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セミ展通信 第3号  〜デシベルってなんでしべる?〜
2007年07月31日

セミ展通信 第3号 7/31(火)〜8/6(月)
〜デシベルってなんでしべる?〜

 さていよいよ夏本番のセミ本番!このセミ騒音、いったいどれくらいの音量があるんでしょう?
 音量は「デシベル」という単位で表されます。ふつうの町の中の騒音は60デシベルくらい、住宅街だと40デシベルくらいが目安です。
博物館では毎日のセミの音量を計って記録を付けています。
2006年で一番うるさかった日は 8月1日、音量は 90.4デシベルでした。これは、たくさんの機械が絶え間なく動く工場内とおなじくらいのうるささで、大声でないと会話できないレベルです!
さて、今年は…?

▼ 今年の予想と計測値はこちらでみられます ▼
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiyake/semi-hassei2007.html
 7/31の計測値は2004年の最高値と同じでした。まだまだ、うるさくなりまっせ〜。(初宿学芸員)

「世界一のセミ展」は、長年こういった地道な調査を続けた結果の集大成といえます。
今回の特別展の仕掛人で、セミの研究を続けて来た初宿学芸員が、今週の「自然史オープンセミナー」で話をします。
是非、聞きに来て下さい。

======== 今週のセミ展 ========

◇8/4(土)自然史オープンセミナー「大阪には何でこんなにクマゼミが多いんや?」
 午後3:00〜4:30 自然史博物館 集会室
 講師 初宿成彦学芸員
 大阪の市街地では、クマゼミ以外のセミを見つけることさえ困難になっています。しかし、少なくとも1970年代以前は、アブラゼミのほうが多かったことがアンケート調査からわかりました。これは温暖化によって起こったのでしょうか。それとも、他の要因があったのでしょうか。大阪での過去の気温・環境変化のほか、東京、ソウル、札幌、鹿児島などの市街地にすむセミについて紹介しながら、この謎に迫ります。
 ▼くわしくはイベント情報で▼
 https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#EBQ8MUX


◇8/5(日)テーマ別自然観察会「温暖化とエゾゼミ」
 ※申込受付は終了しています。


◇8/4(土)5(日) ワークショップにおいでよ!「セミ・はねもようストラップ」
 当日受付(各回開始時間の15分前より、特別展入口にて受付を行います。) ・時間 午前11:30、午後1:00、2:00、3:00、4:00
 夏のおわりに、おちている、セミのはね。ひょうほんと見くらべながら、なまえをさがそう。いちばんきにいった、はねのもようを、とうめいシートにうつしとって、セミのはねもようの、キラキラストラップをつくろう!
 ▼くわしくはこちらのサイトで▼
 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/events/workshop/8.html

======== セミ展マスコミ情報!今週放送/掲載分 ========

◇テレビ◇
8月1日(水) 11:30〜11:45
NHK総合 「ぐるっと関西お昼まえ」
http://www.nhk.or.jp/gko/
※初宿学芸員が出演します。

8月(日は未定)  夕方18:17〜
フジテレビ 「スーパーニュース」
http://www.fujitv.co.jp/index.html
※関東地方のみ(BSフジ、ケーブルテレビ、スカパーでは視聴可能)


◇新聞/雑誌◇
7月28日(日)
朝日新聞 夕刊10面
※セミの鳴き声について

8月3日(金)
小学館「小学2年生 9月号」
http://netkun.com/magazine/sho2/
セミ特集


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特別展「世界一のセミ展」
2006年7月7日(土)〜9月2日(日)
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2007semi/
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大阪市立自然史博物館叢書シリーズ「標本の作り方−自然を記録に残そう−」の出版
2007年07月28日

 自然史博物館の学芸員や博物館に集う人たちを中心に執筆される「大阪市立自然史博物館叢書シリーズ」。その第2弾である「標本の作り方−自然を記録に残そう−」(2500円+税)が7月20日に東海大学出版会から出版されました。
http://www.press.tokai.ac.jp/bookdetail.jsp?isbn_code=ISBN978-4-486-01769-1
 化石や岩石、植物、昆虫、動物など自然史資料全般について、お家や学校でできる標本の作り方を紹介しています。また、自然史データのを残す意義などについても述べています。夏休みの自由研究の参考書にもぴったりです。
 全国の一般書店や自然史博物館のミュージアムショップで発売中です。ぜひご購入下さい。

