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ミニ展示「陸前高田市海と貝のミュージアム所蔵の貝類標本とそのレスキュー」
2012年03月02日

 2011年3月の東北地方太平洋沖地震により、東北地方の博物館施設は大きな被害を受けました。自然史博物館では被災したこれらの施設の標本のレスキューを行っています。
 陸前高田市海と貝のミュージアム(岩手県)は、今回の津波により建物全体が水没し、流失を免れた標本も大半が浸水する被害を受けました。これらは2011年4月上旬に現地から回収されましたが、標本にカビが発生したり、ラベルが傷んだりしていたため、洗浄・殺菌・乾燥作業を行うことになりました。自然史博物館ではこのうち陸産貝類(柵山龍司コレクション)の微小種約500点を預かり、復旧作業を行いました。作業は自然史博物館友の会の会員から募ったボランティアの皆さんの手で進められました。今回のミニ展示では、復旧を終えた標本の一部(22点)をご紹介します。

 展示期間:3月2日(金)から6月3日(日) ※月曜休館(ただし4月30日は開館)
 時間:午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)
 場所:自然史博物館 本館1階 ナウマンホール
 観覧料:常設展の入館料(大人300円、高大生200円、中学生以下無料)でご覧頂けます。
 協力:陸前高田市海と貝のミュージアム、岩手県立博物館
 問合せ:動物研究室・石田

常設展示室再オープンしました
2012年03月01日

大阪市立自然史博物館は、展示室壁面の補修工事、及び照明のLED化工事を終え、本日より再オープンしています。LED照明によって骨格標本などは印象も変わって見えるかも知れません。どうぞお楽しみください。
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なお、3月1日から冬期の時間短縮を終了し、閉館時間が夕方17時までになりました。

3月10日から開催される特別展 「恐竜の成長」の準備も急ピッチで進んでいます、ご期待ください。

特別展「新説 恐竜の成長」へのブロガー招待について
2012年02月28日

平成24年3月10日(土)から特別展「新説 恐竜の成長」が始まります。
この特別展では、広報に協力して頂けるブロガーの皆様を、開幕前日の一般内覧会、または開幕2日間のいずれかにご招待します。参加には申込が必要です。以下をご確認の上、お申し込みください。

■ブロガーの皆様ご招待について

特別展の広報に協力して頂けるブロガーの方20名を、開幕前日の一般内覧会、または開幕2日間のいずれかに無料でご招待いたします。
・一般内覧会:平成24年3月9日(金) 午後2時から4時半まで(午後1時半より受付開始)
・開幕2日間:平成24年3月10日(土)または11日(日) 午前9時30分から午後5時まで(入場は随時、最終入館は午後4時半まで)
・会場:自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター 2階)
・参加頂ける方:以下の2つの条件を両方とも満たす方
1 ご自身でブログを開設されていること
2 ご自身のブログに特別展の紹介記事を必ずお書きいただけること
・申込:電子メール(s-nyukansha@ocmo.jp)に 「特別展ブロガー招待申込み」と明記、
名前、居住地の都道府県名、電子メールアドレス、ブログタイトル、ブログURLを書いて、3月4日(日)までに届くように博物館 総務課あてに申込んでください。応募者多数の場合は、6日(火)に抽選を行い、当選結果をメールにて返信させていただきます。
・その他:当日参加はできません。必ず申込みをしてください。ブログの開設の有無などを確認のうえ、参加方法等の詳細は返信でお知らせします。
・問合せ:自然史博物館 総務課

特別展「新説 恐竜の成長」については、こちらをご覧ください。 → dinogrowth.jp

特別展「新説・恐竜の成長」の観覧料変更について
2012年02月27日

 大阪市内在住65歳以上の方の観覧料が変わります。

・3月10日(土)~3月31日(日) 無料(要証明書)
・4月1日(日)~6月3日(日)   大人料金 1,200円

※ 自然史博物館で実施する新聞社等との共催による特別展において、平成24年4月1日より、上記のように観覧料が改訂となります。これは、大阪市が、質の高い展覧会を誘致し、身近に鑑賞できる機会の増加、大阪の文化力の向上等をめざすことによるものです。

※ 常設展・自然史博物館の単独開催の特別展は、平成24年4月1日以降も、これまで通り、無料です。


※大阪市による報道発表(平成22年8月5日)はこちら
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/yutoritomidori/0000088391.html

