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「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」を開催します
2016年12月27日

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 大阪市立自然史博物館は、大阪南港・ATCホールにて平成29年7月25日(火)から9月3日(日)まで、「メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-」を開催します。

 なぜ恐竜は巨大化できたのでしょう。この展覧会では、恐竜のなかでも最も大きく、史上最大の陸上動物とされる「竜脚類(りゅうきゃくるい)」にスポットを当てました。竜脚類は長い首と尾が特徴の植物食恐竜で、全長が30メートルほどにおよぶものもあります。目玉となるのは、スペインで発見されたヨーロッパ最大のトゥリアサウルスです。関西初公開となる復元骨格(半身)は迫力満点です。他にもディプロドクスやカマラサウルスといった竜脚類をはじめ、アロサウルスやステゴサウルス、ティラノサウルスなどの全身復元骨格に加え、生体復元モデル、恐竜ロボットなど約200点を展示します。

■名  称  メガ恐竜展2017-巨大化の謎にせまる-

■会  期  平成29年7月25日(火)~9月3日(日) 会期中無休

■開館時間  午前9時30分~午後4時30分(入場は午後4時まで)

■会  場  大阪南港ATCホール 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 https://atchall.com/

■料  金  一般 1,600円(1,300円) 、 3歳~中学生 900円(700円)
         ※( )内は前売並びに20人以上の団体料金。
         ※前売券は5月13日(土)から7月24日(月)まで主要プレイガイドにて販売。
         ※心身に障がいのある方の介助者は無料。
           (ご本人は有料。1名につき1人まで。証明できるものをご提示願います。)

■主  催  大阪市立自然史博物館、読売新聞社、テレビ大阪、ATC

■後  援  スペイン大使館

■特別協賛  万代

■協  賛  大和ハウス工業、あいおいニッセイ同和損保

■学術協力
ディノポリス(スペイン)、ボン大学、天草市立御所浦白亜紀資料館、岡山理科大学、群馬県立自然史博物館、天王寺動物園、栃木県立博物館、三重県総合博物館、ミュージアムパーク茨城県自然博物館  ほか

■総合監修  マーティン・サンダー(ボン大学 教授)

■お問合せ  メガ恐竜展2017事務局 06-6615-5556


メガ恐竜展2017公式HP : http://mega2017.jp/




■主な展示
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大船渡市長のご来館
2016年12月26日

 12月13日(火)、東日本大震災被災地でのワークショップなどの支援活動に対するお礼として、岩手県 大船渡市の戸田公明市長と鈴木弘観光推進室長が来館され、現在の現地の状況などをご報告くださりました。


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左から谷田館長、戸田市長、鈴木観光推進室長、大阪自然史センター 西澤真樹子さん、大阪自然史センター 道盛正樹理事

大阪市立自然史博物館学芸員の募集について
2016年12月21日

 大阪市立自然史博物館では以下の学芸員を募集します

いずれも任期付きではありますが、任期の更新もあります。

・昆虫「鱗翅類」担当 1名
 大阪市立自然史博物館で、鱗翅(チョウ・ガ)類を中心とする昆虫全般に関する調査・研究、収集・保管、展覧会等の企画・立案・展示・撤収、普及・教育、その他館の運営に必要な業務に従事します。

・脊椎動物担当 1名
自然史博物館で、魚類を中心とする脊椎動物に関する調査・研究、資料の収集・保管、展覧会等の企画・立案・展示・撤収、普及・教育、その他館の運営に必要な業務に従事します。

・脊椎動物化石担当 1名
自然史博物館で、脊椎動物化石を中心とする古生物に関する調査・研究、資料の収集・保管、展覧会等の企画・立案・展示・撤収、普及・教育、その他館の運営に必要な業務に従事します。


応募要項・選考スケジュール・応募方法など詳細は
大阪市博物館協会 ホームページ
http://www.ocmo.jp
をご参照ください。

ご応募をお待ちしております。

「ホネホネサミット2017」を開催します
2016年12月20日

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 大阪市立自然史博物館では、「ホネホネサミット2017」を平成29年2月11日(土・祝)・12日(日)に開催します。

 ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に骨格標本を作製している団体や個人、その他さまざまな形で骨格標本づくりに関わっている人たちの交流を大きな目的として、それぞれが作った標本を展示したり、活動内容を紹介したりします。また、イベントとして一般の方々にも来場いただき、骨の魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。

 ホネホネサミットを主催する「なにわホネホネ団」は2003年、大阪市立自然史博物館の研究サークルとして活動を始めました。主な活動は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントにも出掛け、動物の死体を標本として残すことの意義を普及してきました。
大阪でのホネホネサミットは、2009年、2011年、2014年に続いて今回が4回目の開催となり、各回の来場者は1日数千人に及びます。このイベントが、今後さらに各地の骨の標本製作集団の活動を活性化させるきっかけになればと考えています。