セミ展通信 第2号
2007年07月24日

セミ展通信 第2号 7/24(火)〜30(月)

 いよいよ梅雨も明け、セミたちも調子を上げてきています。
 世界一クマゼミがうるさいといわれる大阪でも、クマゼミ以外のセミのなきごえが聞こえる事もあります。それはとてもラッキーな事!
 ただのうるさい鳴き声だけど、今年はすこーし気にかけて聞いてみて下さい。
 セミ展では、大阪や世界のセミの鳴き声を聞く事ができます。聞きくらべに役立てて下さい。

======== 今週のセミ展 ========

◇参加申込しめきり!7/27(金)テーマ別自然観察会「温暖化とエゾハルゼミ」
※開催日は8/5(日)。行事に参加するには申込をしてください。
 ▼くわしくはイベント情報で。申込もできます。▼
 https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#GR6Z78J

◇7/28(土)29(日) ワークショップにおいでよ!「なき声だあれ?」
 ・当日受付(直接会場まで起こし下さい) ・時間 11:30 1:30 3:30
 ミンミン、チチチ・・・ないているのは、だあれ?耳をすまして、音のワークショップ。セミのハカセといっしょに、いろんなセミのなき声を聞いてみよう!何ゼミの声かな?ハカセのウソ鳴きも入っているかもしれないけど、キミなら、聞きわけられるかも・・・・。
 ▼くわしくはこちらのサイトで▼
 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/events/workshop/7_2.html

2号.jpg
ワークショップ「クマゼミすごろく」のようす。
(「クマゼミすごろく」のプログラムは終了いたしました。)


======== セミ展マスコミ情報!今週放送/掲載分 ========
テレビ出演多数!放送を見た感想を初宿学芸員に是非伝えてあげてください!

◇テレビ◇
7月24日(火) 夕方16:55〜17:59
関西テレビ「スーパーニュースアンカー」
※セミの羽化のかんさつ の様子が放送されます。

7月28日(土) 深夜0:50〜1:45
読売テレビ「大キングコング!情報しゃべり隊!」
※セミ展情報

7月29日(日) お昼13:55〜14:00
テレビ大阪 「大阪情報BOX」
※初宿学芸員が出演します。

8月1日(水) 11:30〜11:45
NHK総合 「ぐるっと関西お昼まえ」
※初宿学芸員が出演します。


◇ラジオ◇
7月27日 夕方16:43〜16:50
NHKラジオ「関西ラジオワイド」
※博物館から生放送です!(来館しても放送の様子は見られません。ご了承ください。)


◇新聞◇
7月24日(火)
産經新聞 夕刊1面
※初宿学芸員のコメントが掲載されています。


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特別展「世界一のセミ展」
2006年7月7日(土)〜9月2日(日)
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2007semi/
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中学生のみなさんへ・学芸員になってみませんか—「ドキドキ子ども自然史ウォッチング『学芸員体験コース』」のご案内
2007年07月22日

博物館の展示はどのようにして作られるのでしょうか? 博物館では、学芸員とよばれる人たちが、研究したことや採集したたくさんの標本をもとに、展示を作っています。

そこで、こんな学芸員の仕事が体験できる「ドキドキ子ども自然史ウォッチング『学芸員体験コース』」を企画しました。8月21日(火)から23日(木)の3日間、自然史博物館学芸員やボランティアリーダーと一緒に、野外調査や採集、標本づくりを行い、これらの成果を使って展示を作ります。今回は「植物コース」「昆虫コース」「クマムシコース」の3つのコースから1つを選べます(各コースの定員枠を越えた場合は、希望に添えない場合もあります)。あなたも、学芸員の仕事を体験してみませんか?

