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夏季の野外行事における熱中症リスク軽減のための暑さ指数(WBGT)の導入について
2022年06月21日

大阪市立自然史博物館では、夏季の野外行事における熱中症を予防するため、行事実施・中止の判断基準として、昨夏から暑さ指数(WBGT)を導入することにいたしました。

暑さ指数(WBGT)とは、気温だけでなく湿度や日射・輻射等を取り入れた指標で、運動環境の指針として有効とされています。(公財)日本スポーツ協会は、暑さ指数(WBGT)が31以上のとき、運動は原則中止すべきであるとする指針を発表しています(※1)。
大阪府では過去5年間、特に7月後半~9月前半に日中の暑さ指数(WBGT)の日最高値が31以上となる傾向にあります(※2)。暑さ指数(WBGT)の実況と予測値は環境省の熱中症予防情報サイトで見ることができます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php

大阪市立自然史博物館では、行事前日17時の時点で行事予定時刻の暑さ指数(WBGT)の予測値が31以上である場合、その行事(植物園案内以外)は中止します。植物園案内については、暑さ指数の予測値が31以上の場合、室内行事に切り替えます。行事の実施・中止については、留守番電話06-6694-0500でお確かめ下さい。留守番電話がセットされる日時は行事によって異なりますので、行事申し込みの後、担当者からの連絡をお待ちください。


※1(公財)日本スポーツ協会 (2019)「熱中症予防のための運動指針」
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/PART3_heatstroke_0531.pdf

※2 環境省.熱中症リスクカレンダー
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_trendcal.php?tab=1#daily_max

今週末6/18(土)・6/19(日)は車でのご来館はお控えください
2022年06月16日

 6/18(土)・6/19(日)は、ヤンマースタジアム長居にてコンサートが予定されているため、駐車場の混雑が予想されます。
 電車などでご来館いただきますようお願いいたします。

 

テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ 〜新収資料展2022〜」を開催します
2022年06月14日

 大阪市立自然史博物館では、2022年7月16日(土)から9月25日(日)まで、テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ~新収資料展2022~」を開催します。

 当館では、常設展で展示されているものだけでなく、収蔵庫に190万点を超える標本を収蔵しています。これらの標本は博物館学芸員が収集したものだけでなく、アマチュア研究者をはじめとした市民からの寄贈や施設の閉鎖により廃棄される可能性のあったものをレスキューすることで加わったものもあります。博物館に収集された標本群は、展示に用いられるだけでなく、研究や教育など様々な目的で使用され、これらを社会の共有財産として未来に引き継ぐことが、博物館の使命のひとつでもあります。今回開催するテーマ展示では、主に2019年以降に当館で収集された標本を展示し、その標本の意義と博物館での資料収集活動について紹介します。主な展示物として、2020年に閉園となった大阪府泉南郡岬町のみさき公園の動物標本、藤田俊治氏の収集による岩石・化石コレクション、東勇太氏による冬虫夏草コレクションなどを展示します。


●名称
テーマ展示「標本を未来に引き継ぐ ~新収資料展2022~」

●会期
2022年7月16日(土)~9月25日(日)

●開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

●休館日
月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月1日・8日・15日は開館)

●会場
大阪市立自然史博物館 本館1階 ナウマンホール

●観覧料
常設展の入館料でご覧になれます。
入館料:大人300円、高大生200円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
  大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※特別展「大地のハンター展」のチケットで本館常設展(当日限り)も合わせて観覧いただけます。


■主な展示
○みさき公園所蔵の動物標本
みさき公園は、大阪府泉南郡岬町にあった遊園地と動物園の複合施設でしたが、2020年3月にその歴史に幕を閉じました。閉園の際に、みさき公園で長年にわたって蓄積してきた飼育動物の骨格を中心とする動物標本320点以上を寄贈いただきました。今回はその一部を展示します。

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シマウマ頭骨

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イルカ頭骨


○藤田俊治氏採集の岩石・化石コレクションおよび氏が作成した立体地図模型
氏が生前に採集された岩石・化石コレクションと、ファイバーボードや厚紙で作られた立体地図模型を氏の親族から寄贈いただきました。

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和泉層群の二枚貝化石

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立体地図模型


○東勇太冬虫夏草コレクション
咲くやこの花館「POPなきのこ展」や京都府立植物園「関西菌類談話会きのこ展」などで展示された東勇太冬虫夏草コレクションを当館に寄贈いただきました。