 今回も骨をはじめ、自然に興味のある多くの方々のご来場をお待ちしております。

■日  時:平成29年2月11日(土・祝)・12日(日) 9時30分~16時30分(両日とも入館は16時まで)

■会  場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール ほか

■入 場 料:無料 ※臨時休館中のため大阪市立自然史博物館・常設展の観覧はできません

■開催内容
◆ブース展示(両日とも開催)
出展者による活動紹介や標本などの展示、自然をテーマとした参加体験型のゲームコーナーなど。

◆講堂プログラム
<2月11日(土・祝)>
招待講演会「海のホネ拾い」
  海岸に打ちあがっている骨拾いから、どんな「世界」が見えてくるのかをお話ししたいと思います。特に沖縄の海岸で見つかるジュゴンの骨に焦点を当ててみたいと思っています。
 ・時 間:13時30分~15時
 ・会 場:自然史博物館本館 講堂
 ・参加費:無料
 ・講 師:盛口 満(沖縄大学人文学部)

<2月12日(日)>
ホネホネ☆発表会
 出展者が、骨標本作りや皮むきの技や道具などのノウハウ、骨を使った教育プログラムや活動展開を紹介します。
 ・時 間:13時~14時30分
 ・会 場:自然史博物館 ネイチャーホール
 ・参加費:無料
 ・発表者:樹脂会、なにわホネホネ団 ほか

■主  催:
大阪市立自然史博物館、なにわホネホネ団

ホネホネサミット2017のホームページ http://www.omnh.net/npo/hone2017/

チラシ(表)
チラシ(裏)

新春ミニ展示「酉年」展のお知らせ
2016年12月16日

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 2017年の干支は酉(とり)。大阪市立自然史博物館では、2017年1月5日(木)~1月31日(火)の間、酉年にちなんで様々なニワトリの展示を行います。
 よく見る茶色いニワトリ「ボリス・ブラウン」に加えて、地肌が真っ黒な「ウコッケイ」、頭頂部に長い羽根を持つ「ポーリッシュ」、「名古屋コーチン」など、いろいろな品種のニワトリのはく製をご覧いただけます。


○期  間:2017年1月5日(木)~1月31日(火)

○開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)

○場  所:大阪市立自然史博物館 本館1階 出入口付近

○休 館 日: 1月1日(日・祝)~1月4日(水)、1月10日(火)・16日(月)・23日(月)・30日(月)

○入 場 料:常設展入館料(大人 300円、高大生 200円)


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名古屋コーチン


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ポーリッシュ

年末年始の休館日のお知らせ
2016年12月12日

大阪市立自然史博物館は、平成28年12月28日(水)より 平成29年1月4日(水)まで 休館いたします。
新年は、1月5日(木)より開館いたしますので、よろしくお願いいたします。

下関市立しものせき水族館「海響館」で巡回展「イチ押し!瀬戸内海の自然トピックス」を開催します
2016年12月09日

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 大阪市立自然史博物館では、2012年以来、瀬戸内海沿岸の博物館・水族館・研究機関と連携し、瀬戸内海の自然の調査研究や資料収集、観察会を行ってきました。この巡回展では、連携活動を通じて得られた情報や標本資料を基に、標本,レプリカ,模型,写真,解説パネルなどを使って、私たちが「イチ押し」だと思う瀬戸内海の特徴的な自然をトピック形式でご紹介します。第1回目を倉敷(8月)、第2回目を岸和田(11月)で行ってきましたが、第3回目として以下の巡回展を山口県下関で開催します。

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巡回展「イチ押し!瀬戸内海の自然トピックス」

◎会期:平成28年12月10日(土)~平成29年1月9日(月・祝)

◎時間:9時30分~17時30分 入館は17時00分まで

◎会場:しものせき水族館「海響館」1階 イベントホール
    山口県下関市あるかぽーと6番1号

◎その他:水族館入館料が必要です

◎主催:大阪市立自然史博物館

◎共催:下関市立しものせき水族館「海響館」

◎主な展示物:瀬戸内海の地形の模型、浜辺で見られるウスバカゲロウ(アリジゴク)の拡大模型、ハマボウの模型、カブトガニなど干潟で見られる生き物の標本,底曳き網で漁獲される生き物の標本,サワラ・タケノコメバルなどの実物模型、マガキ養殖で吊り下げられたマガキ実物標本、タコ壺、ジャリン(大分県のハマグリ漁)などの漁具など。

※なお、この巡回展及び連携事業はJSPS科研費により実施しています(基盤研究A 課題番号JP24240113「自然史系博物館等の広域連携による『瀬戸内海の自然探究』事業の実践と連携効果の実証」、研究代表者:波戸岡清峰)

