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令和2年度 秋の団体見学のご予約・下見について
2020年08月15日

秋の遠足で大阪市立自然史博物館のご利用を検討いただいている学校・団体のみなさまへのご案内です。

大阪市立自然史博物館では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、密集環境を作らないよう入館者数の制限を行っています。
そのため、予約の受付・下見でも以前からの変更やいくつか注意点があります。
理解のほど、よろしくお願いします。

ご予約と下見についての詳細は、下記をご覧ください。

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令和2年度の団体見学のご予約・下見の方法

【遠足のご予約について】
●まず、博物館にお電話または下記のウェブページからご予約ください。ご予約は仮予約になります。
電話 06-6697-6221
※開館日の9時~17時半におかけください。
※休館日は、月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)です。

大阪大阪市立自然史博物館団体見学申込フォーム

●先着順に仮予約の状況を集計し、団体来館が集中している時間や日にちがある場合は、博物館から変更のお願いの連絡をします。
変更をお願いする場合は、仮予約後4日以内ぐらいでご連絡いたします。
4日以内に連絡がない場合は、予約確定です。


【下見について】
●開館時間中は、随時、団体向けの下見説明(遠足利用の際の手続きや見学の仕方の概要説明など)をしています。少人数での来館にご協力ください。
※8月18日(火)〜21日(金)は、下見に来られる団体が多いと予想されるため、10:00~16:00の間で、毎時0分・30分に説明会を実施します。

●下見自体の予約は不要です。
下見の時にも仮予約はできますが、先着順で集計していくため、ご希望に添えない場合があります。

●下見へは長居公園の南側マラソン道路沿いに進んだ博物館事務所通用口からご来館ください。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/1attention/parkmap.html


【注意とお願い】
●予約を受け付けた場合も、当館が臨時休館となっている場合は、ご来館いただけませんので、ご了承ください。

●雨天の場合、昼食の場所が限られるため、延期・中止にしていただくか学校に帰ってから食べることをお勧めしております。

ミニ展示「氷河時代展ポスターができるまで」展を開催します
2020年08月10日

2016年夏に行われた特別展「氷河時代」のポスターには、ナウマンゾウや氷期・ 間氷期の自然が生き生きと描かれています。このポスターデザインができるまでには、どのような人が関わり、どのようなやりとりがなされたのでしょうか。ポスターデザインができるまでの過程を、ご紹介します。


○期 間
令和2年10月3日(土)〜11月8日(日)
 
○開館時間
午前9:30~午後5:00(入場は午後4:30まで)【10月まで】
午前9:30~午後4:30(入場は午後4:00まで)【11月から】
 
○場 所
大阪市立自然史博物館 本館出口付近
 
○観 覧 料
常設展入館料(大人300円、高大生200円)
中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。
30人以上の団体割引あり。


※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によって、内容の変更または中止をする場合があります。ご来館の際は博物館ホームページで最新情報をお確かめ下さい。

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第47回特別展「氷河時代」ポスター

本日8月10日(月・祝)は開館しています
2020年08月10日

本日、8月10日(月・祝)は開館しております。

なお、月曜日が祝日の場合は翌平日を休館日ですが、
明日の11日(火)も開館しております。

8月8日9日子どもワークショップの中止について
2020年08月07日

今週末8月8日(土)と9日(日)に予定しておりました子どもワークショップ「みんなのそばの いきものしらべ」は、都合により中止いたします。
直前のご案内となり、また、楽しみにしてくださったみなさまには大変申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。

大阪市立自然史博物館 館長の募集について
2020年08月07日

大阪市立自然史博物館の館長を募集します。
詳細は大阪市博物館機構ホームページをご覧ください。

淀川水系で怪魚「レッドコロソマ」を捕獲 大阪市立自然史博物館で展示中 #外来生物展
2020年08月06日

 2020年8月1日の夕刻、八幡市の木津川(淀川水系)で、大型の外来魚であるコロソマ類の一種「レッドコロソマ」(Piaractus brachypomus)が1個体、釣獲されました。コロソマ類は、これまで琵琶湖や新潟県などで採集された記録がありますが、淀川水系で見つかったのは初めてです。コロソマ類は、ピラニアなどと同じカラシン目セルラサルムス科に属する大型淡水魚で、最大1メートル近くに達します。原産は南米のアマゾン川流域ですが、観賞魚としてペットショップなどで販売されていることがあります。肉食性のイメージの強いピラニアとは異なり、コロソマ類は、貝類や昆虫、落ち葉などを食べる雑食性です。

