほうおうさん)の甲虫類 (3,500点)
hanekakushi.jpg

 山梨県韮崎市において、水野弘造(みずのこうぞう)・細田倖市(ほそだこういち)の両氏らによって調査された甲虫類標本が、大阪市立自然史博物館へ寄贈された。ここには人里からブナ 林、さらには標高3,000m近くの亜高山〜高山性の針葉樹林帯と、さまざまな環境があり、2,800種を超える多数の種類が記録された。中にはホウオウセスジハネカクシ、ホウオウコメツキなど、今回の調査によって新種として見つかったものも含まれている。

5.小路嘉明(しょうじよしあき)コレクション(日本産蝶類)(15,873点)
gifu.jpg

 蝶研出版を設立し、日本の蝶学をリードした小路嘉明氏は、1998年に44歳の若さで急逝された。日本産蝶類全種の標本を収集された小路氏のコレクションは、ご自身が好きだったギフチョウ類、クロツバメシジミ、迷蝶の多数の標本を含んでおり、とても貴重なものである。蝶研出版から当館へ寄贈されたそのコレクションを初公開する。

6.新記載された種を含む大阪府高槻市産冬虫夏草菌標本(50点)
 高槻市在住の坂根健(さかねたけし)氏が採取した冬虫夏草などの昆虫寄生菌の標本。坂根氏を含む研究者たちによって2009年に新種記載された種、2010年に学会発表された種を含む。 非常に良好な状態の標本であり、研究資料としても大阪の菌類資料としても重要なものである。

7.新名神高速道路建設予定地の植物標本(20点)
 新名神高速道路の建設に伴い、高槻市〜箕面市の区間にかけて 詳細な植物調査と標本作製が西日本高速道路株式会社関西支社によって行われ、578種1391点が博物館に寄贈された。このコレクションにはカキツバタやヒロハトリゲモなどの稀産種、ホクリクタツナミソウなどの大阪府初記録の種が含まれる。また、季節を通じて標本が採集されており、一級の生態標本のセットである。

8.大阪平野地下に残された古墳時代の海岸線(2点)
 大阪文化財研究所によってJR新今宮駅前の発掘調査が2010年夏に行われ、古墳時代の海岸線付近にたまった地層が確認された。その地層を樹脂を使ってそのままはぎ取り,保存している。今から約1500年前の海岸線が新今宮駅付近であったことが明らかとなり、大阪平野の古地理を復元する上で重要な資料である。

9.京阪中之島線ボーリング資料(1箱)
 京阪中之島線の建設工事に伴い掘削された3地点のボーリング資料が、(財)地域地盤環境研究所より寄贈された。深度100m〜300mに及ぶ、保存状態の良好なオールコアボーリングである。沖積層・段丘層に覆われて大阪市内では観察の困難な、大阪層群の海成粘土層や火山灰層が、このボーリングコアによって数多く観察された。地下の地質構造や、大阪平野のおいたちを調べる上で、非常に重要な資料である。

3/13,20 「子どもとつくる春の押し花メッセージカード」を開催
2011年03月06日

8QHz.jpg
3月6,13,20日の各日曜日、自然史博物館1Fミュジアムサービスセンター前で「子どもとつくる春の押し花メッセージカード」を開催しています。
おしばなってなあに?というお子さんも30分程度で楽しめるプログラムです。
博物館入館料のみ、料金はかかりません
6日日曜日も大人、子供合わせて120名ほどが楽しんで、思い思いの作品をつくってくれました。

おしばなってなあに?(PDF)

大人向けにも,20日に大人限定ワークショップがあります。

大人向け押し花・海藻押し葉ワークショップ
2011年03月05日

otonaws.jpg

自然史博物館では3/20,3/27に大人向けのワークショップを開催します。
通常の自然史博物館の行事と異なり、アートな味付けになっているワークショップです。生物学になじみのない方でも楽しめる、イベントになっています。作例のような作品を作りながら、植物や海藻、海の環境などにきっと親しみを持ってもらえるのではないでしょうか。参加費無料です
お申し込みは博物館ホームページのイベント覧から。なお申し込み締め切りを延長しています。
PDF版のご案内

3月の自然史博物館
2011年03月01日

 春の訪れをいろいろなところで感じられる今日この頃ですが、自然史博物館もそろそろ春モードに動きつつあります。3月には各種イベントがたくさん行われます。また4月以降の行事の申込もはじまっています。
 大人向けのワークショップ「大人のアート押し花ワークショップ」「大人の海藻押し葉ワークショップ」がそれぞれ3月20日(日)、27日(日)に行われます。自然とアートの融合を楽しんでみましょう。子どもたちには3月26日(土)・27日(日)に「ボランティアまつり」が行われます。この1年間みんなといっしょに子どもワークショップを行ってきた大学生のみなさんが、様々な楽しい企画を準備しています。4月以降の行事では、やさしい自然かんさつ会「レンゲ畑のいきもの」の申込もはじまっています。小さなお子様から参加することができます。きれいなレンゲ畑でいろいろないきものを観察してみましょう。
 友の会月例ハイキングは恒例の「加太・城ヶ崎海岸の海藻を食べよう!」(3月20日(日))です。友の会のみなさんは、海の恵みを味わいに行きましょう。

カテゴリー

月別アーカイブ


月別アーカイブ一覧