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自然史博物館所蔵の「三木茂博士収集のメタセコイア化石」が大阪市指定天然記念物に指定されました
2018年05月11日

 三木茂博士(1901-1974)は、1941年、化石植物の中に未知の植物化石を見出し、メタセコイアと命名しました。その後、1945年に中国で、三木博士が推定した通りの「生きているメタセコイア」が発見され、世界的な話題になりました。
 自然史博物館には、三木博士が収集した植物化石標本、現生植物標本が収蔵されています。そのうち、メタセコイアの圧縮化⽯(プレパラート標本)337点、印象化⽯120点が、5月11日に大阪市指定天然記念物に指定されました。
 自然史博物館では、天然記念物指定を記念して、指定された標本の一部を展示します。
 現在、中国原産のメタセコイアは日本各地に植栽され、美しい新緑の姿を見せています。この機会に、三木博士が収集したメタセコイア化石と生きているメタセコイアを比べてみて、三木博士の研究に触れていただけたらと思います。

「三木茂博士収集のメタセコイア化石」の大阪市指定天然記念物指定 記念展示
展示期間:平成30年5月12日(土)〜6月17日(日)
会場:大阪市立自然史博物館 本館 第2展示室

文化財保護課のホームページ

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1メタセコイアシート:メタセコイアのプレパラート標本。圧縮化石を粘土層から取り出し、プレパラート標本にしてある。

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2メタセコイア小枝:メタセコイアの小枝(圧縮化石)。岐阜県土岐市産(新生代第三紀中新世、約1000万年前)

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3メタセコイア小枝:メタセコイアの小枝枝(印象化石)。神戸市産(新生代古第三紀始新世、約4000万年前)。

ミニ展示「外来種の調査プロジェクト」を開催します
2018年05月11日

 2015年から開始した外来種の調査プロジェクトでは、どのような外来種が、どこに拡がっているのか、市民の皆さんと一緒に調査をすすめています。得られたデータや標本をもとにミニ展示を行い、これまでに分かってきたこと、今注目していることをご覧いただきます。

○展示期間
5月12日(土)〜6月10日(日) ※月曜休館

○時間
午前9時30分から午後5時(入館は午後4時30分まで)

○場所
自然史博物館 本館2階 イベントスペース

○観覧料
常設展入館料(大人 300円、高大生 200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
  大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。

○問合せ
昆虫研究室・松本

地質の日協賛行事・第35回地球科学講演会「都市大阪を生んだ土地のなりたち―遺跡の地層から読む―」
2018年05月08日

5月13日(日)に、地質の日協賛行事・第35回地球科学講演会「都市大阪を生んだ土地のなりたち―遺跡の地層から読む―」を行います。

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「大阪南の心斎橋筋は、1500年前は海岸だった」「薬問屋の町、道修町通りは、奈良時代は入江だった」というと、大阪をよく知る方も少なからず驚かれるでしょう。そんなちょっとローカルな土地のなりたちを、上町台地や海岸低地を中心に、都市づくりや気候変化もまじえて、縄文時代から豊臣時代までたどります。

開催日 5月13日(日)
時 間 午後2時~午後4時
場 所 自然史博物館 講堂
講 師 趙 哲済氏(大阪文化財研究所)
定 員 250名(先着順)。受付は午後1時より行います。
対 象 どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
参加費 無料(博物館入館料必要)
申込み 申込みは不要です。
担当者 第四紀研究室の中条
主 催 地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館

9月18日(月祝)まで延長します!テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」
2017年09月09日

 自然史博物館 本館2階イベントスペースにて開催している、テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」について、会期を平成29年7月29日(土)~9月10日(日)としていましたが、少しでも多くの市民の皆さまに地震や活断層への理解を深めていただき、今回の展示が災害への備えのきっかけになることを願い、9月18日(月祝)まで会期を延長いたします。
 この機会にぜひお越しください。


