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「メガ恐竜展2017」大阪南港ATCにて7/25(火)開幕です
2017年07月22日

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平成29年7月25日(火)~9月3日(日)の期間、『メガ恐竜展2017』を、大阪南港ATCホールにて開催いたします。
会期中は様々なイベントを予定しており、自然史博物館の学芸員によるギャラリートークや、恐竜エキスパートたちによる講演会も開催します。




◆ギャラリートーク◆

大阪市立自然史博物館の学芸員が会場で展示の見どころを解説いたします。


【日時】
7月27日(木) ①午前10時~ ②午後1時~
8月4日(金)  ①午前10時~ ②午後1時~
8月9日(水)  ①午前10時~ ②午後1時~
(各回30分)

【場所】
「メガ恐竜展2017」展示室内

【参加費】
無料。(ただし、メガ恐竜展2017のチケットが必要です)

【参加方法】
各回、開始5分前までに、展示室入り口のタイトルバナー前にお越しください。

【解説者】
大阪市立自然史博物館 川端清司学芸員(8月4日)
大阪市立自然史博物館 田中嘉寛学芸員(7月27日、8月9日)



◆恐竜エキスパート講演会~巨大恐竜の謎にせまる~◆

米国やモンゴルなど世界中のフィールドで活躍する小林快次・北海道大学総合博物館准教授と、メガ恐竜展2017の監修をした林昭次・岡山理科大学講師の講演会開催が決定しました。展示解説を織り交ぜながら、恐竜が巨大化した謎を解き明かします! また小林教授が携わる、北海道・むかわ町で発掘された国内最大の恐竜全身骨格の化石、通称「むかわ竜」の話題も登場します。


【日時】
7月29日(土) 午後1時開演(午後0時30分開場)

【場所】
大阪南港ATCホール・Dホール(メガ恐竜展2017 会場内)

【参加費】
無料。(ただし、メガ恐竜展2017のチケットが必要です)

【参加方法】
正午より、会場(Dホール)前で整理券(定員200人)を配布します。

【内容】

○午後1時~1時40分
「竜脚類恐竜はなぜ巨大化できたのか?」 林 昭次・岡山理科大学講師
竜脚類恐竜は生物進化史上、最大の陸上脊椎動物です。なぜ他の脊椎動物よりも巨大化できたのでしょうか?最新の学説をもとに、その謎に迫ります。


***** 午後1時40分~2時 休憩 ******


○午後2時~午後2時40分
「巨大植物食獣脚類の進化と生態」 小林快次・北海道大学総合博物館准教授
肉食恐竜全般を表す「獣脚類」。その獣脚類の中で、植物食に植生を変えて巨大化した恐竜たちがいた。その進化と巨大化について、モンゴルの恐竜に注目しながら紹介します。北海道・むかわ町で発掘された国内最大の恐竜全身骨格、通称「むかわ竜」の話題にも触れます。


○午後2時40分~午後3時  小林博士と林博士への質疑応答




○小林快次(こばやし よしつぐ)

北海道大学総合博物館 准教授。1971年福井県生まれ。米国ワイオミング大学地質地学物理学科を飛び級で学士優秀賞を取得し、米国テキサス州サザインメソジスト大学地球科学学科で博士号を取得。毎年アラスカ・カナダ・モンゴルで恐竜化石の発掘調査を行い、恐竜が鳥へと進化する過程を研究している。

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○林 昭次(はやし しょうじ)

岡山理科大学 講師。博士(理学)。1981年、大阪府生まれ。北海道大学大学院理学院自然史科学専攻修了。専門は古脊椎動物学。とくに骨の内部構造に着目することで、恐竜類をはじめとした大型脊椎動物の生態や生理の進化の解明に取り組んでいる。(写真: ©的野弘路)

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その他のイベントについても「メガ恐竜展2017」ホームページでご案内しております。
「メガ恐竜展2017」イベント情報 → http://mega2017.jp/event.html