3月4日鳥取大学公開シンポジウム「菌類のふしぎと他の生物との関わり合い―菌類の生きざまを理解し、菌類を利用する―」が当館で開催されます
2012年02月26日

現在館内の壁面及び照明の工事が進む自然史博物館ですが
再開館後の3月4日に鳥取大学グローバルCOEプログラム 「持続性社会構築に向けた菌類きのこ資源活用」 の主催によるシンポジウム
「菌類のふしぎと他の生物との関わり合い―菌類の生きざまを理解し、菌類を利用する―」
が、当館講堂で開催されます。
当日受付も可能です。どうぞご参加ください。
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自然の中で菌類はしたたかに生きています。菌類が植物や動物とどのような関わりを持って暮らしているのか、またその菌類を人間はどのように利用するのか、菌類がつなぐ生物の不思議な世界をのぞいてみましょう。
日 時: 2012年3月4日(日)13:00-16:00 (12:30開場)
場 所: 大阪市立自然史博物館 1F 講堂
※博物館入館料のみ必要 (大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料)
※どなたでも参加いただけますが、参加ご希望の方はできるだけ事前にe-mailまたはFAXにて、お名前、ご住所、お電話番号、eメールアドレスを記載のうえお申込ください (当日参加も受け付けます)。

申込先: 鳥取大学農学部連大総務係 「公開シンポジウム参加申込」
e-mail: http://www.mycology-jp.org/~msj7/index.html
後 援: 大阪市立自然史博物館


詳細はhttp://rendai.muses.tottori-u.ac.jp/Japanese_data/gcoe/school/index.html

アルバイト職員の募集について
2012年02月24日

下記のとおりアルバイト職員を募集します。

1.募集内容

(1)職  名  (財)大阪市博物館協会 アルバイト職員

(2)勤務場所   大阪市立自然史博物館

(3)職務内容   博物館の普及教育活動に関する広報等の事務及び文献資料整理及び窓口対応業務等

(4)募集人員   1名
  
(5)求める知識経験等
          ・博物館の普及教育活動に興味を持ち、博物館施設で勤務経験のある方。
           文献資料整理など司書業務の経験を有する方が望ましい。
          ・エクセル、ワードが操作でき、イラストレーターで簡単なデザインワークができること。

(6)賃  金   日額5,925円

(7)勤務時間   9時00分~17時30分(うち休憩60分)

(8)勤務日数   週5日程度(勤務日は別に定める。土日祝勤務あり)
 
(9)採用予定   平成24年4月1日(日)予定

(10)雇用期間   平成24年4月1日(日)から平成25年3月31日(日)

(11)通勤手当   実費相当額支給(但し、上限月額20,000円)

(12)社会保険   社会保険の適用については、雇用保険法、健康保険法及び厚生年金保険法の定めるところによる

2.応募資格

(1)当協会アルバイト職員として、任期を全うできる見込みのあること。

(2)高いコンプライアンス(法令遵守)意識に基づき、公平性と透明性を確保しつつ、公益法人職員としての社会的責任を果たしながら業務を執行できる能力を有していると認められること。

(3)成年被後見人または被補佐人に該当しないこと。

(4)禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又はその執行を受けることがなくなった者。

3.応募方法

(1)応募希望者は、次の書類を当協会まで郵送(書留郵便)してください。
①申込書(別紙様式)
   申込書ダウンロード(PDF)
   申込書ダウンロード(xls)
    ※「氏名(自署)」欄以外は、手書き、パソコン打ちとも可

②博物館施設の勤務実績(アルバイトを含む)
   勤務実績記入シートダウンロード(PDF)
   勤務実績記入シートダウンロード(xls)
    ※手書き、パソコン打ちとも可

③返信用封筒
(長形3号定形12cm×23.5cm・送付先の郵便番号、住所、氏名を明記し、80円切手を貼付)

4.選考方法

(1)1次選考(書類選考)
   ・応募申込書及び博物館施設の勤務実績により審査します。

(2)2次選考(面接審査)
 ・1次選考合格者について、面接を行います。
 ・2次選考の日程等は、1次選考合格者に通知します。
(実施日は平成24年3月中旬に予定)

5.その他

(1)応募書類等の個人情報は、採用及び採用後の人事管理のみに利用します。
なお、応募書類等は返却できません。採用選考の終了後、当協会の責任で速かに廃棄処分します。

(2)当協会の概要、事業内容、決算等の関連情報は、当協会のホームページに掲載しています。
       財団法人大阪市博物館協会ホームページ

6.受付期間

  平成24年2月24日(金)から3月9日(金)17:00必着

7.提出先及び問合せ先

〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
   大阪市立自然史博物館 総務課(担当:能美、高橋)
   連絡先(06)6697-6221
  ※問合せは、休館日(月曜日。月曜日が休日の場合は翌日)を除く9時から17時まで受付。
   ※封筒の表に「アルバイト職員採用応募書類在中」と朱書のこと。