展示は終了いたしました。ご来場ありがとうございました。

◆ 変更後の会期◆
平成29年7月29日(土)~9月18日(月祝)
※休館日:月曜日(ただし9月18日は祝日のため開館)
※開館時間:午前9時30分から午後5時まで(変更なし)


■会 場
大阪市立自然史博物館 本館2階 イベントスペース

■観覧料
常設展入館料(大人300円、高校生・大学生 200円)
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ-生き物のにぎわいとその恵み-」と常設展とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。


テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」についてはこちらをご覧ください

http://www.omnh.net/whatsnew/2017/07/2016_1.html

テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」 を開催します
2017年07月12日

 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月29日(土)から9月10日(日)まで、テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」を開催します。


 私たちの暮らす日本列島は、住みやすい平野や風光明媚な山々があり、豊かな自然に恵まれています。一方で、地震や火山噴火などの自然災害がとても多い地域でもあります。2016年熊本地震で大きな被害を受けた熊本県やその周辺地域もまた、例外ではありませんでした。2016年熊本地震は、最近の研究で数千年に一度の割合で大地震が起きることが分かっていた活断層で起きました。

 この展示では、「熊本地震でどんなことが起きたのか」、「活断層や地震の研究がどのように進んでいるのか」について、第一線で調査活動を行った国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター作成のパネルを用いてご紹介します。

 また、大阪周辺の活断層の情報についても展示し、地震災害に対しどのような備えができるのか考えてみます。東日本大震災以降、大阪市立自然史博物館も参加して活動している博物館のネットワークによる標本レスキューや、認定特定非営利活動法人大阪自然史センターなどと共同で行った大規模災害被災地の博物館復興支援活動の最近の様子についてもご紹介します。

 この展示が、市民の皆さんが地震や活断層への理解を深め、災害への備えをするきっかけとなることを願っています。




テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」


■会 期
平成29年7月29日(土)~9月10日(日) →9月18日(月祝)まで延長します

※開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

■休館日
月曜日(ただし月曜日が休日の場合はその翌日、8月14日(月)は臨時開館)

■会 場
大阪市立自然史博物館 本館2階 イベントスペース

■観覧料
常設展入館料(大人300円、高校生・大学生 200円)
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ-生き物のにぎわいとその恵み-」と常設展とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。

■主 催
大阪市立自然史博物館

■後 援
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター

■協 力
全国科学博物館協議会、認定特定非営利活動法人大阪自然史センター


<産業技術総合研究所地質標本館での展示>

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国際学術シンポジウム「人と植物の共生 ―都市の未来を考える―」を開催します
2017年05月17日

 自然史博物館では、大阪市立大学と共催で、国際学術シンポジウム「人と植物の共生 ―都市の未来を考える―」を開催します。是非ご参加ください。

 都市緑化は、健康・防災・文化に深く関わる課題として、世界の多くの大都市が真剣に取り組んでいます。なかでも緑地の割合が極めて低い大阪にとっては特に重要な課題と言えます。本シンポジウムでは、都市環境問題に造詣が深い研究者や植物園の運営などに関わる研究者を演者としてお招きし、都市社会における人と植物の共生のあり方と将来像について議論します。
 都市緑化、自然と文化、生物多様性などに関心のある方はぜひご参加ください。


■公開講演会【英語同時通訳付き】参加無料【要申込み】
日時:2017年6月10日(土) 9:30-16:00
会場:大阪市立大学・田中記念館ホール
交通:JR阪和線「杉本町(大阪市立大学前)駅」下車、東へ徒歩5分
   地下鉄御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約20分