ミニガイド No.30「瀬戸内海の海浜植物」を刊行します
2017年07月20日

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 ミニガイド No.30「瀬戸内海の海浜植物」を平成29年7月22日(土)に刊行します。

 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月15日(土)から夏の特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ-生き物のにぎわいとその恵み-」を開催しています。この特別展に合わせて瀬戸内海沿岸の海浜植物の入門書としてミニガイドNo.30「瀬戸内海の海浜植物」を作成しました。

 瀬戸内海沿岸に生育する海浜植物と、内陸にも生育するが海浜でよく見られる植物計41種、塩湿地に生育する植物13種について約200枚のカラー写真を用いて紹介しています。海辺で出会った植物の名前を調べるための手引きになるだけでなく、その生態や人による利用も含めて様々な情報を掲載しており、瀬戸内海の海浜植物を知るためには欠かせない書籍です。また、夏休みの自然観察や自由研究にもピッタリです。




■目次(抜粋)

本書での瀬戸内海の範囲・・・・・・・・・・・2
海浜植物の生態・・・・・・・・・・・・・・・3
図鑑ページの見方・・・・・・・・・・・・・・6
海浜植物の紹介・・・・・・・・・・・・8~39
塩湿地の植物の紹介・・・・・・・・・40~44
オススメ観察ポイント・・・・・・・・46~47
瀬戸内海の海岸植物一覧・・・・・・・48~49

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(中ページ見本)


■書籍情報

ミニガイド No.30「瀬戸内海の海浜植物」
著 者   横川昌史(大阪市立自然史博物館)、澤田佳宏(兵庫県立淡路景観園芸学校)
価 格   500円(税込)
判 型   横113×縦182mm(ほぼ新書サイズ) 50ページ
発 行   大阪市立自然史博物館


■入手方法

博物館ミュージアムショップおよびネットショップにて販売

大阪市立長居植物園及び大阪市立自然史博物館の出入口の変更について
2017年07月19日

 平素は、長居植物園及び自然史博物館にご来場いただき、誠にありがとうございます。

 長居植物園及び自然史博物館では平成13年度から共同して、①「大阪の自然のすべての情報を知ることできる場」②「自然と人とのかかわりを知ることができる場」③「人々のふれあいとみどりの情報の交流が活発に行われる場」④「花と緑のひとづくり、まちづくりを推進する場」として設立された「花と緑と自然の情報センター」を運営してきました。

 情報センター設立以降、植物園と自然史博物館への出入口は、「長居植物園正面出入口」と「花と緑と自然の情報センター」の2カ所設けて参りました。

 今後、さらに、情報センターが花や緑や自然に関する情報発信機能を充実させるとともに、人々の交流の場となることを目指して、平成29年8月1日(火)から長居植物園正面出入口を休止し、「花と緑と自然の情報センター」1ヵ所にさせていただきます。

 なお、遠足シーズンの学校園の団体利用につきましては、従前どおり「植物園正面出入口」をご利用いただけます。

 今後とも魅力ある施設となるよう努めてまいりますので、引続きご愛顧のほどよろしくお願い申しあげます。

大阪市立長居植物園
大阪市立自然史博物館


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特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ –生き物のにぎわいとその恵み-」本日開幕です!!
2017年07月15日

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本日7月15日(土)から、特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ –生き物のにぎわいとその恵み-」を開催します。

 西日本の中心に広がる瀬戸内海は、外海とは切り離された、全体としては波の穏やかな海です。 しかし、そこには700を超える島々、海峡、複雑な海底地形があり、さらには潮流を生み出しています。 このような環境は、瀬戸内海に豊かな海の恵みと高い生物多様性をもたらしています。 沿岸にすむ人々は、古くからその恩恵を受けて暮らしてきました。大阪市立自然史博物館では瀬戸内海沿岸の博物館・水族館等と連携し、 2012年から5年をかけて市民参加の観察会や調査会などを行い、多くの情報や標本資料を蓄積してきました。 今回の特別展では、私たちが瀬戸内海で見つけてきた多様で魅力的な自然、そして恵みを存分にご紹介します。全長約7メートルのザトウクジラの全身骨格標本も登場します。


