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OSAKA MUSEUMS 学芸員TALK&THINKが開催されます
2020年12月26日

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「OSAKA MUSEUMS」には80名以上の学芸員が所属しています。美術・歴史・自然・科学・・・、それぞれの得意分野を持つ“学芸員”のことを知ってもらえるように、学芸員が“いま”話したいことを皆さまにお届けするイベントを開催します。今回はオンライン配信です。(視聴無料/申込不要)

<OSAKA MUSEUMS 施設一覧>
・大阪市立美術館
・大阪市立自然史博物館
・大阪市立東洋陶磁美術館
・大阪市立科学館
・大阪歴史博物館
・大阪中ノ島美術館準備室
・大阪市文化財協会

 2月21日・27日は、大阪市立自然史博物館の田中嘉寛学芸員、中条武司学芸員が登壇します。


 詳細は大阪市立博物館機構のホームページでご確認ください。https://ocm.osaka/event/5882/にてご覧いただけます。

開催日時:
2021年2月6日(土)・ 7日(日)
2月13日(土)・14日(日)
2月20日(土)・21日(日)
2月27日(土)・28日(日)
各日14:00~16:00


視聴方法:
アートエリアB1のウェブサイト(http://artarea-b1.jp/)よりご視聴ください。


主催:地方独立行政法人大阪市博物館機構
協力:一般財団法人大阪市文化財協会、アートエリアB1


配信に関するお問い合わせ:アートエリアB1 TEL:06-6226-4006(12:00〜19:00)※月曜休(祝日の場合は翌日)


イベントに関するお問い合わせ:大阪市博物館機構 TEL:06-6940-0569(平日9:30~17:00)

【本日より開催】テーマ展示「陸前高田市立博物館コレクションが遺す地域の自然と文化-自然史標本レスキューの現在地点-」開催しました。
2020年10月16日

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【本日より開催】テーマ展示「陸前高田市立博物館コレクションが遺す地域の自然と文化-自然史標本レスキューの現在地点-」10月16日(金)~令和2年11月29日(日)ナウマンホール周辺で展示中です。

東日本大震災で津波に襲われ、令和2年度末に再開館を予定している「陸前高田市立博物館」。

本展では、震災後、全国の博物館で安定化処理されたこれらの標本を展示し、改めて自然史標本の価値とその保存手法をご紹介します。

またその後も度重なる自然災害と文化財被害の中で、今後どのように自然史標本を保全し、守っていくのかを考える機会としたいと思います。

11月22日(日)には関連イベントも行われます。
詳細はイベントページでご確認ください。

「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」作品募集のご案内
2020年10月13日

自然史博物館は、みなさんの自由研究や標本作りを応援しています。小・中学生、高校生のみなさんの作った生き物や岩石・化石の標本、生物・地学分野の自由研究を展示して、たくさんの人に見てもらいませんか?

●対象:小学生・中学生・高校生による、生き物や岩石・化石の標本、および生物・地学分野の自由研究

●募集期間:令和2年11月21日(土)まで

●展示期間:令和2年12月12日(土)~令和3年1月下旬頃 ※終了日は延長の可能性あり
※12月28日〜1月4日、毎週月曜日は休館 (祝日の1月11日は開館、翌日12日が休館)

●展示場所:大阪市立自然史博物館 本館1階

●提出形態:実際に作った標本、模造紙や冊子にまとめた研究成果、または作ったものを撮影した写真

●提出方法:申込みはいりません。

住所、氏名、学年、連絡先(メールアドレスと電話番号)、作品のタイトル、作品の返却方法(博物館に来て直接受け取る、または着払いで郵送)を明記の上、以下の方法でお持ち下さい。

(1)自然史博物館に直接持ってくる (月曜休館、祝日の場合は翌平日が休館日です)
(2)郵送 (送り先:〒546-0034大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館「ジュニア自由研究・標本ギャラリー係」宛)

●問合せ:大阪市立自然史博物館 動物研究室・和田
メール(wadat@mus-nh.city.osaka.jp ) 電話(06-6697-6221)

大阪自然史フェスティバル番外編 シンポジウム「新型コロナウイルス下での観察会を考える」
2020年09月29日

2020年の大阪自然史フェスティバルは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止になりました。代わりにオンラインでのシンポジウムを企画しました。