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様々な「冬虫夏草」

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カメムシタケ


○ハチ類標本
最近当館のコレクションに加わったハチ類標本を紹介します。

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ヒマラヤルリモンハナバチ

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キンモウアナバチ


○大阪湾で採集された南方系の魚
近年、大阪湾で、暖かい海や黒潮流域に分布している魚の発見が相次いでいます。たとえば、2015年には、世界中の熱帯~温帯域に分布する人食いザメの一種イタチザメの幼魚が、大阪湾で初めて採集され、2020年には幼魚が2個体採集されました。イタチザメをはじめ、近年大阪湾で見つかった南方系の魚たちを展示します。

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2020年9月14日に兵庫県神戸市沖で漁獲されたイタチザメの幼魚(全長約90cm)


○福徳岡ノ場からの漂着軽石
2021年8月、東京から約1300km南に位置する海底火山「福徳岡ノ場(ふくとくおかのば)」は大噴火を起こし、大量の軽石が噴出しました。噴出した軽石は、海面を漂い、海流や風などによって運ばれ、数ヶ月後には沖縄から関東までの日本沿岸各地、遠くは海外まで流れ着きました。

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福徳岡ノ場からの漂着軽石


■関連行事

<ギャラリートーク>
 展示を担当したさまざまな分野の学芸員が、それぞれのテーマについて展示解説を行います。

●日時
7月30日(土)、8月6日(土)、8月11日(木・祝)、8月13日(土)、8月20日(土)、9月3日(土)、9月10日(土)
各日午前10時~(15~20分程度)

●担当分野
7月30日(土)地質、8月6日(土)貝類、8月11日(木・祝)魚類、8月13日(土)化石、8月20日(土)昆虫、9月3日(土)菌類、9月10日(土)哺乳類

●場所
テーマ展示会場(自然史博物館 本館 ナウマンホール)

●集合
参加希望者は開始5分前までにテーマ展示会場入口付近に集合してください

●対象
どなたでも参加できます
参 加 費:無料(ただし常設展入館料が必要)
そ の 他:会場混雑時には、やむなく中止となる場合がありますのでご了承ください。テーマや担当学芸員は変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。



プレスリリースはこちら

博物館に収蔵されているアンモナイト化石の3D画像を公開しました
2022年06月11日

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 大阪市立自然史博物館では、貴重な収蔵資料を公開するための1手法として、3D画像の作成を行っています。この度、当館が収蔵するアンモナイト化石の3D画像を、3Dデータの公開・共有サイトであるSketchfab(スケッチファブ)に公開しました。このデータは、どなたでも無料で見ることができます。また、データを無料でダウンロードして利用できます(ダウンロードするには、スケッチファブのアカウントを取得する必要があります)。
 普段は展示されていない化石を様々な向きから見て、標本の形の面白さを感じていただければ幸いです。今後も不定期にデータを作成し、順次アップロードしていく予定です。
 
Sketchfabの自然史博物館のページへはこちら→
https://sketchfab.com/OMNH
 
現在公開中のアンモナイト化石
・ゴードリセラス イズミエンゼ:ホロタイプ(完模式標本)1点、画像1点
・プラビトセラス シグモイダーレ:1点、画像3点
・パキディスカス アワジエンシス:ホロタイプ(完模式標本)を含む3点、画像5点
・パタジオシーテス ラエビス:ホロタイプ(完模式標本)1点、画像1点
・ディディモセラス アワジエンゼ:1点、画像1点
※複数のパーツに分かれている標本は、各パーツと組み合わせたものの3D画像をそれぞれ公開しています。
 
関連資料(化石の記載論文など)
大阪市立自然史博物館研究報告:自然史博物館のリポジトリからPDFをダウンロードできます。
https://omnh.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=235&pn=1&count=20&order=7&lang=japanese&page_id=13&block_id=21
● Matsumoto, T. and Morozumi, Y. (1980) Late Cretaceous ammonites from the Izumi Mountains, Southwest Japan. Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 33: 1-31, pls. 1-16.
● Morozumi, Y. (1985) Late Cretaceous (Campanian and Maastrichtian) ammonites from Awaji Island, Southwest Japan. Bulletin of Osaka Museum of Natural History 39: 1-58.
 