特別展HPはこちら→http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2017setonaikai/




関連イベントも開催しますので、展示と合わせてお楽しみください。




◆特別展記念講演会「生き物のくらしとつながりからさぐる瀬戸内海の生態系」◆

瀬戸内海では、昔にくらべて減った生き物もいれば、増えた生き物もいます。この背景をさぐるには、生き物のくらしや、生き物どうしのつながりに着目する必要があります。このくらし・つながりの視点から調査に取り組まれているお二人をお招きし、その事例をわかりやすくお話しいただきます。


○日 時:7月15日(土) 午後2時~4時30分
○場 所:自然史博物館 本館 講堂 (←特別展会場と建物が異なります。ご注意ください。)
○対 象:どなたでも参加できます
○参加費:無料(ただし博物館入館料が必要)
○内容:
演題:「播磨灘の漁場環境変化による漁業生産への影響とその対策」
講師:原田和弘氏(兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター)
瀬戸内海の漁場環境は、かつての汚濁が進んだ時代と比べると改善してきましたが、ノリ生産の不調や漁獲量減少などの問題が生じています。講演では播磨灘を例に、漁場の環境変化が漁業生産に与えている影響を紹介します。

演題:「瀬戸内海の腕足類」
講師:吉松定昭氏(元香川県水産試験場)
腕足類は古生代に繁栄していましたが、現生種は約350種とされます。現在、瀬戸内海にはシャミセンガイの一種を含む2種が生息しています。最近観察例が増加している生息状況の推移を、プランクトン期幼生の調査結果を交えて紹介します。

○共催:大阪湾海岸生物研究会




◆特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」ギャラリートーク◆

展示を担当したさまざまな分野の学芸員が、テーマを絞った展示解説を行います。
第1回目の7月15日のテーマは「無脊椎動物」です。

○日 時:7月15日~10月14日の毎週土曜日  午後0時30分~1時
○場 所:特別展会場(自然史博物館 ネイチャーホール)
○集 合:参加希望者は開始5分前までに特別展会場入口付近に集合してください
○対 象:どなたでも参加できます
○参加費:無料(ただし特別展観覧料が必要)

各回のテーマなど詳細はこちら

特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」×「メガ恐竜展2017」相互割引を実施します
2017年07月14日

それぞれの展覧会の会期中、会場のチケットカウンターにて下記のチケットを提示すると、当日入場券が割引料金で購入できます。


◆大阪市立自然史博物館 特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」でのチケット割引◆

【実施期間】
平成29年7月15日(土)~10月15日(日)

【割引内容】
大人 500円→400円、大学生・高校生 300円→200円

【提示チケット】
1.「メガ恐竜展2017」前売券
2.「メガ恐竜展2017」当日観覧券の半券



◆「メガ恐竜展2017」でのチケット割引◆

【実施期間】
平成29年7月25日(火)~9月3日(日)

【割引内容】
一般 1,600円→1,500円、3歳~中学生 900円→800円

【提示チケット】
1.特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」観覧券
2.特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」キャンパスメンバーズ(学生・職員)観覧料受領済証
  (学生証・職員証のご提示ではなくではなく、会場でお渡しする上記チケットをご提示ください)
3.特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」再入館券
4.特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」期間内フリーパス



【共通注意事項】
★1枚につき1名様限り有効です。
★他の割引券・割引サービスとの併用はできません。
★「メガ恐竜展2017」前売券購入時には適用できません。会場での当日券購入時に限ります。


特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」HP
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2017setonaikai/


「メガ恐竜展2017」HP
mega2017.jp

特別展 「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」の目玉展示・ザトウクジラ(オス・全身骨格標本)の愛称を募集します!
2017年07月13日

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募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございます。