 当面の間、新型コロナウイルスが存在することを前提に活動をせざるを得ず、その対策に苦慮されている団体も多いと思います。そこで、野外観察会にしぼって、いくつかの団体の事例紹介や情報交換を通じて、情報共有を図りたいと思います。

 野外観察会の運営に関心のある方は気軽にご参加ください。野外観察会を行っている団体について事例報告ができる/したい方は、10月24日(土)までに、wadat@mus-nh.city.osaka.jp までご連絡ください。

◆日時:11月3日(火・祝)午後1時〜4時30分

◆プログラム:
13:00-13:10 導入
13:10-14:30 事例報告(4団体程度)
<14:30-15:30 休憩・質問受付>
15:30-16:30 総合討論

◆開催方法:YouTubeでのライブ配信。

◆参加方法:申込み不要。YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル (https://www.youtube.com/c/大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の 番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。チャットで質問するには、Googleアカウントが必要です。

◆参加費:無料
◆主催:NPO法人大阪自然史センター・大阪市立自然史博物館
◆問合せ:動物研究室・和田

8月8日9日子どもワークショップの中止について
2020年08月07日

今週末8月8日(土)と9日(日)に予定しておりました子どもワークショップ「みんなのそばの いきものしらべ」は、都合により中止いたします。
直前のご案内となり、また、楽しみにしてくださったみなさまには大変申し訳ありません。
どうぞよろしくお願いします。

大阪市内のミュージアムの学芸員がお話するイベント「学芸員TALK &シンク」を11月と1月に開催します
2019年10月18日

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2019年4月に、大阪市立自然史博物館を含め、大阪市内の6つのミュージアムが集まり、「地方独立行政法人 大阪市博物館機構」が誕生しました。
大阪市博物館機構には、70名以上の学芸員が所属しています。
美術・歴史・自然・科学……、それぞれの得意分野をもつ”学芸員”のことを知ってもらえるように、学芸員が”いま”話したいことを皆さまにお届けするイベントを開催します。

大阪市立自然史博物館の学芸員も登壇するほか、1月18日は、大阪市立自然史博物館の講堂が会場になります。
現在、参加者を募集しておりますので、詳細情報は、大阪市博物館機構ホームページをご覧ください。
https://ocm.osaka/event/1764/

開催日:2019年11月2日(土)、9日(土)、16日(土)、23日(土祝)※11月開催分は現在受付中
     2020年1月11日(土)、18日(土)、25日(土) ※1月開催分は、11月2日より受付開始

開催時間:各日とも13:30から16:00 ※13:00開場

開催場所:開催日によって変わりますので、上記大阪市博物館機構のホームページでご確認ください。


「Where Culture Meets Nature」を今年も京都花洛庵で開催します
2019年07月27日

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1 主 旨
2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が契機となり、我が国の伝統文化や歴史的建造物(=レガシー)の活用への期待が高まっています。国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもつ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させ、日本の自然と文化の関わりを伝えるシリーズ展示「Where Culture Meets Nature」は、2016年に文部科学省生涯学習政策局(2018年度より文化庁)の委託事業「自然史レガシー継承・発信事業」の一部として始まりました。4回目となる今年は、ICOM 開催期間中に京都市指定有形文化財 野口家住宅花洛庵 にて開催します。今回は「JAPAN COLOR」をテーマに、色という切り口で日本の自然と文化の関わりを紐解きます。美しい日本産の生き物や岩石鉱物、色の名前になった動植物、岩絵の具と筆、植物染色の布等を展示いたします。関連セミナーも多数実施します。
 本企画展は、文化庁委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の一部として実施致します。

2 展示概要
展示タイトル : JAPAN COLOR
 シリーズ名称 : Where Culture Meets Nature ~日本文化を育んだ自然~
展 示 期 間 : 令和元年8月30日(金) ~ 9月16日(月祝)
会     場 : 野口家住宅 花洛庵(京都市中京区藤本町544)
開 館 時 間 : 11時~19時(入場は18時30分まで。最終日は16時閉場、入場は15時30分まで) 
入 場 料 : 500円(高校生以下無料) 
主     催 : 自然史レガシー継承・発信実行委員会,兵庫県教育委員会, 兵庫県立大学自然・環境科学研究所
(実行委員会構成館:北海道博物館、栃木県立博物館、国立科学博物館、三重県総合博物館、琵琶湖博物館、伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館、きしわだ自然資料館、橿原市昆虫館、北九州市立自然史・歴史博物館、事務局:兵庫県立人と自然の博物館 計11館)