詳しくは・・・こちらをごらんください。
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#EUAL4HY

8/18【日本生物教育会・生物教育シンポジウム「リスクコミュニケーションと生物教育」】
2007年07月22日

自然史博物館では大阪府高等学校生物教育研究会・日本生物教育会近畿ブロック連絡会と共催して
日本生物教育会・生物教育シンポジウム「リスクコミュニケーションと生物教育」
を8月18日(土)午後1時30分より午後5時30分まで、開催します。
リスクコミュニケーションは、近年、科学教育の分野で注目される概念です。リスクを正しく評価するために話し合う(コミュニケーションする)ためにはそれなりの方法論があります。東京大学の苅間准教授を中心とするメンバー(日本安全学会)で最新の研究成果を交えて紹介します。
詳しい内容は以下をご覧下さい。

https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#EHGY9VT

8/11【公開シンポジウム「アサギマダラ移動調査の30年と今後の展望」】
2007年07月22日

旅をするチョウとして知られるアサギマダラ。各地の研究者やアマチュアが参加したマーキング調査で、その移動の実態は少しづつ明らかになってきました。調査を始めて30年、日本鱗翅学会アサギマダラプロジェクトでは、公開シンポジウム「アサギマダラ移動調査の30年と今後の展望」を8/11(土)大阪市立自然史博物館講堂で開催します。
申し込み不要です。
台湾のアサギマダラやマダラチョウ類に関する講演もありますので、多数のご参加をお待ちしております。
詳しい内容はこちらをご覧下さい。
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#EDFFYCA

夏休みの自然史博物館土日はゆったり6時まで
2007年07月21日

 自然史博物館は7/21から8/26までの夏休み期間中、土日は夕方6時まで開館しています。(入館は午後5時30分までです)
ワークショップや探検クイズ、「世界一のセミ展」をゆったり味わうもよし、2007年3月にオープンした第5展示室を体験してもよし、夕方のちょっと涼しくなった長居公園の散歩ついでに博物館見学、などなど楽しみ方はいろいろ。夏の一日、自然史博物館をどうぞお楽しみください。

セミ展通信 第一号
2007年07月18日

セミ展通信 第1号 7/17(火)〜23(月)

台風が過ぎて、セミの羽化が一勢に始まりました。セミの羽化は日没から早朝にかけて行われます。通勤や通学の朝の時間なら、まだぬけがらにつかまって、もたもたしているセミが見られるかもしれません。
今週、博物館では「セミの羽化のかんさつ」が行われます。土からはい出して少しずつ脱皮する姿を、専門家の話を交えながらゆっくり眺めましょう。

======== 今週のセミ展 ========

◇7/21(土)「セミの羽化のかんさつ」 PM6:00〜8:00
 日暮れ後の長居公園でセミの羽化を観察します。お子様におすすめです。(小学生以下は保護者同伴)
 ▼くわしくはイベント情報で 集合場所や持ち物があるので確認してください。
 https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#ELHGKCV

◇7/21(土)22(日) ワークショップにおいでよ!「クマゼミすごろく」
 ・当日受付(直接会場まで起こし下さい) ・時間 11:30 1:30 3:30
 殻をやぶって成虫になったセミ。ここまでたどりつくのは、大変だったんだよ。セミの一生を見てみよう。卵の時、土の中、空の上まで・・・敵は、山ほどおそいかかる!セミの一生マップに敵カードをはりつけて、お家で遊べる「クマゼミすごろく」を作ろう。どんなすごろくになるかは、キミしだい。セミのハカセも、お手伝いするよ。
 ▼くわしくはこちらのサイトで▼
 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/events/workshop/7_1.html

◇7/22(日)「夏休み自由研究相談会」AN10:00〜PM4:00の間
夏休みに生物、化石、岩石、地質など自然をテーマに自由研究に取り組もうとしている小・中・高校生に、学芸員がアドバイスします。
セミに限りません!何でも相談してください!
▼くわしくはイベント情報で
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#EG6VX1Z
▼セミ展に関連した自由研究ガイド
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/kids/jiyukenkyu2007/


======== セミ展マスコミ情報!今週放送/掲載分 ========
何かと話題のセミ展。雑誌にテレビに大忙しです!