「日本の都市における植物と人間と可能性」  Barrie Shelton(シドニー大学 名誉教授)
「緑と共生する都市デザイン」 嘉名 光市(大阪市立大学 工学研究科教授)
「街路樹がつくる歩行空間の熱環境」 鍋島 美奈子(大阪市立大学 工学研究科准教授)
「世界最古のパドヴァ大学植物園の歴史」 Barbara Baldan(パドヴァ大学 教授、パドヴァ大学植物園長)
「インドネシアにおける新植物園の発展:植物多様性の保全と国の活性化」 idik Widyatmoko(ボゴール植物園長)
「シンガポール:ガーデン・シティからシティ・イン・ア・ガーデンへ」 Shawn KY Lum(シンガポール南洋理工大学 上級講師)
「疲労と抗疲労の科学:みどりの疲労緩和効果を中心にして」  渡邊 恭良(理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター長、 大阪市立大学健康科学イノベーションセンター 所長)
「大阪緑化の未来と大阪市立大学に期待されること」  飯野 盛利(大阪市立大学理学部附属植物園長)


■公開ワークショップ【英語同時通訳付き】【要申込み】
参加無料。ただし、博物館入館料が必要です。
日時:2017年6月11日(日) 10:00-16:45
会場:大阪市立自然史博物館・講堂
交通:地下鉄御堂筋線「長居」駅 南改札口3号出口から東へ約800m
   JR阪和線「長居」駅 東出口から東へ約1km

◆10:00~13:00 第1部「森の歴史と植物多様性から学ぶ」
 植物化石から見た森の歴史から、現在の森における植物多様性までを俯瞰し、これからの都市における人と植物のより良い関係を考察します。
第2部◇文化創造性から学ぶ
【司会】
戸部 博(京都大学名誉教授、日本植物学会前会長)
【演者】
Shawn KY Lum(シンガポール南洋理工大学 上級講師)、Didik Widyatmoko(ボゴール植物園 園長)、百原 新(千葉大学 教授)、久山 敦(咲くやこの花館 館長)、加藤 雅啓(国立科学博物館 元植物園長)、伊東 明(大阪市立大学理学研究科 教授)、佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館 学芸課長代理)
<講演タイトルは後日お知らせします>

◆14:00~16:45 第2部「文化創造性から学ぶ」
 奈良県が開発した「杉」を使ったバイオリンや大阪市大のシンボルツリーである「メタセコイア」を使ったギター、「ホップ」を利かしたクラフトビール、モンゴル発祥のカルピスなどを事例として、植物と人とのクリエィティブな関係を議論します。また、植物(樹木)や健康、防災を結びつけるものが文化であることを示します。
【司会】
岡野 浩(大阪市立大学都市研究プラザ 教授)
【演者】
Hans Thomsen(チューリッヒ大学 教授)、Franz Waldenberger(ミュンヘン大学 教授)、馬 玉明(内モンゴル農業大学 教授)、李 庚(京都造形芸術大学 教授)、有山 麻衣子(奈良県森林技術センター 主任研究員)、塩崎 雅亮(ギター製作家)
<講演タイトルは後日お知らせします>


6月3日までにお申込みください。
【申込み方法】
電話、FAX、電子メールのいずれかの方法で、①氏名、②連絡先、③参加希望日 をご連絡ください。
【申込先】
 大阪市立大学 理学部附属植物園
 TEL:072-891-2681 FAX:072-891-7199
 電子メール:sympo@sci.osaka-cu.ac.jp
 担当:飯野・植松・厚井

詳しくは、
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/event/2017/170610-170611
をご覧ください。

主催:大阪市立大学国際シンポジウム「人と植物の共生 -都市の未来を考える-」組織委員会
共催:日本植物園協会、日本WHO協会、大阪市立自然史博物館
後援:大阪市・交野市・大阪府
助成:日本万博博覧会記念基金、国際花と緑の博覧会記念協会