特別展解説書
● 大阪市立自然史博物館(2011)『第42回特別展「来て!見て!感激! 大化石展」解説書』

大阪市立自然史博物館の標本
● 宮本コレクション:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/collection/k_074.html
 
 

画像を動かしていろいろな方向から見ることができます
 
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遠足シーズンの平日のご観覧について
2022年05月06日

現在、長居公園周辺は春の遠足シーズンとなっております。
6月初旬頃までの平日は、自然史博物館にもたくさんの遠足団体がご来館の予定です。

自然史博物館内では、安全に見学をしていただくことを最優先し、遠足団体様は、列を作って見学していただくなどいくつかのルールを守って見学していただいていますが、一般のお客様には展示をゆっくりご覧いただくことが難しくなってしまうかもしれません。

遠足団体様は昼過ぎ頃に博物館から帰途につくため、平日にゆったりとご覧いただける時間帯の目安としては、午後2時以降をおすすめしております。

特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」オープンせまる!(プレスリリース第2報)
2022年04月08日

 大阪市立自然史博物館では、令和4年4月29日(金・祝)から6月19日(日)まで、第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を開催します。


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 大阪市立自然史博物館では、第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を令和4年4月29日(金・祝)にオープンします。
 本特別展では、日本一の鳥の巣コレクターである小海途銀次郎(こがいとぎんじろう)氏が60年にわたって集めた鳥の巣168種427点すべてを展示します。あわせて、それぞれの鳥の卵も並べて、日本の鳥の巣と卵の多様性や日本で繁殖する鳥と、その変遷についても紹介する展示です。
 本プレスリリース(第2報)には、2月22日のプレスリリースに追加の関連行事、ポスター・チラシのデザインを掲載いたします。


■名 称
特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」

■主 催
大阪市立自然史博物館

■会 期
令和4年4月29日(金・祝)~6月19日(日)
※開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日
月曜日(ただし5月2日は開館)

■会 場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225
HP:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

■観覧料
大人500円、高校生・大学生 300円
期間内特別展フリーパス 大人1,000円、高校生・大学生600円
※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。

■後 援
大阪市教育委員会

■新しく加わったロゴデザイン、チラシデザイン、ホームページバナー



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ロゴ



日本の鳥の巣と卵427 A4チラシ表.png

A4チラシ(表)



日本の鳥の巣と卵427 HPバナー.jpg
ホームページバナー





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対面型の行事を再開します
2022年03月29日

3月22日(火)から、新型コロナウイルス感染症の感染対策である、まん延防止等重点措置が解除されました。大阪府では、年度替わりの集中警戒期間を4月24日(日)まで設けており、引き続き感染症の拡大防止のための対策が要請されています。大阪市立自然史博物館では、この要請に従い、基本的な感染防止対策(3密の回避、マスク着用、手洗い、こまめな換気等)を実施して対面型の行事を再開します。
 
今後も感染症の拡大状況によっては、対面型の行事を中止、または実施方法を変更する場合がありますので、博物館のホームページをご確認ください。

子どもワークショップ・サポートスタッフ募集のお知らせ
2022年03月18日

大阪市立自然史博物館では、子どもや親子連れのみなさんに展示を楽しんでもらう「子どもワークショップ」などを実施しています。スタッフや学芸員と一緒に、これらの運営補佐をして頂く学生ボランティア「子どもワークショップ・サポートスタッフ」を募集します。1年間の活動の最後(3月)には、みなさん自身がワークショップを企画・実施する「はくぶつかん こどもまつり」も行います。博物館での展示活用教育や子ども向けプログラムに関心のある方は、ぜひチャレンジしてください!

 対象:18歳以上の学生の方で、週末に行われるプログラムに2ヶ月に1回程度参加できる方。
 期間:2022年7月から2023年3月まで(年間登録制)
 募集人数:15~20名程度
 応募方法:往復はがきまたはメール(gyouji@mus-nh.city.osaka.jp)に「ワークショップ・サポートスタッフ応募」と明記して、住所・氏名・学校名・新年度の学年・電話番号・メールアドレス・(博物館に行く際に使う)自宅最寄り駅を書いて6月5日(日)までに届くように博物館普及係あてに申し込んで下さい。なお、初回研修を兼ねた説明会を6月19日(日)午前10時~午後4時に行います(本登録するかしないかはこの日に決めることができます)。希望者は必ず参加して下さい。また、1回目の活動は7月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)(選択可)を予定しています。※初回研修(説明会)の詳細は返信でお知らせします。
 その他:サポートスタッフとしての参加には規定の交通費を支給します。
 問合せ:動物研究室・石田

■見学会:サポートスタッフが企画したワークショップを見学してみませんか。当日は活動についてのご質問も受付けます。活動に興味をお持ちの方は、お気軽にお申し込み下さい。
 見学できるプログラム 『はくぶつかん こどもまつり』
 見学・質問対応日時:3月27日(日)午後2時~3時  
 申込み:3月25日(金)午後5時までに学校名・新年度の学年・お名前を書いてメール(gyouji@mus-nh.city.osaka.jp)でお申し込みください。詳細は返信でお知らせします。
 問合せ:動物研究室・石田