 今回釣獲されたのは、全長45㎝ほどの個体です。熱帯域に生息する魚であるため野外で冬を越した個体であるとは考えにくく、また頭部の前方に傷があり、尾びれもすり切れていたことから、飼育されていた個体が比較的最近、放流されたものと思われます。
 
 釣獲したのは、八幡市にお住いの大阪市立自然史博物館の友の会会員の方で、ザリガニを餌にして釣り上げたとのことでした。硬い物を噛み砕く強い歯を持っているため、テグスで釣り上げようと試みた際は何度も切られ、ワイヤーにしてようやく釣り上げることができたとのことでした。長年同じ場所で釣りをされてきて初めて見た異様な魚に驚き、すぐに大阪市立自然史博物館の魚類担当である松井彰子学芸員に連絡し、博物館に引き渡すことになりました。

 釣獲された個体は、8月2日に大阪市立自然史博物館が引き取りました。現在開催中の特別展「知るからはじめる外来生物」の会場にて、生きた状態で展示されています。元気な状態であれば、特別展の会期中(~2020年8月30日)、展示する予定です。


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淀川水系で捕獲されたレッドコロソマ(2020年8月1日、八幡市木津川で釣獲)。




プレスリリースはこちら

自然史オープンセミナー「外来植物を知ろう!」+市民参加調査でわかった大阪の外来生物(後編)の行事内容を変更致します
2020年08月02日

8月8日(土)に自然史博物館講堂で開催を予定しておりました、自然史オープンセミナー「外来植物を知ろう!」+市民参加調査でわかった大阪の外来生物(後編)は、新型コロナ感染症拡大状況を考慮し、YouTubeによるネット配信へ変更させていただきます。配信のアドレスは本行事にお申し込みいただいている方へメールでお送りいたします。


また、稗田真也氏(豊橋市自然史博物館)にご講演いただく予定でしたが、大阪府下での新型コロナ感染者増加のため、来阪することが困難となりました。

従って本行事では、大阪の外来植物と外来昆虫について、市民の皆さんと行った調査でわかったことや問題点についてお話しするのみとします。


中継終了後、見逃し配信を行います(8月15日までを予定)。同時には見られないので見逃し配信を視聴希望するという方も必ず申し込んで下さい。

これまでにお申し込みいただいている方は、改めてお申し込みいただく必要はありません。


◆お申込みはコチラから。
※申込〆切を8月6日(木)まで延長します。


楽しみにされていた皆様には、急遽内容の変更になり、たいへん申し訳ございませんが、ご理解をたまわりますよう、お願い申しあげます。

子どもワークショップ「外来生物 こまったこと どんなこと?」動画を公開しました
2020年07月31日

展示をじっくり見つめたり、学芸員のお話をしっかり聞いてもらうためのプログラム、「子どもワークショップ」。特別展「知るからはじめる外来生物」の子どもワークショップを7月に開催できなかったかわりに、動画を作りました。今回のテーマは「外来生物のこまったこと」。ハカセのお話を聞いて、もっと知りたくなったら、博物館に遊びに来てね!

この動画には前編「外来生物って、なあに?」があります。こちらとあわせてご覧ください。
https://youtu.be/E8Wrj3RkKy4

なお、8月1日より特別展子どもワークショップ「みんなのそばの いきものしらべ」を開催します。会場内の展示を各自でまわっていただくスタイルで実施します。ぜひ、動画でハカセのお話を聞いてからおいでください。日時など、詳しくはこちらをご覧ください。

制作:認定特定非営利活動法人 大阪自然史センター

やさしい自然かんさつ会「海ベのしぜん」の行事資料を公開しました
2020年07月31日

今年の5月10日(日)に実施予定だったやさしい自然かんさつ会「海ベのしぜん」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止になりました。

楽しみにしてくださっていた方も多いと思いますので、当日配布する予定だった行事資料を公開用にアレンジし、ウェブからダウンロードできるようにしました。大阪府岬町の長崎海岸の磯で使うことを想定して作っていますが、本州・四国・九州の磯でもある程度使えると思います。もし、夏休みに近くの海に出かけることがあれば、参考にしてみてください(海藻は春の観察シーズンを過ぎてしまいましたので、資料で取り上げたものはあまり見られないかもしれません)。