はがきでの行事のお申込みについて
2017年05月06日

6月1日より、はがきの料金が改訂されます。
行事をはがきでお申込みされる際はご注意下さい。

下記の行事のお申込につきましては、返信が6月になるため、返信用はがきの料金は62円になります。
6/18(日)  テーマ別自然観察会「高槻のカエル探し」
6/25(日) プロジェクトA 観察会「淀川河川敷の外来生物」
7/2(日) やさしい自然かんさつ会「はじめてのキノコ」

公開シンポジウム「生物学における動画・音声データのアーカイブ - その意義と課題」
2017年02月02日

生物学では、研究過程で動画や音声データを記録し、利用することが以前から行われてきました。いくつかの博物館や研究機関では、それらのデータを体系的に収集し、保存することも行われています。一方で、デジタル化による記録媒体のめまぐるしい移り変わりとデータ数量の増加、それに伴う収蔵・整理作業の負担増、著作権の複雑化、といった問題も顕在しています。このシンポジウムでは動画・音声データをアーカイブする機関や研究者から最前線の事例をご紹介頂き、その意義と課題を整理しつつ、近年進歩する映像認識技術などの適用も含めた将来展望について議論します。

日時:3月5日(日)13:00〜17:00
会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
        アクセス:http://www.mus-nh.city.osaka.jp/1attention/index.html#kotsu
        花と緑と自然の情報センターは自然史博物館に隣接した建物です。
申込み・参加費:不要
主催:大阪市立自然史博物館
共催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク


【プログラム】

13:00-13:10 趣旨説明

13:10-13:50
「深海生物・環境調査映像のアーカイブとWeb公開」
 齋藤秀亮(国立研究開発法人海洋研究開発機構)

13:50-14:30
「自然の音と音環境コレクション」
 大庭照代(千葉県立中央博物館)

14:30-15:10
「野生チンパンジーの映像エソグラム」
 座馬耕一郎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

15:10-15:30 休憩

15:30-16:00
「生物学の動画・音声アーカイブに共通する意義と課題の整理」
 石田 惣(大阪市立自然史博物館)

16:00-16:40
「映像認識技術の現状と生物映像への適用可能性」
 柳井啓司(電気通信大学大学院情報学専攻)

16:40-17:00 総合討論

17:00 閉会


【各演題要旨】
「深海生物・環境調査映像のアーカイブとWeb公開」
 国立研究開発法人海洋研究開発機構では、保有する潜水船や探査機を用いた深海調査時に深海映像や画像を撮影し、3万時間分以上の映像をアーカイブしている。これらの映像は撮影されている深海生物名などのタグを付け、Webサイト「深海映像・画像アーカイブス」でインターネットに公開している。本発表では、膨大な深海調査映像のアーカイブや公開における当サイトでの取り組みについて紹介する。

「自然の音と音環境コレクション」(大庭照代)
 千葉県立中央博物館では、平成元年に「自然の音と音環境コレクション」の収集を始め、国内外で独自に録音した鳥や虫の個別音と各地の音環境の他、録音家からの寄贈、CD等の出版物等を含む。録音方式や機器の変遷に伴い多様な媒体と音声ファイルを受入れ、WAVEファイル化を行った。生物名や環境等で検索できるデータベース上での試聴を目指す一方、千葉県デジタルミュージアム『音の標本箱』等のプログラムが活用されている。

「野生チンパンジーの映像エソグラム」(座馬耕一郎)
 アフリカに生息する野生チンパンジーの長期調査地では、道具使用行動や社会行動など、さまざまな「社会的学習を必要とする行動」が報告されており、地域間で共通する/異なる行動は、チンパンジーの文化として知られている。本発表では、野生チンパンジーの多様な行動レパートリーを文字による記載と映像による記録で収めた“Chimpanzee Behavior in the Wild”の編纂経緯を紹介する。