協     力 : 信州大学自然科学館、米子水鳥公園、お茶の水女子大学、兵庫県立御影高等学校、
愛媛県立宇和島水産高等学校、大阪大学大学院工学部(齋藤彰准教授)、法然院
森のセンター、姫路科学館、輪島塗の稲忠、Mosslight-LED、渡邊淳一
特 別 協 力 : 染司よしおか、tezomeya

後     援 : 京都府、京都市、京都市教育委員会、ICOM京都大会2019組織委員会、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク、特定非営利活動法人大阪自然史センター
3 展示コンセプトと構成・主な展示物

 「日本の“色”」 動物・植物・鉱物 日本の自然がみせる色を紹介します。
<主な展示物>  日本産チョウ、日本産鉱物、丹波竜1/10模型、戦国武将着用の伝承がある陣
織、オオセンチコガネの色変異、日本産タナゴ類の水槽展示、キノコ染め、カモシ
カ剥製等
 「色を表現する」  日本人が自然をどう表現してきたのか、日本画の材料と植物染色を中心に紹介します。
<主な展示物>   岩絵の具48種類、日本画の絵筆と素材の動物剥製、貝千種初版本と美麗な貝類、絞り模様の振袖、植物染色布、タンチョウ剥製等
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「友好の輪 和と美の世界」―トキ文化展
2019年06月18日

大阪市立自然史博物館で、6月26日よりトキ文化展が開催されます。

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◇名称
「友好の輪 和と美の世界」―トキ文化展

◇主催
陝西省人民政府新聞弁公室
陝西省人民対外友好協会
陝西省林業局
漢中市人民政府

◇会場
大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225
地下鉄御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

◇会期
2019年6月26日(水) 12:00 ~ 17:00
2019年6月27日(木)~29日(土) 9:30 ~ 17:00
2019年6月30日(日) 9:30 ~ 12:00
※開催時間は自然史博物館の開館時間とは異なります。ご注意ください。

◇お問い合わせは主催者まで
cjk_cicf_j@163.com

日本変形菌研究会 2019年大会&公開講演会のご案内(3月24日)
2019年02月28日

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3月24日(日)に大阪市立自然史博物館講堂で
日本変形菌研究会 2019年大会&公開講演会が開催されます。

日本変形菌研究会(事務局 越前町立福井総合植物園 松本淳)は変形菌に興味を持つ研究者・アマチュアの集まりです。毎年冬に関東または関西で研究会を開催して、変形菌への興味や関心を盛り上げています。
今回は日本変形菌大会40周年に当たり、以下のような日程で大阪市立自然史博物館を会場として開催することになりました。


講演会「日本変形菌研究会の40年を振り返って」
日時 2019年3月24日(日)13:00〜16:00
会場 大阪市立自然史博物館 講堂

変形菌という生き物の紹介から、研究史、会の活動を振り返ります。
演者:小野新平氏、松本 淳氏ほか
参加費無料(ただし、博物館入館料が必要)
参加申込不要、直接会場へお越しください。


午前中には日本変形菌研究会の会員向けプログラムを開催します。同会会員、または入会希望の方はご参加ください。
9:30 受付開始
10:00 会員発表及び総会
12:00 昼食休憩

お問い合わせ
 大阪市立自然史博物館 佐久間 sakuma@mus-nh.city.osaka.jp

日本変形菌研究会
ホームページhttp://henkeikin.org/

2018/12/14―24:自然史レガシー事業による展示会「仏教と自然 Where culture meets nature~日本文化を育んだ自然~」 @京都龍岸寺
2018年12月04日

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リーフレットのPDF版はこちら(2.8MB兵庫県立人と自然の博物館より提供)  
 PDF高精細版(4.8MB サイズに注意、兵庫県立人と自然の博物館より提供)

2019年ICOM京都大会や2020年オリンピック・パラリンピックの開催が機会となり、我が国の伝統文化や歴史的建造物(レガシー)の活用への期待が高まっています。この企画では、国内各地の自然史博物館が協力し、歴史的建造物がもっ空間の趣と自然史標本のもつ美しさを融合させて、日本の自然と文化の関わりを伝える展示会を京都市下京区の龍岸寺にて開催します。