結果については9月16日(土)13:00~ 特別展会場内にて発表します。
(詳細はこちら


 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月15日(土)から10月15日(日)まで、特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」を開催します。会期中、会場では目玉展示であるザトウクジラ(オス・全身骨格標本)の愛称を募集します

 今回展示するザトウクジラは、平成27年9月、泉南郡岬町に死亡漂着したもので、全長約7メートルのオスです。自然史博物館ではこのザトウクジラを回収し、解体して骨格標本として収蔵していました。今回の特別展開催にあたり、骨格を組み立て、全身骨格標本として初めて公開します。

 自然史博物館の玄関前ポーチでは、ナガスクジラの全身骨格標本と、マッコウクジラの全身骨格標本を、ポーチの屋根から吊り下げて常時展示しています。この2体には、市民の方から募集し決定した、「ナガスケ」と「マッコ」という愛称がついています。
 今回愛称を募集するザトウクジラも、博物館の標本として愛着を持っていただけるよう、命名することになりました。皆様、特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」の会場にて、ぜひご応募ください。


以下、愛称募集についての詳細です。

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<応募・選考>

■応募方法
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」会場内に設置した応募用紙にご記入のうえ、会場内の応募箱に投函いただきます。

<記入事項>
・愛称(読み方も)
・愛称に込めた想いやキャラクター設定など
・応募者の住所、氏名、年齢、性別、電話番号
※愛称の応募件数は、お一人様3点までとさせていただきます。


■応募期間
平成29年7月15日(土)~平成29年9月3日(日)


■対  象
どなたでもご応募いただけます。


■選  考
自然史博物館内のザトウクジラ愛称選考委員会で選考し、決定します。


<結果発表>

■発 表 日
平成29年9月16日(土)(予定)


■発表方法
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」会場内にて発表します。また、自然史博物館ホームページでも発表します。
選考決定した愛称の応募者には、事前に個別に連絡のうえ、結果発表の当日、会場にて記念品の贈呈を予定しております。また、決定した愛称の応募者以外の方への結果発表については、自然史博物館ホームページでの愛称決定の発表をもって代えさせていただきます。なお、同一の愛称への応募が多数の場合は、抽選にて3名様までとさせていただきます。


■その他
・決定した愛称に関する一切の権利は、大阪市立自然史博物館に帰属します。
・応募スペースにお入りいただくには、特別展観覧料が必要となります。


■問い合わせ
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
大阪市立自然史博物館
TEL 06-6697-6221  FAX 06-6697-6225

テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」 を開催します
2017年07月12日

 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月29日(土)から9月10日(日)まで、テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」を開催します。


 私たちの暮らす日本列島は、住みやすい平野や風光明媚な山々があり、豊かな自然に恵まれています。一方で、地震や火山噴火などの自然災害がとても多い地域でもあります。2016年熊本地震で大きな被害を受けた熊本県やその周辺地域もまた、例外ではありませんでした。2016年熊本地震は、最近の研究で数千年に一度の割合で大地震が起きることが分かっていた活断層で起きました。

 この展示では、「熊本地震でどんなことが起きたのか」、「活断層や地震の研究がどのように進んでいるのか」について、第一線で調査活動を行った国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター作成のパネルを用いてご紹介します。

 また、大阪周辺の活断層の情報についても展示し、地震災害に対しどのような備えができるのか考えてみます。東日本大震災以降、大阪市立自然史博物館も参加して活動している博物館のネットワークによる標本レスキューや、認定特定非営利活動法人大阪自然史センターなどと共同で行った大規模災害被災地の博物館復興支援活動の最近の様子についてもご紹介します。

 この展示が、市民の皆さんが地震や活断層への理解を深め、災害への備えをするきっかけとなることを願っています。




テーマ展示「パネルで見る2016年熊本地震 活断層に備えよう」


■会 期
平成29年7月29日(土)~9月10日(日) →9月18日(月祝)まで延長します

※開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

■休館日
月曜日(ただし月曜日が休日の場合はその翌日、8月14日(月)は臨時開館)