12月17日昆虫学公開研究発表会のご案内
2016年12月09日

昆虫学公開研究発表会(日本昆虫学会近畿支部2016年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第154回例会)
を大阪市立自然史博物館本館の講堂で開催します。
近畿各地の研究機関や大学で行われている昆虫研究の最新情報を知るチャンスです。学会発表の形式で行われますが、学会会員以外の方も聴講できます。植物園入園口から入場ください(大人300円)。

主催:日本昆虫学会近畿支部・日本鱗翅学会近畿支部
共催:大阪市立自然史博物館
日時:12月17日(土)11時から
会場:大阪市立自然史博物館 講堂

問合せ:松本(昆虫研究室)


昆虫学公開研究発表会(日本昆虫学会近畿支部2016年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第154回例会)

プログラム
11:00-
1. ダンダラテントウ大阪個体群の季節消長と寄主利用
    ○河上康子1,山崎一夫2,大橋和典3(1)大阪自然史博・外来研,2)大阪市環科研,3)豊中市)
2. 微小昆虫を用いた NGS 解析: クルミホソガの RAD マーカー連鎖地図の作成に向けて
    ○小林正幸1,手塚あゆみ3, 永野惇2,3, 大島一正1(1)京都府大・院生命環境,2)JSTさきがけ,3)龍谷大・農学部)
3. 幼生期未知のウスキボシキバガ(キバガ科)、ニッコウトガリバ(カギバガ科)などの生態
    寺本憲之(滋賀県立大・琵琶湖博物館)
4. 兵庫県武庫川下流域の蝶類
    渡辺康之(NRC)

13:00-
5. 東アジアに分布するトウヨウミツバチの系統地理学的解析
    ○若宮健,奥山永,高橋純一(京産大・院・生命科学)
6. ミトコンドリアDNAとマイクロサテライトDNAによるエゾオオマルハナバチの集団遺伝構造の解析
    西本愛1,高橋萌2,竹内剛1,清拓哉3,土田浩治2,野村哲郎1,高橋純一1(1)京産大・総合生命,
    2)岐阜大・応用生物,3)科博)
7. 南西諸島におけるセスジアメンボの集団構造
    ○中村勇斗・広岡祐太,大島一正(京都府大・生命環境)
8. 寄主を取り合う寄生蜂:野外での優占種は室内競合実験でも優位となるか
    ○有吉恵子,大島一正(京都府大・院生命環境)
9. マイナーからゴーラーへ: 摂食様式が突然切り替わるタマホソガの生活史
    ○濵谷昭寿,大島一正(京都府大・院生命環境)
10. クルミホソガ(鱗翅目:ホソガ科)で迫る近親交配の回避機構
    ○成相桂,大島一正(京都府大・院生命環境)
11. ホソガ科昆虫を用いた極東アジアにおける比較生物地理
    ○山本格,大島一正,Guo-Hua Huang,Min Wang(京都府大・院生命環境)
12. リーフマイナー潜入葉の組織と光合成活性
    ○薬師川穂、大島一正、池田武文(京都府大・院生命環境)
13. クズホソガのホストレース間交配と雑種世代の産卵選好性
    ○町田篤俊,羽田智子,大島一正(京都府大・生命環境)
14. ダイコンハムシの落下行動:寄主植物の構造が着地場所に与える影響
    ○松原慧、杉浦真治(神戸大・院農学研究科)
15. 菌ゴール上の節足動物群集:種数と個体数に対するゴールサイズの影響
    ○船本大智・杉浦真治(神戸大・農学研究科)
16. 日本産Therion属(ハチ目:ヒメバチ科:コンボウアメバチ亜科)の系統分類学的研究
    ○清水 壮1・伊藤誠人1,2・A. Bennett3・前藤 薫1(1)神戸大・院農学研究科,2)学術振興会
     特別研究員,3)Canadian National Collection of Insects)
17. 河内長野市におけるアリ類の垂直分布
    沖本拓也1,上田昇平1,大門聖2(1)大阪府大・生命環境,2)河内長野市)
18. 絶滅危惧種ウラナミジャノメの遺伝的多様性:近縁普通種ヒメウラナミジャノメとの比較
    長谷川湧人,竹内剛,平井規央,上田昇平(大阪府大・院生命環境)
19. 八重山諸島産スジグロカバマダラの温度・日長反応
    白石麻佑子,上田昇平,平井規央(大阪府大・生命環境)

ポスター発表
P1.  セアカゴケグモなどのゴケグモ類の分布拡大
    清水裕行・金沢 至(大阪自然史博)
P2.  紫外線斑紋撮影によるPieris napi 種群の分類
    ○松田真平・金沢 至(大阪自然史博)
P3.  ギンケハラボソコマユバチの過寄生による発育への影響の解明
    ○高澤あゆみ・前藤薫(神戸大・農学研究科)

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