「生物学の動画・音声アーカイブに共通する意義と課題の整理」(石田 惣)
 体系的に収蔵登録された動画・音声データは、研究者のマイニングによって新たな研究資源になる可能性があり、教育での活用も期待できる。一方、動画・音声を検索可能とするためのメタデータ付与の手間、ファイル形式の選択、データの保存方法、著作権者からの許諾条件の設定等が共通の課題と言えそうだ。私たちが行った研究者へのアンケート調査の結果も踏まえて、それぞれの課題について解決の道筋を探ってみたい。

「映像認識技術の現状と生物映像への適用可能性」(柳井啓司)
 コンピュータビジョンの研究コミュニティでは、50年以上に渡って画像・映像認識の研究が続けられて来たが、近年の深層学習の登場により、その技術は飛躍的な発展を遂げつつある。本講演では、主に映像認識に関して、最新の技術および研究例を紹介し、生物動画への適用可能性について考察する。

【シンポジウムに関する問合せ】
大阪市立自然史博物館 石田 惣
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
tel:06-6697-6221 / fax:06-6697-6225
e-mail: iso@mus-nh.city.osaka.jp

※本シンポジウムはJSPS科研費(JP15H02955「動画を博物館の『標本』として収集・収蔵・利用公開するための課題解決と環境整備」)の進捗及び成果報告として行うものです。

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12月17日昆虫学公開研究発表会のご案内
2016年12月09日

昆虫学公開研究発表会(日本昆虫学会近畿支部2016年度大会・日本鱗翅学会近畿支部第154回例会)
を大阪市立自然史博物館本館の講堂で開催します。
近畿各地の研究機関や大学で行われている昆虫研究の最新情報を知るチャンスです。学会発表の形式で行われますが、学会会員以外の方も聴講できます。植物園入園口から入場ください(大人300円)。

主催:日本昆虫学会近畿支部・日本鱗翅学会近畿支部
共催:大阪市立自然史博物館
日時:12月17日(土)11時から
会場:大阪市立自然史博物館 講堂

問合せ:松本(昆虫研究室)


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きしわだ自然資料館で巡回展「イチ押し!瀬戸内海の自然トピックス」を開催します
2016年11月02日

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 大阪市立自然史博物館では、2012年以来、瀬戸内海沿岸の博物館・水族館・研究機関と連携し、瀬戸内海の自然の調査研究や資料収集、観察会を行ってきました。この巡回展では、連携活動を通じて得られた情報や標本資料を基に、標本、レプリカ、模型、写真、解説パネルなどを使って、私たちが「イチ押し」だと思う瀬戸内海の特徴的な自然をトピック形式でご紹介します。第1回目を倉敷(8月)で行いましたが,第2回目として以下の巡回展を岸和田で開催します。

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巡回展「イチ押し!瀬戸内海の自然トピックス」

○会期
2016年11月3日(木曜日・祝日)~11月29日(火曜日)
期間中の休館日:月曜日・11月4日・11月24日

○時間
10時00分~17時00分 入館は16時00分まで

○会場
きしわだ自然資料館1階ホール 大阪府岸和田市堺町6-5

○アクセス
南海本線岸和田駅から徒歩15分

○料金
無料(2~3階の常設展示見学は有料)
4歳以下の幼児の入館は、保護者同伴でお願いします

○主催
きしわだ自然資料館・大阪市立自然史博物館

○主な展示物
瀬戸内海の地形の模型、浜辺で見られるウスバカゲロウ(アリジゴク)の拡大模型、ハマボウの模型、シギ・チドリ類の剥製,サワラなどの実物模型、イカナゴの樹脂包埋標本、岸和田市沖の阪南二区人工干潟の海産動物、マガキ養殖で吊り下げられたマガキ実物標本、タコ壺、マテ突き(香川県のマテ貝漁)、ジャリン(大分県のハマグリ漁)などの漁具など

※なお、この巡回展及び連携事業はJSPS科研費により実施しています(基盤研究A 課題番号JP24240113「自然史系博物館等の広域連携による『瀬戸内海の自然探究』事業の実践と連携効果の実証」、研究代表者:波戸岡清峰)

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