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いよいよ、ホネホネサミット
2009年08月12日

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連日大変好評を頂いている第39回特別展「ホネホネたんけん隊〜ホネで学ぶ、ホネで楽しむ〜」ですが、いよいよ「ホネホネサミット2009」が平成21年8月22日(土)、23日(日)に開催されます。
ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人、その他さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている人たち、そしてホネに興味のある人たちが交流するイベントです。
いろいろな団体や個人が、それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、皮むきや骨取り技術を紹介します。ホネの魅力や動物の死骸を標本として残すことの意義を知ってもらう機会にしたいと考えています。
より深く「ホネホネたんけん」をしていただける機会として動物に興味のある多くの方のご来場をお待ちしています。

入場無料でご覧いただけます。
詳しくは
http://www.omnh.net/npo/hone2009/
をご覧ください。

「きのこのヒミツ」展注目の展示品紹介 その1今関六也氏による菌類スケッチ
2009年08月12日

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 9月19日から開催する「きのこのヒミツ」展、こちらではたくさんの標本とともに研究者たちによるキノコスケッチも紹介します。こちらはその中の1点、今関六也氏によるタマノリイグチの図です。
こうした菌類スケッチの中には、さまざまな図鑑の元絵に担っているものも見られます。
こうした絵は、絵師ではなく、今関氏自らが筆を執ったものです。
 研究者たちが観察したキノコの姿を何に着目して描き、どういう特徴を示そうとしたのか。単なる絵画でなく、また単なる記載でもなく、研究者の目線と感性を読み取ることができます。
今回の特別展はたくさんのこうした観察図、記録をも展示していきます。お楽しみに。

イベントもいっぱい「きのこのヒミツ」展は9月19日から
2009年08月04日

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大阪市立自然史博物館では、平成21年9月19日(土)~11月3日(火・祝)に、特別展「きのこのヒミツ ~きのこで世界はまわってる~」を花と緑と自然の情報センター2階ネイチャーホールで開催します。また、会期中には関連イベントとして、講演会やセミナー、ワークショップ等も予定しています。

 森にそっと生えるキノコ。ふしぎ、ちょっと怖い、でも何か気になるキノコ。妖しい、というイメージの裏には「よくわからない存在」という印象があるのではないでしょうか。この特別展ではキノコをゆたかな土壌生態系の象徴としてとりあげます。驚くほど他の生き物と密接に絡まるその生活や、自然の中でのリサイクルの役割を知っていただくとともに、多様な色や造形を楽しんでいただきます。キノコは、生き物とつながりあい、リサイクルする。「キノコで世界(生態系)はまわってる」のです。キノコを幻想に閉じこめるのでなく、身近な自然を楽しむきっかけにしていただければ幸いです。

 今回の特別展では、独自の加工で、キノコの生の状態の色・面白い形・存在感を維持した凍結乾燥標本を多用し、オブジェのような美しさを持つ樹脂包埋標本、そして日本を代表する菌類図鑑の著者である本郷次雄氏や今関六也氏が研究をもとに自ら克明に描いた彩色画や、菌類研究に生涯を捧げたアマチュア菌学者吉見昭一氏や青木実氏の顕鏡図などで菌類の多様性とそれに取り組む研究を示します。さらに国立科学博物館の協力により南方熊楠氏による菌類標本と記録も展示します。
また土の下で繰り広げられる、分解過程や、植物や動物との共生、シビアな寄生などさまざまな菌と他の生き物の関係を、興味深いエピソードとともに、観察に基づいた精密な模型などを用いたわかりやすくビジュアルな展示で紹介します。土壌動物学会の協力を得てキノコを食べ、時にキノコを利用するふしぎな「土壌動物の世界」もあわせて紹介します。

きのこのヒミツ展ホームページは
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2009kinoko/index.html
ですどうぞご期待下さい
プレスリリース(PDF352KB)

「ホネホネたんけん隊」好評開催中
2009年07月06日

tirasi.jpg 7月4日いよいよ開幕した特別展「ホネホネたんけん隊」。多くのメディアにも取り上げられているので目にした方もいるかも知れません。
 ホネを使って学んだり、楽しんだり、ホネを見る視点を提案するこの特別展。でもなにより、この特別展は、特に「実物の魅力」を強く感じる特別展ではないかと思います。会場に入ると、きっとそのディティール、存在感、機能美に圧倒されます。
 どうぞその目で、体験してみてください。
特別展ホームページは
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/tokuten/2009hone/index.html