本日2月11日(土)から、特別展「新説・恐竜の成長」の前売り開始
2012年02月11日

本日2月11日(土)から、特別展「新説・恐竜の成長」の前売り開始となります。

特別展「新説・恐竜の成長」は自然史博物館ネイチャーホールにて3月10日から開催されます。

前売り券は、自然史のミュージアムショップでも買えるほかは、以下のところで販売しています。
販売は、3月9日(金)までです。

○プレイガイド
 電子チケットぴあ TEL:0570-02-9999(Pコード:987-618)
 ローソンチケット TEL:0570-02-005(Lコード:58448)
 セブンチケット(セブンコード:014-463)
 e+(イープラ ス)
 CNプレイガイ ド TEL:0570-08-9999
 阪神プレイガイド

○コンビニエンスストア セブン・イ レブン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ローソン

○その他 大阪市立自然史博物館ミュージアムショップ、大阪市営地下鉄駅売店(ポスターかチラシの貼ってあるところ)、近鉄駅営業所ほか

また「恐竜の成長」展関連イベントについては、恐竜展のホームページに掲載されていますのでご参照ください。
http://dinogrowth.jp/event/

3月10日(土)から特別展「新説・恐竜の成長」を開催します。
2012年01月06日

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大阪市立自然史博物館では、平成24年3月10日(土)から6月3日(日)まで、特別展「新説・恐竜の成長」を開催します。

恐竜は子どもに大人気です。その中でも、知名度、人気ともに「ティラノサウルス」に勝る恐竜はありません。
特別展「新説・恐竜の成長」(原題:The Growth and Behavior of Dinosaurs)は、映画「ジュラシック・パーク」の監修で有名な、アメリカ・モンタナ州立大学ロッキー博物館の古生物学者ジャック・ホーナー博士とその研究チームによる研究の集大成となる“国際巡回展”です。門外不出と言われていた同館所蔵の「世界最大のティラノサウルス・レックスの実物頭骨化石」などを日本初公開します。
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ロッキー博物館は、世界最多8体のティラノサウルスコレクション、そして成長過程を考察することができるトリケラトプスコレクション標本群などを所蔵しています。今回、日本で展示されるロッキー博物館所蔵標本のほとんどはアメリカ国外で展示された例がなく、「日本初公開」となります。またその他、ホーナー博士監修による動く恐竜復元ロボットも登場し、全長12mを超えるティラノサウルスや色が変わるトリケラトプスロボットなども展示します。
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「現在、学名がつけられた白亜紀の恐竜のうち、3分の1以上が異なる種ではなく、同一種の成長個体である」-。古生物学会に大きな議論を巻き起こしたホーナー博士の学説を展示という手法で表した本展は、コアな恐竜ファンから子どもまで幅広く楽しむことができることでしょう。
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詳細は以下からプレスリリースをご覧ください
プレスリリース(PDF1MB)

「新説・恐竜の成長」公式ホームページ
dinogrowth.jp

Museum of the Rockies (英文)
http://www.museumoftherockies.org/

迎春 2012年も自然史博物館をよろしくお願いします
2012年01月01日

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あけましておめでとうございます。
大阪市立自然史博物館では、今年も、2011年にもまして様々な企画・展示・観察会・講座で皆さんと共に自然を楽しみ、その不思議に取り組んでいたいと思います。
さて2012年は辰年。龍は中国起源の空想上の生き物ですが、そのモデルは黄河流域まで分布し、明の時代にまで生き延びていたマチカネワニだという説があります。博物館に展示されたマチカネワニをにらみ、神格して龍を思った人々の心もちを探るのもよいかも知れませんね。
自然史博物館の常設展示は新年5日より開館します。

なお、1月16日から2月29日まで、工事のための休館となります。休館中も観察会や講演会などの行事は開催されています。詳しくはホームページからイベント案内をご覧ください。

年末年始の休館のご案内
2011年12月26日

大阪市立自然史博物館は、平成23年12月28日(水)〜平成24年1月4日(水)、年末年始の休館となります。
平成24年(2012年)は、1月5日(木)から開館いたします。
辰年にちなみ、中国の龍のモデルになったマチカネワニの標本を是非、見にきてください。

平成23年は、特別展「来て!見て!感激!大化石展」、「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」を開催し、たくさんの方にご来館いただきました。どうもありがとうございました。
平成24年も、自然の楽しさを伝え、人と自然について考えてもらえる展示やさまざまな行事を実施いたします。
どうぞよろしくおねがいします。


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