下記URLからPDFファイルをダウンロードできます。また来年、磯でお会いできるのを楽しみにしております。

やさしい自然かんさつ会「海ベのしぜん」行事資料公開ページのURL
http://id.nii.ac.jp/1504/00001467/

全国の自然史系博物館・大学による 「令和 2 年 7 月豪雨」植物標本レスキュー支援活動について
2020年07月30日

 大阪市立自然史博物館は、西日本自然史系博物館ネットワークおよび国立科学博物館をはじめとする全国の自然史関係機関とともに、令和 2 年 7 月豪雨により被災した人吉城歴史館所蔵「前原勘次郎植物標本」のレスキューにおいて、人吉市、熊本県及び熊本県博物館ネットワークセンターの支援を開始しました。

 令和 2 年 7 月豪雨に伴う球磨川氾濫により、人吉城歴史館(人吉市)は浸水被害を受けました。同館は前原勘次郎氏の採集した植物標本を所蔵していますが、この標本も被災しました。

 前原勘次郎氏(1890-1975)は、南九州の植物研究史上重要な文献である『南肥植物誌』の著者として知られています。同氏のコレクションはこの文献の貴重な証拠標本であり、新種記載に用いられた可能性のある標本など、植物学的にも重要な標本が多数含まれています。このコレクションの大半がこのたびの豪雨で水に浸かり、早急に乾燥・クリーニングを行わなければ腐敗やカビの発生で標本の価値が損なわれるおそれがあります。

 人吉市の依頼により、熊本県及び熊本県博物館ネットワークセンターは、この標本の搬出を決断、水損した標本の数が約 3 万点という膨大な量であることから、迅速な保存処理を行うために、「植物系学芸員メーリングリスト」などを通じ全国の自然史関係機関に協力を依頼しました。

 この状況を受け、大阪市立自然史博物館は、東日本大震災時の標本レスキューの経験をもとに、西日本自然史系博物館ネットワークや国立科学博物館等と連携して全国での分散対処の調整に参画し、各機関とともに水損した標本の修復に取り掛かることとしました。現在20箱の水損標本が到着し、冷凍庫で保持をしながら、保存活動を始めています。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、現地での支援に入るのが困難な状況ですが、大阪市立自然史博物館だけでなく全国の関係機関が連携協力し、分散対処という形でこの貴重な自然史資料のレスキューに取り組みます。

 修復後は、標本は再び全国から地元へと返還され、地域の重要な自然史資料として保存される予定です。文化財防災ネットワークとも連携し、被災地の文化的な保全と復興に貢献していきたいと考えています。



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ダンボールで送付された資料(大阪市立自然史博物館に到着したもの)。
各博物館の処理可能数が送付されている。




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水害で濡れた標本。
カビやバクテリアが繁殖しているものもあるので急速な乾燥が必要。




≪人吉城歴史館所蔵「前原勘次郎植物標本」のレスキューに参加を予定している機関(7 月 26 日現在)》

北海道大学総合博物館,釧路市立博物館,岩手県立博物館,福島大学共生システム理工学類・資料研究所,ミュージアムパーク茨城県自然博物館,群馬県立自然史博物館,千葉県立中央博物館,千葉県立中央博物館分館海の博物館,東京大学総合研究博物館,東京大学大学院理学系研究科附属植物園, 国立科学博物館,東京都立大学牧野標本館,神奈川県立生命の星地球博物館,川崎市環境総合研究所,相模原市立博物館,石川県立自然史博物館,ふじのくに地球環境史ミュージアム,岐阜県博物館,三重県総合博物館,滋賀県立琵琶湖博物館,京都大学総合博物館,大阪市立自然史博物館,あくあぴあ芥川(高槻市立自然博物館),兵庫県立人と自然の博物館,和歌山県立自然博物館,島根県立三瓶自然館,倉敷市立自然史博物館,岡山理科大学,徳島県立博物館,高知県立牧野植物園,九州大学総合研究博物館,北九州市立いのちのたび博物館,熊本大学大学院先端科学研究部,熊本市立熊本博物館,御船町恐竜博物館,鹿児島大学総合研究博物館



●本件に関するお問い合わせ
大阪市立自然史博物館 植物研究室 佐久間 大輔
電話: 06-6697-6221(代表)
E-mail: sakuma@mus-nh.city.osaka.jp


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