= 新聞 =
7月18日(水)掲載
毎日新聞「満載」イベント編

= ラジオ =
7月22日 8:00〜8:30
MBSラジオ 「馬場の大阪大発見!」
※初宿学芸員が出演します。


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特別展「世界一のセミ展」
2006年7月7日(土)〜9月2日(日)
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2007semi/
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夏休みの自由研究の計画は?7/22は自由研究相談会+特集サイト
2007年07月14日

 もうすぐ夏休み、今年の自由研究はどうしようと思っている皆さん、大阪市立自然史博物館では7月22日に夏休み自由研究相談会を開催します。みなさんの「こんな自由研究をしたいんだけれど、どうやったら調べられるんだろう」、「こんな計画をしてるけどうまくいくかな」といった疑問や質問に各分野の学芸員が答えます。
 当日参加OK。でも、できれば前日までにご連絡いただけると、学芸員が回答を準備できます。
7月22日の午前10:00〜午後4:00の間ずっとやってます。都合のよい時間に来てね。
 そしてさらに、開催中の「世界一のセミ展」にあわせ、今年は自由研究もセミをテーマにしたスペシャルサイトがオープンしました。世界一のセミ展を見て、きみも自分の待ちのセミを調べてみよう!
自由研究特設サイトはこちら
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/kids/jiyukenkyu2007/

7/14より カミキリムシとゲンゴロウの標本展 〜北山昭コレクション〜
2007年07月13日

特別展:「世界一のセミ展」はおかげさまで好評開催中です。さらに、夏休みにあわせ、本館2Fイベントスペースでは「カミキリムシとゲンゴロウの標本展 〜北山昭コレクション〜」を7/14から開催します。
 本館入館料のみでご覧いただけます。どうぞ「世界一のセミ展」とあわせてご覧下さい。なお、特別展会場では特別展と常設展入館券のお得なセット券も販売しています。

ゲンゴロウ
 大阪府吹田市に在住し、2001年に41歳の若さで亡くなった北山昭さんの昆虫標本コレクションが2006年、大阪市立自然史博物館に寄贈されました。北山さんは幼少のころから自然に関心を持ち、昆虫や鳥など幅広い分野に造詣のあるナチュラリストでした。またゲンゴロウ科の一種の新種を記載発表されるなど、研究者としても活躍されました。寄贈された昆虫標本はゲンゴロウ、カミキリムシ、蝶などおよそ1万5千点です。このうちのおもな標本を研究業績などとともに展示し、北山さんの温厚で誠実な人柄を偲びます。

 期間:7月14日(土)から9月17日(月祝)
 会場:自然史博物館本館イベントスペース(本館2階・第4展示室となり)

掲載画像:北山昭氏によるゲンゴロウのコレクション。今では貴重な種類も多く含まれている。





故・北山昭氏。1999年9月、北海道にて。


北山昭さんらが新種発表されたヤギマルケシゲンゴロウHydrovatus. yagii.


北山昭さんの名がついたキタヤマホソケシマグソコガネ Trichiorhyssemus kitayamai


本日(7/7)より、いよいよ公開「世界一のセミ展」
2007年07月07日

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大阪市立自然史博物館では本日、2007年7月7日より9月2日まで、第36回特別展「世界一のセミ」展を開催しています。長居公園でもさっそくクマゼミが鳴き出し、今年は大発生の予感?
特別展で不思議なセミの一生、世界のセミ、いろんな鳴き声を体験してみましょう。
自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2F)で開催しています。
詳しくは特別展特設サイト
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2007semi/
をご覧下さい。

開館時間  午前9時30分から午後5時まで(入館は4時30分まで)
7月21日〜8月30日までの土日は午後6時まで(入館は5時30分まで)開館
休館日  毎月曜日(祝日の場合は翌日)
入場料  大人400円 高校生・大学生 300円(30人以上団体割引あり)
本館常設展と植物園との入場料とのセット料金は 大人600円 高校生・大学生400円
※中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料。
※長居植物園への入園は別途料金が必要。です。

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