これまでのシリーズでは、町家や酒蔵で展開してきましたが、今年は寺院を舞台に仏教と自然との関わりをテーマとしました。仏教の教えは、生物や自然界の仕組みとも密接な関わりがあり、仏教の自然観は自然科学の原理と合符するところも多く、人類が自然と共生して暮らしていく上でも大切な視点をもたらしてくれます。寺は長らく地域コミュニティの核の一つであり、町人の子弟に読み書きそろばんを教える学校の役割もはたしていました。会場となる龍岸寺は、日本の天文学の開祖である渋川春海ゆかりの地でもあり、自然科学とも深く関わっています。展示会では、仏教とゆかりのある動植物や祭礼で利用される自然由来のもの、建物やお墓で利用されてきた岩石、動植物の進化の歴史、日本最古の天球儀のプロジェクションマッピング、を展示いたします。関連するセミナーも多数行いますので、関心のある方はぜひウェブサイトもご覧ください。


展示の技術の面でも実験的な取り組みを行います。実際の寺院を利用するため、急な法要が想定されます。こうした際にも、展開も収納も短時間で行える展示のパッケージ化を目指します。本企画が、国内各地の地域資源を掘り起こす一助となれば幸いです。


展示概要  
(1)展示期間:平成30年12月14日(金)~ 24日(月・祝)
(2)会  場:龍岸寺(京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564)
(3)開館時間:10時~18時(入場は17時30分まで。最終日は16時まで)
(4)入 場 料:無料
(5)展示コンセプト
   渋川春海の功績紹介、春海が作成した日本天球図のダジックアース
   ・星座になった生き物・仏教に出てくる動物
   ・仏教にゆかりの深い植物・動物の系統樹憂茶羅
(6)展示構成
  ア 渋川春海が見た宇宙
    渋川春海は日本初の天文学者で日本初の暦を作った人物である。会場の龍岸寺は渋川の
    実家の跡地にあるため、渋川の功績と彼がつくった天球図の紹介を行う。
  イ 星座になった生き物
    渋川がつくった日本独自の星座は、中国星座に似せて国の職階が多く使われているが、
    なかにはオオカミやコウノトリ等、動物の星座も登場する。星座になった動物を紹介する。
  ウ 仏教にゆかりの深い植物
    仏教は元来樹木崇拝が盛んなインドで誕生し、仏教にも数多くの植物が登場する。
    釈迦が悟りをひらいた菩提樹、入滅した沙羅双樹などの植物標本、また仏像や線香の
    材料になる植物を紹介する。
  エ 仏典に登場する動物
    仏教の教えには、数多くの身近な動物も登場する。仏教でどう取り上げられているかという
    解説と共に標本を展示する。
  オ 動物の系統樹曇茶羅
    単細胞生物から人間まで、長い動物進化の歴史を憂茶羅と標本で紹介する。