「子どもが元気!大阪が元気!」キャンペーン、この夏は大阪市立自然史博物館をたっぷり楽しんでください
2009年07月06日

 大阪市・大阪府・(財)大阪観光コンベンション協会では、新型インフルエンザの影響を打破し「元気な大阪」をアピールするために大阪観光キャンペーン「いらっしゃーい!大阪」を実施しているところです。これは、大阪の観光関連産業にマイナス影響を及ぼしている風評による被害を払拭し、来訪客数を回復させる目的で実施するもので、とくに子どもたちが元気を取り戻すように「子どもが元気!大阪が元気!キャンペーン」に取り組んでいます。
 この一環として大阪市立自然史博物館の常設展、ならびに特別展「ホネホネたんけん隊」も7/18(土)~8/26(水)の間、入館料が大人、子どもとも無料となります。
 なお月曜日(祝の場合は開館)、7/21は休館となりますのでご注意ください。また、上記以外の期間は常設展、特別展ともに有料となりますのでご注意ください。
 この機会に多くの方に大阪を訪れていただき、中でも大阪市立自然史博物館の魅力に触れていただければと思います。
夏休み期間中に来館された中学生以下の方(毎日先着50名)には8ON(エイトオン)特製ブロックメモなどの特典もあります。
詳しくはhttp://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000044118.html
をごらんください。

ホネホネ展大人向けワークショップ
2009年05月30日

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「ホネホネたんけん隊」展の関連イベントとして「ホネホネ”アート”ワークショップ」を行います。

アート気分でホネに触れあう貴重な機会です。しかも、大阪市立自然史博物館につくった作品をホネたちと一緒に展示できます。是非ご参加下さい!今回はいつもの子どもワークショップと少し異なり、アートなアプローチです。

◆名称◆ホネホネ“アート”ワークショップ

◆講師◆池田朗子(美術家)、西澤真樹子(なにわホネホネ団)

◆日時◆
(1)かたどり2009年6月28日(日)13:00〜17:00
(2)かざりつけ2009年7月2日(木)18:00〜20:00
(3)かんしょう2009年7月5日(日)14:00〜15:00

◆内容◆
小動物(たぬき、アライグマ等)の骨標本を、石膏で象り、「ホネホネたんけん隊」展2009年7月4日〜8月30日)のサインアート(矢印などの順路案内)をつくります。作品は展覧会終了後に持ち帰れます。


◆対象◆
一般(経験は問わないが、骨や石膏を扱うことに心の準備があり(1)(2)(3)の全日程に参加できる方)

◆参加費◆
無料
※ただし第三回「かんしょう」7月5日(日)には観覧料(大人500円、高校生・大学生300円、中学生以下無料)が必要です。

◆定員◆
20名(定員を超えた場合は抽選)

◆会場◆
大阪市立自然史博物館、ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階(いずれも大阪市東住吉区長居公園 内)

◆企画◆
NPO大阪アーツアポリア
http://artsaporia.exblog.jp/
◆主催◆
大阪市立自然史博物館

●内容詳細●
(1)かたどり
【日時】2009年6月28日(日)13:00〜17:00
【会場】大阪市立自然史博物館 実習室
【内容】骨を観察し、象りし、展覧会のサインアート(矢印など)をつくる。
【持ち物】筆記用具、エプロン(作業服でも良い)、古新聞紙1束、タオル(作業中に汗を拭う等)、牛乳などの1リットル紙パック(つぶさずに)、ナイロン手袋(石膏等での手荒れが心配な方のみ)、マスク(作業中の埃が気になる方のみ)、使わなくなった歯ブラシ1本

(2)かざりつけ
【日時】2009年7月2日(木)18:00〜20:00
【会場】大阪市立自然史博物館 実習室、ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
【内容】第一回でつくったサインアートを色付けして仕上げ、展覧会場に設置します。
【持ち物】筆記用具、エプロン(作業服でも良い)、古新聞紙1束、タオル(作業中に汗を拭う等)

(3)かんしょう
【日時】2009年7月5日(日)14:00〜15:00
【会場】花と緑と自然の情報センター ネイチャーホール2階
【内容】第二回で設置したサインアートを手がかりに展覧会をみんなで鑑賞します。
【持ち物】筆記用具

申し込み方法など、詳しくはイベントページから
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/event.exe?C=0#EO0LRYQ

このワークショップのリーフレット 表(pdf1.6M)
                 裏(pdf1.8M)


特別展「ホネホネたんけん隊」展 関連イベント「ホネホネサミット」のご案内
2009年05月27日

大阪市立自然史博物館では、第39回特別展「ホネホネたんけん隊〜ホネで学ぶ、ホネで楽しむ〜」の会期中の関連イベントとして「ホネホネサミット2009」を平成21年8月22日(土)、23日(日)に自然史博物館の本館とポーチにおいて催します。
ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に、公の財産としてのホネの標本づくりをしている団体や個人、その他さまざまな形でホネの標本づくりに関わっている人たち、そしてホネに興味のある人たちが交流するイベントです。
いろいろな団体や個人が、それぞれが作ったホネの標本を展示したり、活動内容を紹介したり、皮むきや骨取り技術を紹介します。ホネの魅力や動物の死骸を標本として残すことの意義を知ってもらう機会にしたいと考えています。動物に興味のある多くの方のご来場をお待ちしています。
ホネホネサミットオフィシャルサイト
http://www.omnh.net/npo/hone2009/
このほかにも特別展「ホネホネたんけん隊」ではたくさんのイベントを用意しています。
詳しくは以下のチラシやプレスリリースをご覧下さい