■会 場
大阪市立自然史博物館 本館2階 イベントスペース

■観覧料
常設展入館料(大人300円、高校生・大学生 200円)
特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ-生き物のにぎわいとその恵み-」と常設展とのセット券は、大人700円、高校生・大学生400円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。

■主 催
大阪市立自然史博物館

■後 援
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センター

■協 力
全国科学博物館協議会、認定特定非営利活動法人大阪自然史センター


<産業技術総合研究所地質標本館での展示>

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ヒアリ・アカカミアリについて
2017年07月07日

マスコミなどでも報道されているとおり、兵庫県尼崎市・神戸市などとともに、大阪市においてもコンテナヤードなど港湾部で「ヒアリ」、「アカカミアリ」が発見されました。

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北米産ヒアリ(大阪市立自然史博物館標本)
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 写真 は クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

ヒアリは毒針を持ち、刺されると火傷のような激しい痛みを生じるため“火蟻”の名があります。刺された場合にアレルギー反応により死に至ることもあるため、世界各地で大きな問題になっています。 国際自然保護連合では世界の侵略的外来種ワースト100に定められており、また外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)では特定外来生物に指定されています。

・ヒアリの場合、少しでも刺激すると、かなり攻撃的な反応をしめすので、アリ塚(巣)は刺激しない。
・ヒアリを素手で触らない。
・刺された場合、強い痛みがあり、水疱ができて周りが赤く腫れますが、ほとんどの場合命の危険はありません。ただし極めてまれに、アナフィラキシーショック(アレルギー反応)を起こす可能性があるため、刺された場合、数分から数十分の間は注意深く様子を見て、動悸やめまい、呼吸困難といった症状が出たらすぐに病院で治療を受ける必要があります。これはハチに刺された場合と同様の処置になります。

自然史博物館では大阪市危機管理室などと連携して、ヒアリに関する情報提供を行っています。
博物館でも数日中に当館所蔵の北米に侵入したヒアリの標本を用いて、ミニ展示を行う予定です。

なおヒアリに対する対処やこれまでの経過などは以下の大阪市ホームページに集約されています。

大阪市ホームページ ヒアリ(火蟻)、アカカミアリに関するお知らせ
http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000404103.html

以下のサイトにはヒアリに関する情報が集約されています。ご活用ください。

環境省 ストップ・ザ・ヒアリ 
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf

国際社会性昆虫学会日本地区会 ヒアリに関するFAQ 
https://sites.google.com/site/iussijapan/fireant

兵庫県立人と自然の博物館 兵庫県内で発見された特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)について
http://www.hitohaku.jp/exhibition/planning/solenopsis2.html

特別展 「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」に目玉展示 「ザトウクジラ全身骨格標本」が登場します
2017年07月04日

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 大阪市立自然史博物館では、平成29年7月15日(土)から10月15日(日)まで、特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」を開催します。会場では今回の特別展の目玉となるザトウクジラの全身骨格標本を展示します。


 今回展示するザトウクジラは平成27年9月、泉南郡岬町に死亡漂着したもので、全長約7メートルのオスです。自然史博物館ではこのザトウクジラを回収し、解体して骨格標本として収蔵していました。今回の特別展開催にあたり、骨格を生きている時の姿に復元し組み立て、全身骨格標本として初めて公開いたします。

 迫力ある全身骨格標本が間近で見られる貴重な機会です。7月15日(土)開幕の特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ −生き物のにぎわいとその恵み−」へぜひお越しください。


特別展「瀬戸内海の自然を楽しむ」HP
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2017setonaikai/


プレスリリースはこちら

大阪市立自然史博物館のアルバイト募集について(図書業務)※受付は終了しました
2017年06月30日

大阪市立自然史博物館では、図書関係の業務を行うアルバイトを募集します。

受付期間:平成29年6月30日(金)から7月12日(水)17:00 必着

募集内容、応募方法等の詳細は、公益財団法人大阪市博物館協会ホームページをご覧ください。
http://www.ocmo.jp/manage/5984/


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