関連セミナー・公開講座(参加無料/事前申込制)
【公開講座】 申し込みはこちら(兵庫県立人と自然の博物館)
(1)「脊椎動物がたどってきた道一多様化、大量絶滅、そして多様化」
   開催日時:平成30年12月15日(土) 15 :00~16:00
   集合場所:龍岸寺
   講  師:太田英利(兵庫県立人と自然の博物館)ほか
   定  員:30名
   内  容:脊椎動物の進化の歴史を、化石の証拠とDNAの情報にもとづいて再構築してみると、
        まさに"諸行無常、盛者必衰M の物語をさまざまなレベルでくり返してきていることが
        わかります。この機会に脊椎動物の歴史をざっと振り返ってみたいと思います。
        またその先にあるいまの状況、そして今後のことについても考えてみましょう。
(2)「お寺で「生命とこころ」について考える」
   人は心をもった生き物ですが、他の動物にはないのでしょうか?
   祈る、供養するという行為は人間の心の動きの発露ともいえますが、
   その気持ちはどこからやってくるのでしょう?
   2つの講義を通して、こころについて考えてみませんか。
   開催日時:平成30年12月16日(日) 15:00~17:00
   会  場:龍岸寺
   司会・コメンテーター:中瀬 勲(兵庫県立人と自然の博物館 館長)
   定  員:30名
  ア「動物の死生観」
    開催日時:平成30年12月16日(日) 15:00~16:00
    会  場:龍岸寺
    講  師:林 良博(国立科学博物館館長)
    定  員:30名
    内  容:ペットは飼い主や自分の置かれている環境について何処まで理解できているでしょうか?
         親しい人間の死は理解できるのでしょうか?
  イ「日本人と悉有仏性~動物供養から怪獣供養・iPhone供養まで」
    開催日時:平成30年12月16日(日) 16:00~17:00
    会  場:龍岸寺
    講  師:池口龍法(龍岸寺住職)
    定  員:30名
    内  容:ペットや動物の供養もあれば、人形、ウルトラマンの怪獣、最近では携帯電話まで、
         供養の仕方は様々です。こうした多様性から供養の本質を探ってみます。
(3)「お墓の石の今と昔」
   開催日時:平成30年12月22日(土) 15: 00~16:00
   会  場:龍岸寺
   講  師:先山 徹(兵庫県立大学准教授・山陰海岸ジオパーク学識専門員)
        大北和彦(おおきた石材店・1級お墓ディレクター)
   定  員:30名
   内  容:古墳時代の石棺にはじまり中世~近世の五輪塔や宝匿印塔など、お墓には日
        本各地の石が使われてきました。近年は海外のものが多く使われている墓石で
        すが、ここでは石材の歴史を通して、日本の石を見直してみましょう。
(4)「初代幕府天文方・渋川春海が見た宇宙」
   開催日時:平成30年12月22日(土) 16:00~17:00
   会  場:龍岸寺
   講  師:嘉数次人(大阪市立科学館学芸課長)
   定  員:30名
   内  容:会場となる龍岸寺は、日本の天文学の開祖である渋川春海邸の跡地です。
        この地で生まれた国内最古の天球儀や当時の天文学について解説します。
(5)「京都の昔を古地図と現代技術でめぐる」
   開催日時:平成30年12月23日(日) 13 :30~16:00
   集合場所:龍岸寺
   定  員:20名
   内  容:スマートフォンで、京都の古地図に現在地を表示しながら、龍岸寺周辺を散策し
        ます。国産初の地球儀や天球儀を作製した渋川春海ゆかりの地で、地図の可能性に
        ついて考えます。
   演  者:高橋 徹(株式会社Stroly)
(6)「お寺で宇宙学」
   *お寺で宇宙学実行委員会とのジョイント企画となります。
   ア「天空から地球環境を読みとく」
    開催日時:平成30年12月24日(月・祝) 15:00~18:00
    会  場:龍岸寺
    講  師:伊勢武史(京都大学フィールド科学研究所准教授)
    定  員:30名
    内  容:環境問題はスケールの大きな問題。空から見ることはとても役に立ちます。今回は、
         人工衛星や人工知能を使って自然環境の現状把握にいどむ研究を紹介します。
   イ「浄土双六で学ぶ仏教の世界観」
    講  師:向井真人(臨済宗妙心寺派陽岳寺副住職)
    内  容: 江戸時代のお坊さんが仏教について学べる教材「浄土双六」を現代風にアレンジしました。
         その内容と意義についてお話しします。
   ウ「車座で討論会」(お菓子と飲み物を用意します;希望者は要実費500円)
    

開催主体
主 催: 自然史レガシー継承・発信実行委員会
    (構成館:北海道博物館、栃木県立博物館、国立科学博物館、三重県立総合博物館、
    伊丹市昆虫館、大阪市立自然史博物館、北九州市立自然史・歴史博物館、兵庫県立人と自然の博物館
    計8館。事務局:兵庫県立人と自然の博物館)
協 力:浄土宗龍岸寺、臨済宗妙心寺派陽岳寺、大阪市立科学館、岸和田自然資料館、お寺で宇宙学実行委員会、
    香老舗松栄堂、ダジック・チーム(京都大学大学院理学研究科・地球惑星科学輯合部可視化グループ)、
    京都大学総合博物館、京都薬科大学薬用植物園
後 援:京都府、兵庫県教育委員会、ICOM京都大会実行委員会、
    特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク、
    特定非営利活動法人大阪自然史センター
その他:平成30年度文部科学省生涯学習政策局「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の
    委託事業として実施いたします。

問い合わせ・担当
 兵庫県立人と自然の博物館 自然・環境マネジメント研究部 主任研究員 三橋弘宗
              自然・環境評価研究部 主任研究員 高野温子
 お問い合わせ 電話 079-559-2001(代表) FAX 079-559-2007

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