3月21日(月・祝)までの対面型行事中止のお知らせ
2022年03月03日

 大阪府におけるまん延防止等重点措置の期間が、3月21日(月・祝)まで延長されることになりました。
大阪市立自然史博物館は、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を実施して開館します。
開催中の特別展「植物 地球を支える仲間たち」もご観覧いただけます(日時指定券の購入も可能です:https://plants.exhibit.jp/)。

 一方で、3月21日(月・祝)までの対面型行事は、感染拡大防止の観点から中止もしくは非対面形式に変更して実施します
 以降の行事についても、大阪府や国の要請をふまえて実施を判断していきますので、博物館のホームページなどをご確認いただきますようお願いいたします。


≪中止する行事≫
・3月12日(土)テーマ別自然観察会「花にくる鳥」
・3月20日(日)友の会行事「龍王山」
・3月21日(月・祝)友の会行事「春の磯で海藻を観察しよう」


≪オンライン行事に変更して実施する行事≫
・3月12日(土)ジオラボ(3月)「地形図から過去の災害を探す」
※参加申し込み期間は終了しています


≪ネット配信行事≫
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)でライブ配信します。チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。

・3月6日(日)【ネット配信】特別行事「地域自然誌と保全研究大会2022」
・3月19日(土)【ネット配信】自然史オープンセミナー(3月)
        「鯨類化石 最近の話題」 見逃し配信:4月9日(土)まで


≪特別展「植物 地球を支える仲間たち」関連の配信動画≫
大阪市立自然史博物館のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)で、会期末の4月3日(日)まで見逃し配信を行っています。特別展と合わせてお楽しみいただければ幸いです。

・【ネット配信】自然史オープンセミナー(12月)「大阪の植物 最近の話題」
講師:横川昌史(植大阪市立自然史博物館)
・【ネット配信】菌類学セミナー「植物と菌類の悩ましい関係」
講師:田中 栄爾(石川県立大学)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
・【ネット配信】特別展「植物 地球を支える仲間たち」講演会「奇妙な植物はどうして進化したか」
講師:長谷部光泰(基礎生物学研究所)


≪テーマ展示「岸川椿蔵書」関連の配信動画≫
このテーマ展示は、3月12日(土)~4月3日(日)まで自然史博物館本館において開催予定です。

・アングラ収蔵庫トーク#10「岸川椿蔵書」
 大阪市立自然史博物館の地下の収蔵庫に眠る標本資料を取り出してきて、担当の学芸員が解説する「アングラ収蔵庫トーク」シリーズの最新版です。植物研究室の佐久間大輔学芸員が、故岸川慎一郎氏が収集したツバキ関連文献「岸川椿蔵書」について解説し、他の学芸員らの質問に答えます。

特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を開催します
2022年02月22日

 大阪市立自然史博物館では、令和4年4月29日(金・祝)から6月19日(日)まで、第52回特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」を開催します。

 日本では、250種を超える鳥の繁殖が確認されています。大阪府で繁殖記録のある種だけでも100種を超えます。つまり、それと同じだけの種類の巣と卵があります。
 本特別展では、日本一の鳥の巣コレクターである小海途銀次郎(こがいとぎんじろう)氏が60年にわたって集めた鳥の巣168種427点すべてを展示します。あわせて、それぞれの鳥の卵も並べて、日本の鳥の巣と卵の多様性や日本で繁殖する鳥と、その変遷についても紹介します。


■名 称
特別展「日本の鳥の巣と卵427 ~小海途銀次郎 鳥の巣コレクションのすべて~」

■主 催
大阪市立自然史博物館

■会 期
令和4年4月29日(金・祝)~6月19日(日)
※開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

■休館日
月曜日(ただし5月2日は開館)

■会 場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225
HP:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

■観覧料
大人500円、高校生・大学生 300円
期間内特別展フリーパス 大人1,000円、高校生・大学生600円
※本館(常設展)とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円。
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
※本館(常設展)、長居植物園への入場は別途料金が必要です(セット券を除く)。

■後 援
大阪市教育委員会





■主な展示


1クマタカ巣 (圧縮).jpg
巨大なクマタカの巣(約115×95cm)

3カワガラス巣(圧縮).jpg
カワガラスの巣

6ウミガラス卵(圧縮).jpg
片方が尖ったウミガラスの卵

7エナガ卵(圧縮).jpg
とても小さなエナガの卵




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