ホネホネたんけん隊リーフレット表(PDF840KB)
         リーフレット裏(PDF668KB)

プレスリリースファイル(PDF2.1MB)


やさしい自然かんさつ会「海ベのしぜん」(5/24)は中止します
2009年05月20日

 5月24日(日)に予定していましたやさしい自然かんさつ会「海ベのしぜん」は、新型インフルエンザ感染拡大防止のため中止します。

 新型インフルエンザの発生により、5月24日まで大阪府全域の中学校と高校、大阪市・八尾市・北摂市域では小学校も休校となっていますが、今回の行事にお申込みの方はこれらの地域にお住まいの方が9割を占めています。また申し込みされた方々の約半数は学校の児童・生徒が占めています。休校となった児童・生徒には24日まで外出を控えるよう指導がされていますので、本行事については感染拡大防止のために中止させていただくことにしました。

 なお、代替日程での実施はいたしません。

 本行事を楽しみにされていたみなさんには大変申し訳ありませんが、ご理解とご了承を賜りますよう、お願いいたします。なお、お申込みの方には個別に順次ご連絡を差し上げております。


本行事担当:石田
tel: 06-6697-6221
e-mail: iso@mus-nh.city.osaka.jp

5月23・24日の子どもワークショップ「きょうりゆうはりえ」を中止します  - 新型インフルエンザ感染拡大のため -
2009年05月19日

新型インフルエンザ感染拡大のため、5月23・24日の子どもワークショップ「きょうりゆうはりえ」を中止します

新型インフルエンザの感染がひろがっています。自然史博物館を含む大阪市関係の公共施設は、今のところ、来館者の皆様に衛生管理の注意を呼びかけながら、いつも通り開館しています。

しかし、市立の幼稚園・小学校・中学校・高校などが18日から24日まで全面休校となったため、博物館のような公共施設で実施予定の児童及び生徒を対象とした事業もこの期間は中止するとの方針が大阪市から出されました。

これにもとづき、当館では5月23日(土)、24日(日)に予定していた子どもワークショップ「きょうりゆうはりえ」を中止いたします。

楽しみにされていた皆様には申しわけありませんが、ご理解をお願い申し上げます。

日本鱗翅学会アサギマダラプロジェクト公開シンポジウム・近畿支部例会
2009年05月09日

 5月10日午後に日本鱗翅学会の行事が当館講堂で開催され、会員以外に公開されます。ちょうど第38回特別展「世界のチョウと甲虫」~岡村宏一コレクションのすべて~(4月18日~5月31日)がネイチャーホールで開催中ですので、午前中は特別展を見て、午後1時から近畿支部例会、午後3時半から公開シンポジウムに参加されると効率的と思います。ふるってご参加ください。

●日本鱗翅学会アサギマダラプロジェクト公開シンポジウム
 渡りをするチョウ・アサギマダラについて、アルカロイド類の利用と2008年の調査結果を、わかりやすく解説していただきます。当日、同じ会場で午後1時~3時30分に、日本鱗翅学会近畿支部と渡りチョウを調べる会の合同例会が行われます。アサギマダラについての一般講演も行われる予定ですので、関心のある方は、こちらへも是非、ご参加ください(非学会員の方も、参加できます)。
 日時:5月10日(日) 午後3時30分~午後5時
 場所:自然史博物館 講堂
 お問合せ:昆虫研究室の金沢まで
 お申込:申込みは不要です。直接集合場所・会場へお越しください。
 共催:日本鱗翅学会近畿支部、日本昆虫学会近畿支部、大阪市立自然史博物館
 参加費:無料(ただし博物館入館料が必要)

内容:
1.「アサギマダラの化学生態あれこれ」・・・本田計一(広島大学教授)
2.「2008年のアサギマダラの調査成果報告」・・・金沢 至(当館学芸員)
3.総合討論

●日本鱗翅学会近畿支部例会
13:00~15:30 大阪市立自然史博物館講堂
講演題目(予定。共催:渡りチョウを調べる会・大阪市立自然史博物館)
1.ヤナギ類に潜るコハモグリガ
 ○小林茂樹・広渡俊哉 (大阪府大院・昆虫)・黒子 浩 (阪南市)
2.モモシンクイガの近縁種Carposina niponensisの正体
 ○那須義次(和歌山県)・玉嶋勝範(大分県)・吉松慎一 (茨城県)
3.滋賀県湖北地方での特殊生糸生産と邦楽器糸の絹セリシンの役割
 寺本憲之 (滋賀県)
4.japonicaに対するシロウズスジグロシロチョウという新和名の経緯
 松田真平 (大阪市)
5.大阪府内の都市公園におけるチョウ類群集の変化―19年前との比較―
 ○川崎典晃・石井 実(大阪府大院・昆虫)
6.クロマダラソテツシジミの2008年における兵庫県での分布の推移
 ○森地重博・近藤伸一 (神戸市)
7.天川周辺のアサギマダラ
 平 恵子(アサギマダラを調べる会)
8.池田市の五月山に飛来するアサギマダラ
 今城香代子(池田・人と自然の会)


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